丸一日停電!
丸一日停電した。朝起きたら電気が全く来ていないことが判明。夜の8時頃まで停電状態が続いたのである。
どうやら地域一帯が停電で、付近のお店も全て停電となっていた。
原因を調べると、停電は事故ではなく、電気会社が実施した大がかりな工事だった。
それにしても、通知もなくいきなり電気を止めてしまうところが日本とは違うところだ。
一応、一部には停電の予告張り紙が貼ってあったようだが、その張り紙は目立つものではなく、全然周知されていなかった。
ほとんどの人にとって、予告もなく、いきなり丸一日電気が使えなかったのである。
重要な仕事をしている人、医療系の機械などを使用している人は相当困ったのではないだろうか。
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電気のありがたみが身にしみてわかった
日本にいたらこんなことは大災害の時を除いてあり得ない。電気は常に家まで来ているもので、電気の有り難みなんて改めて考えることはなかった。
しかし、電気が止まってみると、現代社会において電気がいかに必要不可欠なものか実感した。
本当に不便
朝起きてから数時間で家を出たが、家にいる間はとにかく本当に不便だった。まず朝起きて、
部屋の電気がつかない。
そのあと顔を洗おうとお湯を出そうとしたが、水しか出ない(湯沸かし器も電気制御)
電気ポットでお湯も沸かせない。
コーヒー豆がひけない(電動ミル)ので、コーヒーが飲めない
ネットで情報を得ようとしたが、Wi-Fiが止まっているのでダメ。
スマホの充電も不可
食事をしようとレンジを使いたかったが、あたため不可。
ガスは大丈夫なので、料理しようとしたが、換気扇が動かないので、部屋中煙だらけ。
洗濯機動かず、洗濯できない。
シャワーは水。なんとか浴びても髪を乾かせない。
テレビも見れない。
そして冷蔵庫の氷や冷凍食品も完全に溶けてしまった。
エレベーターも完全停止。
本当に、現代社会は電気に頼っているのだと実感した。
夜はろうそくで過ごした…
日本なら大クレームだが
日本で、突然、丸一日停電になったら大大クレームだが、こちらではそうでもない。電気会社に電話をしたところで、意味がないことをみんな知っているからだ。
日本は客側の立場がはるかに高いが、中国では店と客は対等な立場なのである。
仮に「停電で困っている!どうしてくれる!」と客がクレームを入れたところで、
電気会社は、「だって、今日工事してるから仕方ないじゃん。工事終わったら使えるようになるから、待ってて」と言うだけだろう。
客と店が対等な中国では、日本のようなモンスターカスタマーは生息できないのである。
仮にモンスターカスタマーが、理不尽なクレームを店側に付けたとしても、店は「何をバカなことを言っているのですか?」の一言で終わらせるだろう。
水が止まるよりマシかな…
中国生活で、電気以外にも、水、インターネットなど、生活のインフラが突然止まることはよくあることである。数ヶ月に一度は突然止まるのは普通だ。
これは中国で生活している以上、ある程度割り切るしかない。
いつも当たり前に使える電気や水が止まると、そのありがたみが本当に実感できる。
今回、電気が丸一日止まって本当に不便だったが、それでも、水が止まるよりはまだマシだと思った。
水が止まると、電気以上に困る。
顔も洗えないし、歯も磨けず、トイレも使えないのだ。
朝起きて水が出ないと愕然とする。
普通の生活に感謝
今回の停電で、電気や水が使える普通の生活のありがたみが身にしみて実感できた。電気や水が使えるって本当、素晴らしいことなのだなぁ。
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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