香港屯門にあるT・パーク(T·PARK源·区)
香港屯門にあるT・パーク(T·PARK源·区)をご存知だろうか。ここは香港初の汚泥処理施設である。
汚泥処理施設?と聞くといいイメージがしないかもしれないが、ここはとても綺麗な観光施設なのだ。
建物や敷地内はデザインされて設計されており、景色の良い立地にある。
施設内には廃棄物を処理の過程を学べる展示やシアターがあり、子供と来てもよいだろう。
環境に配慮し、施設内のエネルギーは廃棄物を処理した際発生した電気を利用しているらしい。
中の様子
また、ここで人気なのが、廃棄物処理熱を再利用したSPA(温泉)だ。
SPAは洗い場のない銭湯のような感じ。もちろん、温泉水ではなく沸かし湯だが、香港人の友人はここを“温泉”と呼んでいる(笑)。
驚きなのが政府が運営しているので、送迎から館内利用料まで全て無料ということである。
T・パーク(T.Park)は屯門の郊外にあるので交通は不便なのだが、MTR屯門駅まで無料送迎バスが来てくれるのでありがたい。
T・パーク(T.Park)の場所。郊外で交通が不便だが、MTR屯門駅まで無料送迎バスが来てくれる※地図はスクロール可能 |
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予約が必要
行くためには事前予約が必要である。外国人でももちろん利用可能だ。完全無料でなかなか綺麗な穴場スポットなので、地元香港人にも結構人気がある。土日はすぐに予約されてしまうので、早めに予約しよう。
予約が可能なのは行く日の30日前からである。
T・パーク(T.Park)の中
景色も綺麗
予約方法
では、予約方法を解説したい。1.公式サイトから予約する
以下の中国語か英語のどちらでもオーケーだ。得意な方で予約しよう。 ■T・PARK公式サイト(中国語)→画面一番下の「予約参観 」から予約する ■T・PARK公式サイト(英語)→画面一番下の「book your visit 」から予約する |
2.人数を選び、BOOK ONLINEをタップする
なお、人数が多い団体の場合は右の「ORGANISATION」を選ぼう。3.予約したい日を選択
FULLと書いてある日はすでに予約いっぱいである。4.ガイドツアー、SPAの時間を選択する
ガイドツアー、SPAが必要なければチェックを入れず次のページへ。ガイドは英語、広東語、中国語から選べる。なお、これらも予約定員数があり、早い者勝ち。早めに予約した方がよい。
5.送迎バスの時間を予約する
もちろん自家用車などで自分で直接行っても良い。6.情報を入力し、予約完了
外国人の場合はForeignerを選ぶ。行き方
予約が完了したら、予約した時間にMTR屯門駅まで行こう。無料送迎バスが迎えに来てくれる。行き方を写真で解説したい。
屯門駅はMTR(地下鉄)西鐡錢の終点だ。香港中心部からのアクセスも簡単
屯門駅のD出口を出る
バス乗り場へ。なお、Tパークのホームページに詳しい案内図がある。
Tパークの送迎マイクロバスが停まっている
そばに係員のおばちゃんがいた。予約していると伝えるとツアーのシールを服に貼ってくれる
ちなみに乗ったのはこのマイクロバスではなく、もっと大きいバスだった。バスに乗れば30分ほどで到着する。
到着!
廃棄物から発電する過程を学び、SPAへ
Tパークは廃棄物処理施設だ。しかし、中にいるとそれを忘れてしまうほどスタイリッシュな建物である。
廃棄物発電の過程について説明するブースがあり、環境について学ぶことができる。
そしてここの目玉は、その熱を利用した無料のSPAである。
日本と違うのは、水着着用で男女混浴という事だろう(なので水着を忘れずに)。3つの浴槽(プール)があり、お湯と水に分かれていた。
ゆっくり浸かって温まり、湾を一望できる景色を楽しめた。普通に気持ちが良い。
これが無料なんて…。すごい!
中国は公共浴場がほとんどなく、お湯に浸かる習慣がない。基本的にシャワーなので、久しぶりにお湯に浸かった。
お風呂に入りたかったらここに来よう。
中の様子
写真でTパークの中を紹介したい。中の様子
とても綺麗だ。
10階に展望室があり、ここから海、そして海の向こうの深センの街が見える。
景色も綺麗
なお、中で食事もできる。
メニュー
今回はこちらを食べた
おススメの穴場観光地
さて、いかがだっただろうか。無料というのが素晴らしく、地元の人にも人気がある。
週末などは予約合戦に勝たないと行くことが出来ないが、おススメの観光地である。
機会があれば行ってみてほしい。
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