【深センとは?】3.深センは人口のほとんどが地方出身者なので、標準語を話す人が多い

【3.深センは人口のほとんどが地方出身者なので、標準語を話す人が多い】


※読んでいなければ是非「1」からお読みください。
【目次】

1.深センの場所、知名度が低いのはどうして?
2. 超速の変化を遂げる街深セン、地下鉄の建設速度もすごい
3.深センは人口のほとんどが地方出身者なので、標準語を話す人が多い
4.不動産も、モノの価格も上がり続ける中国深セン
5.豊かになって離婚率が上がった都市深セン。マナーは良くなっているが・・
6.深センは住むところとしてはどうなのか。生活費、天気、環境は?
7.深センは観光地としてはどうなのか?深センのこれからは?


深センの人口の98パーセントが他の地域出身

前のページに書いたが、深センの人口は三十数年で30万人から約1500万人に増えた。

休日のスーパーには人が溢れる
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これらの人たちはいったいどこからやって来たのだろうか。

ほとんどは仕事を求めて中国各地からやって来た若者である。目覚ましい発展を遂げ、給料が毎年上がっていくこの魅力的な街に夢を求め、故郷を飛び出して来たのである。

単純計算で1500万人のうち、元々深センの住んでいた30万人を引いた1470万人、つまり、全人口の98パーセント人が他からやってきた人たちなのである。深センの発展ぶりを見るとまだ働き手は求められており、さらに人口は増えていくに違いない。

また、深センは働き盛りの人が集まってできた都市なので、平均年齢が低く、老人が少ない。あるデータによると、40代未満が全人口の約70パーセントを占め、65歳以上の人は2パーセント以下だという。

日本の全人口に占める65歳の割合が27.4%(2017年1月20日総務省発表)だということを考えると、驚異的な数字と言えるだろう。

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深センはしがらみが少なく、話される言葉も標準中国語(普通語)

深セン市は上記したように、各地からそれぞれの文化、言語の人が集まってできた。

異なった人たちが集まってどうなったかというと、それらはぶつかり合わず、うまく一つになったのである。

故郷に帰ればそれぞれの伝統に従うのだが、深センではそういうしがらみかなり少ない。
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また深センは本来は方言である広東語が話されていた地域であるが、中国の標準語である普通語(日本の中国語講座で習う中国語と同じ)が話されている。

言語もうまく混ざり合って平均化されたのだ。

香港は地元の人は広東語しか話せないこともあるが、深センでは中国語(普通語)が話せれば大丈夫だ。

また、中国語学習のためなら色々ななまりの人と出会えるため、深センで学ぶのは良いと思う。

深センに住んでいる人はほとんどが地方出身者だ
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次のページで、ありえない速さで経済発展している深センについて説明したい。


【この記事はここまで】
次は→4.不動産も、モノの価格も上がり続ける中国深セン


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