【五谷漁粉】深センで急激に支店を増やしているB級グルメ。魚貝スープの五穀麺がめちゃうまい

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五谷漁粉

今日は「五谷漁粉」というチェーン店のスープ麵を紹介したい。

「五谷」とは、日本語で言う五穀のことで、米、麦、豆などいろんな穀物を指す言葉だ。

「五谷漁粉」には、「五谷」という言葉が入っていることからわかるように、いろいろな穀類で作った麵が使われている。複数の穀物を使用しているので、麵の色は白、灰色、黒などが混ざっている。

「五谷」で作られた麺。何種類も混ざっているのがわかる
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この麺を魚ベースの白濁スープと一緒に味わうのだが、これがかなり美味しく、おススメなのだ。

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「五谷漁粉」がチェーン店を増やしている

現在、深センのいたるところに「五谷漁粉」のチェーン店を見かける。

「五谷漁粉」は2013年11月にできたばかりの外食チェーン店なのだが、深センのみならず、中国国内のいたるところに店を増やしてきた。

チェーン加盟店が増えているのにはもちろん理由がある。

そう、美味しく、安いのである。

今日も行ってみた。注文したのは「五谷酸辣(サンラー)漁粉」
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酸っぱ辛いスープがおいしかった。

なお、メニューはこんな感じ
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穀類の麺がもっちり

日本では、「麵」と言うと、ほとんどが小麦粉で作られたものだ。

ラーメン、うどん、ひやむぎ、そうめんは100パーセント小麦粉由来だし、蕎麦も食感を向上させるため、普通はそば粉に小麦粉が混ぜられている。

しかし、中国は小麦粉以外の材料で作られた麵が多いのだ。

以前から紹介してきたが、米粉、さつまいも粉、麦粉などで作られた麵も美味しく人気が高い。
【ミニコラム:麵と粉】
日本語では、材料にかかわらず、細長い形状(麺状)であれば、全て「麺」と呼ぶが、中国語では、材料によって呼び分けている。

小麦粉で作られた麵は「麵(面)」と呼ぶが、小麦粉以外で作られた麵を「粉」と呼ぶのだ。

中国は小麦粉以外で作られたものが多く、これを区別するため別の呼び方が産まれたのだろう。

「五谷漁粉」で使われているのは、五穀麵(中国語だと「粉」)である。これがすごく美味しい。

小麦粉の特性と異なり、コシのある弾力はないのだが、穀物の粘り気が生み出す食感がたまらない。

ズズッとすする感覚はラーメンの麺と変わらないと思いきや、もっちりとした食感が舌と硬口蓋を悦ばせるのである。


魚のダシが効いた白濁スープ

ベースとなっているスープは白身魚のダシが効いた白濁スープだ。

スープの上には油はほとんど浮いておらずあっさりとしているが、トンコツや鶏ガラとは違う奥深い滋味が感じられ、満足感は高いと思う。

しかし、魚の身もスープに入っていて、その中に小骨が多いことは少し難点である。

小骨を取る手間は少し面倒だと感じるかもしれない。

魚の小骨を取るのが少し面倒
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おすすめのB級グルメ

「五谷漁粉」は深センはもとより、中国国内のいたるところに加盟店を増やしている。

市街地をぶらぶらしているときっと見かけると思う。

なかなか美味しいおすすめのスープ麵なので、機会があれば一度食べてみて欲しい。


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