短期旅行の際、中国や香港で使える格安SIMカードまとめ
読者の方から、短期旅行の際、中国や香港で使える格安SIMカード情報をまとめてもらえないか、と要望があった。中国、香港旅行の時に使えるSIMカード(携帯電話)があれば便利である。
どんな選択肢があるのか、どのように手に入れればいいのか、まとめてみた。
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現地(中国)でSIMカードを手に入れる?
日本の携帯を持っていく?
日本でSIMカードを買っていく?
海外専用SIMカードを持っておく?
ポケットWi-Fiを借りて電話替わりにする?
中国や香港で電話できるようにするためには、以下の5つの方法が考えられる。それは、
1、現地(中国、香港)でSIMカードを手に入れる
2、日本からいつも使っている携帯を持っていく
3、日本で中国のSIMカードを買っていく
4、海外専用SIMカードを持っておく
5、ポケットWi-Fiを借りて電話替わりにする
だ。
どれがいいのかは、状況によって変わるだろう。
以下を読んで自分に合うもの決めてほしい。
1、現地(中国)でSIMカードを買う
短期旅行の際、中国で現地のSIMカードを手に入れるのはどうなのか。深セン市内で聞いてきた。今回は、「日本人」が、「短期旅行」でも使える「なるべく安いSIMカード」に絞って調査した。
調査したのは、中国の大手3社携帯会社、中国移動、中国联通、中国電信(日本で言うドコモ、ソフトバンク、auみたいな大手3社)で、直営店に直接行き、窓口で「日本人が短期旅行で来るんだけど、一番安いシムカードはいくら?短期使用のカードはないか?」と聞いた。
3社からまず返ってきた共通の答えは、「短期を前提としたSIMカードカードは中国には存在しない。安く使いたいなら、一番安いカードを買って、そのままチャージしなければ良い」だ。
日本と違って、基本的にプリペイド式なので、チャージしなければそれ以上お金がかかることはないのである。
現地でSIMカードを手に入れるにはパスポートを出し、顔写真を取られ、実名登録をする必要がある。作業的にはそれほど時間がかからない。
ただ、個人的に思うのは、短期旅行なら現地でSIMカードを買うのはやめた方がいいと思う。
通話料金は断然安いが、開設に手間がかかり、貴重な旅行の時間が奪われてしまう。
旅行期間が半月以上などある程度長期にわたるなら、費用の面でかなりメリットがあるのでこの方法を検討しよう。
もし長期滞在、中国駐在するなら中国のSIMカードをゲットしよう。方法はこちら →■中国で携帯電話を契約するにはパスポートを持って行って登録するだけ |
2.日本で使っている携帯電話番号をそのまま中国や香港で使う
では、次に日本から、日本で使っている携帯電話をそのまま持っていく場合について説明したい。今の番号がそのまま使えるなら・・とこのケースを考える人がいるかもしれないが、通話料に注意してほしい。自分が契約している電話会社に問い合わせてほしいが、費用の面では最も高くなる。
ちょっとではなく、めちゃめちゃ高い!
日本の大手S社、D社、A社を調べてみたが、正直、ぼったくりか?というくらい高かった。
しかも、ありえないと思ったのが、メール(SMS)だ。
なんと、1通100円だと・・・。高すぎるでしょ・・。現地のSIMを使えばほとんどタダみたいで送れるのに・・。
なんでこんなに高いの?海外の通信事情を知らない人を対象にぼったくっているとしか思えない値段設定となっている。
と言うことで、ビジネスなどの理由で、どうしても日本にいるときの番号で電話を受ける必要があるなどの場合を除き、お勧めできない。
3.日本で中国でも使えるプリペイド式のSIMカードを買っていく
次に紹介するのは、日本で中国で使えるSIMカードを買って行く方法だ。実は、日本の楽天市場やAmazon.co.jpなどで、中国や香港のSIMカードを買っていくことができる。
現地で買うよりは少し割高(2倍~)になるが、現地ですぐに使えるものもあり、これは結構便利だ。
1週間限定利用のSIMカードなら、1500円くらいで買える。
短期旅行で使うなら値段も手ごろだし、一番おすすめだ。(記事下にオススメを挙げました)
利用するには、SIMフリーのスマホ本体があればオーケー。SIMカードを入れるだけですぐに使えるようになる。契約や設定のために店に一切行く必要はないので便利だ。
4、海外専用SIMカードを持っておく
海外によく行くなら、海外専用SIMカードを1枚持っておくと良いだろう。基本料金は一生無料。持っているだけならお金は一切かからないので、海外旅行に時々行く方は、万が一の時のため、1枚持っておくと良いと思う。
→
5、ポケットWi-Fiを借りて電話替わりにする
SIMカードではないので番外編だが、ポケットWi-Fiがあれば案外こと足りる。今はネット環境さえあれば、普通の連絡は問題ないし、LINEやSkypeを介して電話も可能だ。
Wi-Fiがあれば大丈夫というなら、
電源を入れるだけで使え、香港や中国だと1日680円で使い放題なので非常に便利である。どこにいても連絡が可能というのは安心だ。
→
まとめ
さて、最後に上記内容をまとめてみた。ニーズに合わせて選んでほしい。1.現地でSIMカードを買う
入手方法:現地で入手する。メリット:通話料が一番安い。断然安い。
デメリット:中国語で交渉することが必要。また、パスポート情報を提供したり、現地で店まで足を運ぶ必要があるため時間も取られる。
おすすめな人:時間に余裕がある長期旅行の人、中国に住む人、中国語で交渉でき、できるだけ安く済ませたい人。
2.日本で使っている携帯をそのまま使う
→通話料死、パケ死の恐れがあるので、お勧めしません!
入手方法: 今の携帯をそのまま持っていけばよい。事前の申し込み等必要かもしれないので、今契約している電話会社に問い合わせてほしい。メリット:今使っている番号がそのまま海外でも使える。
デメリット: めちゃめちゃ高い。おそらく、必要になる電話代、通信代、メール代は現地で手に入れる数十倍になる。例えば現地SIMカードだと500円で済む電話代が数万円になることを覚悟しよう。
おすすめな人:自分だったら絶対に使わないが、ビジネスでどうしても電話番号を変えられないような人、お金が有り余っていて、電話代に何十万円かかろうが構わないという人。
3.日本で中国や香港のSIMカードを買っていく
入手方法:通販で買える。(ページ下におお勧めを挙げました)なお、いろんな種類があるので、販売条件、使用条件などをよく読んだ上、決定してほしい。SIMフリーのスマホ本体も持っていくのを忘れずに。メリット:日本の携帯を持っていくよりはるかに安い。現地で買うよりは少し割高だが、現地で交渉する必要もなく、現地空港に着いた瞬間から使えるのは魅力的。
デメリット: 現地のSIMカードより少し高い。
おすすめな人:日本から数日から1か月程度の短期旅行で中国に行く人。中国に行ってからSIMカードを買いに行く手間をかけたくない人。
4.海外専用SIMカードを持っておく
入手方法:メリット:基本料金は生涯無料で持っているだけなら維持費ゼロ。使っただけしかかからないので、万一のために持っていると良い。スマホに入れるだけで簡単に使える。
デメリット: 通話料自体は現地SIMより高い。
おすすめな人:海外用の電話番号を用意しておきたい人。いろんな国に行く人。
→
5、ポケットWi-Fiを借りて電話替わりにする
入手方法:日本で申し込む。メリット:どこででもネットにつながっている安心間を得られる。地図を見たり、付近の情報もすぐに調べられる。つなぎ放題、使い放題なのはうれしい。
デメリット: ポケットWi-Fiの費用がかかる。
おすすめな人:現地でネットにずっとつないでいたい人。
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おまけ:お勧めSIMカード
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【関連記事】 もし長期滞在、中国駐在するなら中国のSIMカードをゲットしよう。方法はこちら →■中国で携帯電話を契約するにはパスポートを持って行って登録するだけ |
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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この記事へのコメント
bigpaddy
ペッペケ
補足ありがとうございます!
そうでした!以前日本の携帯にシムを入れて使った時、電話はできましたが、ネット通信が全くできませんでした。調べたら電波方式の違いとのことでした。
ありがとうございます!
WL
中港7日間2GB
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(ほとんどの機種で使える)
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(中国国内でiPhone使いならオススメ、チャージが高いので複数買いオススメ)
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(日本でも使える。中国だと電波弱い)?
8日間4GB
https:// www.amazon.co.jp/dp/B00XR5HJHM/
(日本でも使える、香港は使えるが中国不可)
電話使うなら、
https:// www.amazon.co.jp/dp/B01MU4OB15/
こんなところですかねぇ。
ペッペケ
補足情報ありがとうございます!