以前紹介したスベリヒユ
以前、スベリヒユという雑草を紹介した。日本全国のいたるところに普通に生えている草なのだが、実は美味しく食べられる。
庭に勝手に生えたものが夕飯の一品になる。生命力が強くどこにでも生え、美味しくて、しかも栄養価が高い。
スベリヒユのお浸し
奇跡の雑草と呼ばれるのも頷ける。
しかし、“雑草”と呼ばれてしまっているがゆえ、この植物を食べたことがある人は多くないだろう。
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雑草と呼ばれたばかりに…
野菜と呼ばれるか雑草と呼ばれるかによってイメージは大きく変わるものだ。スベリヒユは栄養価が高く、美味しいにもかかわらず、“雑草”というレッテルを貼られてしまったがばかりに、農家のオジさんに引き抜かれ、畑の隅に無造作に積み上げられてしまう。
畑の隅に積み上げられたスベリヒユ
一方、キャベツやレタスは野菜(エリート)と呼ばれ、手厚い保護のもと育てられ出荷されていくのだ。
同じ植物なのに。
食べられる最強の雑草と呼ばれているらしいが、それも頷ける旨さだった。スベリヒユも野菜として栽培され、スーパーに売られていたらきっと好きになる人も多いかっただろうに。
同じ畑の隅っこで、スベリヒユは彼らのことをきっと妬ましく思っているだろう。
スベリヒユが中国では野菜(エリート)の仲間入り!?
しかし、そんなスベリヒユにも脚光が浴びられる世界がある。どこか?
中国だ。
日本では“雑草”とされているスベリヒユも、中国ではなんと野菜としてスーパーに売られることがあるのだ。
スーパーに売られるスベリヒユ(中国語では「马齿苋」)
日本ではないがしろされている彼らもここではスーパーで売られ、人々の食卓に並ぶのである。
普通に美味しい野菜
中国ではスベリヒユは野菜として売られている。お浸しも美味しいし、軽く湯がいてからサラダにしてもいい、また、スープなどにもあう。
少しぬめりがある栄養価が高い野菜なのだ。
日本では雑草とされてしまっているばかりにあまり食べられていないが、ただ捨てられてしまうのはもったいないと思う。
日本ではいろんなところに生えている。もし庭などで見かけたら食べてみてほしい。
以前書いた記事
→2016年10月15日■食べられる最強の雑草スベリヒユが、なんと中国深センにもあった!
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