酸菜魚
酸菜魚(サンツァイユー)という料理をご存知だろうか。酸っぱくて辛いスープに白味魚が入った鍋料理である。
プリプリの白身の魚に、ダシのきいたスープの味がぴったり、おススメのグルメだ。
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鱼你在一起
酸菜魚(サンツァイユー)とは、酸湯魚(サンタンユー)とも呼ばれる料理で、中国の重慶が発祥だと言われている。現在では中国各地で食べられるメジャーな鍋料理となっていて、酸菜魚(サンツァイユー)専門レストランも多い。
「鱼你在一起(yu ni zai yi qi)」も有名な酸菜魚(サンツァイユー)専門のチェーンレストランで、深セン市内に何店舗も店を展開している。
「鱼你在一起(yu ni zai yi qi)」というネーミングは「与你在一起(yu ni zai yi qi)」という同音異義語から名付けられたものだ。
「与你在一起(yu ni zai yi qi)」は“あなたと一緒にいる”という意味である。身近で気軽にいけるレストランをアピールしたかったのだろうか。
「鱼你在一起(yu ni zai yi qi)」で酸菜魚(サンツァイユー)を食べてみる
「鱼你在一起(yu ni zai yi qi)」で酸菜魚(サンツァイユー)を食べて来た。数種類のスープから味を選ぶことができる。
今回頼んだのは麻辣のスープだ。
上にブラックペッパーの生の実が乗っていて、なかなか辛そうである。
まずは一口スープを啜ってみる。
…うーむ、うまい、魚のダシがすごくきいている。
濁りのないベースのスープに酸菜(サンツァイ)の酸っぱさ、トウガラシの辛さ、さらにブラックペッパーや山椒の痺れる辛さがうまく配合されている。
お互いの良さを殺すことなく、素晴らしい味を醸し出している。
また、ダシに使った背骨は全て除かれており、骨をいちいち取り除きながら食べる必要がないのも嬉しいところだ。
白身の魚もプリプリ
白身の魚の身が入れられている。ダシを取った後に入れられているので、ダシが抜けたりはしておらず、旨味や弾力が素晴らしい。
さらに、小骨も全くない。
通常、酸菜魚(サンツァイユー)は中国語で“草魚”や“大頭魚”と呼ばれる川魚が使用されており、小骨が多いのがネックである。
しかし、今回食べた酸菜魚(サンツァイユー)の白身魚には一切小骨が見当たらなかった。
小骨を取り除く下処理がしっかりされているからなのだ。
酸菜魚(サンツァイユー)のみで勝負している
この店は酸菜魚(サンツァイユー)のみで勝負している硬派な店だ。和え物みたいなものやサラダ系は置いてるが、それ以外メニューは一切ない。
酸菜魚(サンツァイユー)の味に自信があると言うことなのだ。
確かに、うまい。
酸辣(サンラー)系が好きな人なら絶対に気に入ると思う。
ご飯にめちゃくちゃ合う
酸っぱ辛いスープがご飯にめちゃくちゃ合う。ご飯のおかわりは自由で、ついつい大盛り2杯も食べてしまった。
ご飯も炊きたてで美味しかったので…。
大満足である。
「鱼你在一起(yu ni zai yi qi)」に行こう
「鱼你在一起(yu ni zai yi qi)」はチェーン店でいろんなところにある。機会があれば是非行ってみてほしい。
酸菜魚(サンツァイユー)について過去に詳しく書きました。 ■おすすめ中国料理「酸菜鱼(酸菜魚)」を自宅で簡単に! |
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この記事へのコメント
PMZ
管理人
コメントありがとうございます。酸菜魚は日本ではなかなか食べられない味で美味しいですよね。「鱼你在一起」にぜひ行ってみてください。個人的にはとてもおいしかったです!