巨大ショッピングモールで停電!しかし、営業は続けるたくましい人々!

停電の様子
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巨大ショッピングモールで

現在、深センには数多くのショッピングモールがある。

次々に新しいマンションが立ち並び、その低層階がショッピングモールになることが多いため、いたるところにモールがあるという感じだ。

今日、深セン市内の、その中でも特に巨大なショッピングモールに行ってきたのだが、そこでいきなり停電のトラブルがあったのである。



ショッピングモール内に入ると真っ暗

ショッピングモールに着いた時には中は真っ暗だった。

あれ?営業していない?

と思ったが、中に人は大勢いた。

ん?どういう事だ?

入ってすぐのアパレルのお店の店員に、聞いてみた。

「真っ暗だけど…今日、このショッピングモール営業してる?」

すると、「営業してる、停電した」との回答。

なんと、ついさっき、突然全館が停電したというのである。

電気会社の人が今補修工事をしていて、全部の電気を落としているため、7階建の巨大ショッピングモールの館内が真っ暗になっていたのだ。

このレベルの巨大ショッピングモールは普通は停電時のための自家発電装置があるはずなのだが…。

しかし、何より驚きなのが、この状態でもモールは営業中だというのである。

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停電の影響は?

せっかくここまできたんだし、営業しているというので、館内に入ってみた。

やはり、停電の影響は大きい。現代人の生活に電気は本当に必要不可欠だということを実感する。

まず、当たり前だが、館内は真っ暗になっており、スマホのライトを懐中電灯代わりに照らしながら歩かなければならない。

もちろん、エスカレーター、エレベーターも停止。

そして、今は中国で当たり前の電子マネーも使用不可、レジの電気も止まっているので、レジ打ちも不可能。

さらには、付近の電波塔にも影響が出ているらしく、スマホの電波も超微弱になっていて、使用ができない。

さらにさらに、水道がポンプ式らしく、全館の水もストップ。

水が止まるとどうなるか。最大の問題はトイレだ。トイレに入ったが…。そこには恐怖の状況が待っていた。(これ以上は書きませんσ^_^;)



たくましすぎるでしょ

普通に考えたら、確実に全館営業停止となる状況。

しかし、みんなたくまし過ぎる。

普通にモール内のほとんどのテナントが営業していた。

しかも、普段と変わらない客の入りである。

真っ暗な中、客は自分のスマホで照らしながら買い物を普通に楽しんでいる。

普通に買い物をする人
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レジも電子マネーも使用できないのだが、現金で支払いはおこなわれ、なんとかなっている。

そして、売り上げの記録のため、店員は売れたものと値段を、コピー用紙の裏に書いているのだ。

なんとたくましい…。



みんな停電に慣れている

みんな普通にしているのは、停電に慣れているからなのだ。

中国では突然停電になるのは珍しくことではない。

なので、電気が無いということに対して、衝撃はないのかもしれない。

もちろん、不便なのだが、文句を言い出す人はいない。

「停電だから仕方ないでしょ」という感じである。



賠償金問題にならないの?

しかし、これだけの大きいショッピングモール。

少なく見積もっても、入っているのテナントの数は数百だ。

営業ができなかった場合の営業損失は相当なものだろう。

仮に停電して1時間営業できなかっただけでも、全体の損失額は何千万円単位になると思われる。それが数時間以上続いていたのだ。

もし停電の責任が電気会社にあるなら、会社倒産するほど高額賠償金問題に波及し得る案件である。

しかし、誰も特に文句も言わず、不便なら不便なりに店員は普通に営業し、客は普通に買い物を楽しんでいたのだ。

クレーマーもいない。

この様子を見て、素直にすごいと思った。


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この記事へのコメント

  • PMZ

    そうですね。停電ではデパートは閉店しないですね。
    郊外のデパートだと、昔はロウソクがたくさん灯っていました。最近は停電がないのでよくわかりませんが、どうするんでしょうね。バッテリー式の電灯とかを使うところが多いのかな。
    2018年11月03日 13:03
  • 管理人

    PMZさん

    コメントありがとうございます。
    ロウソクを使って営業しているのは見たことないですね。みんなスマホのライトを使っていました。
    2018年11月03日 15:04
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