
香港と言えば飲茶、飲茶と言えば香港
香港と言えば飲茶、飲茶と言えば香港である。飲茶は香港の定番グルメで、これを目的に香港に旅行に行くという人も少なくない。
香港はおいしい飲茶を格安で食べることができるので、香港旅行に行ったら絶対味わってほしいと思う。
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飲茶(ヤムチャ)とは?
飲茶(ヤムチャ)は読んで字のごとく、本来はお茶を飲むことだった。しかし、1930年代ころからお茶うけに、お菓子や点心などを一緒に食べるようになり、いつしか“お茶を飲みながら点心を食べること”という意味に変わっていったのである。
今では、飲茶のメインは点心を食べることになっている。

どこで食べられる?
香港の酒樓ならどこでも提供している。香港では当たり前のグルメなのである。店によっては朝のみ、昼のみ、午後のみ、と時間が限定されている場合があるので、事前にチェックしてから行こう。
おすすめ店はページ下にリンクを貼ったのでそちらから見てほしい。
注文式、カート式
なお、香港の飲茶レストランは大きく分けて、注文式、カート式の2タイプに分かれる。注文式とは?
注文式は通常のレストランと同じように、席で食べたいものを注文する。席に注文表(メニュー表)が置いてあるので、それに✔を入れ、ウェイターに渡すと点心が運ばれてくる。
カート式とは?
カート式が香港の伝統の飲茶スタイルだ。レストラン内をカートにたくさん点心を積み、おばちゃんがレストラン内を巡回する。
客は食べたいものをカートからもらい、自由に食べることができる。

飲茶の入店から支払い、店を出るまでの流れ
初めて飲茶店に入る人のために、入店からの流れを書いておきたい。1、席に着き、お茶を決める
店に入ると人数を聞かれ、人数に応じてた席に案内される。なお、人数×お茶代がか取られるので、人数が間違っていないか確認しよう。(伝票に人数がかかれる)
席につくと同時に、案内してくれた店員が、「お茶は何を飲むか?」と聞いてくる。
お店にもよるが、鉄観音茶、紅茶、普洱(プーアル)茶、茉莉花(ジャスミン)茶などから選べる。
気分に応じて選ぼう。
選ぶと、お茶をポット事持ってきてくれる。お茶は飲み放題だ。お湯がなくなったら店員を呼べば足してくれる。
2、食器を洗う?
香港ではは食器をお茶で洗う習慣がある。このようにお茶で洗うのが普通
当然、ふつうは綺麗に皿は洗われているので、洗う必要はないのだが、香港人は昔ながらの習慣どおり、皿を洗ってから食べるのである。(実際ちょっと埃などがついている場合もあるので、軽くお湯やお茶で洗った方が良いかも?)
詳しくはこちら→香港、深センでは飲茶など、料理を食べる前に皿を洗う習慣がある。洗い方は?
3、点心を注文する
お茶を飲みながら早速点心を注文しよう。注文方法は上記したように大きく分けて2パターンある。
【注文式】
注文式の場合は、日本と同じように席について注文すると席まで持ってきてくれる。
多くの店ではこのようにメニューにチェックマークを入れて渡すようになっている。
【カート式】
カート式の場合はカートが回ってくるので、そこから好きなものを選ぼう。
カートが回ってくる

カートから点心をもらったら伝票にハンコをもらう
4、料金を支払う。時間によって料金は異なる
食べた後は料金を支払うのだが(当たり前)、香港の飲茶の料金体系は少し特殊である。同じ物でも時間帯によって値段が変わるのである。
メニューなどに時間帯と値段の区分が書いてあるので、見ておこう。
例えば、この店では、早茶(モーニングティー)の時間は(7:30-11:00)である。

しかし、退席時間(支払いの時間)が11時を過ぎると、午茶(ランチティー)価格になってしまう(例えば11時を1分過ぎただけで小點がHKD19→23というように高くなってしまう。)
その他、お茶代が人数分、店によってはサービス料(10パーセントが多い)が請求される。
※日本のレストランと同じようにメニューと値段が決まっている店もある。
お勧めの飲茶店
では最後に、エリア別で香港でお勧めの飲茶店を紹介したい。■【旺角(モンコック)】ロンドン・レストラン(倫敦大酒樓)は日本人に最も有名で最も人気な?飲茶店
■【セントラル】ミシュラン一つ星「添好運(ティム・ホー・ワン)點心専門店」で激ウマチャーシュー入りメロンパンを食べよう
■【沙田】本格カート式の飲茶が楽しめる「美心皇宮」。行き方マップあり
■【上環】香港人に愛される穴場飲茶店、蓮香居
■【元朗】潮館で美味しい飲茶を食べてきた
■【元朗】潮館の旨味が凝縮の湯葉巻と"トロもちっ"の真珠包み
香港に行ったらマストの飲茶店
香港に行って飲茶を食べることはマストである。絶対に食べることをお勧めしたい。
また、香港だけでなく、国境を越えた深センを含む広東省でも香港式の飲茶が食べられるお店が多いので、広東省に訪れた場合もぜひ飲茶を楽しんでほしい。
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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