中国で一番住みやすい街、深セン
中国に語学留学を考えている方、ビジネス進出を考えている方は中国の数多くある都市の中から一箇所を選ばなければならない。知り合いや友達が住んでいたり、学校や取引相手が決まっているならそこを選ぶと思うが、全くツテが無く、今現在、どこに行こうか悩んでいる方もいるかもしれない。
そんな方には深センをお勧めしたい。
なぜなら、深センは日本人にとって、住みやすい街だと思うからだ。
以下に、3つの理由を書きたい。
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深センが住みやすいと思える理由1:偏見が無い
深センが住みやすいと思える一つ目の理由は、深センは“よそ者に対する偏見が無い”ということだ。日本でも地域によっては(特に田舎の方で)、地元のつながりが強く、よそから引っ越してきた人をあまり受け入れないところがあるが、中国も同じだ。
特に歴史のある大都市、流動性が少ない都市などはほかの地域から引っ越してきた人たちを排斥する傾向があり、偏見が強い。現地の人と“よそ者”をはっきり分け、同じものでも売値を変えられたりすることもある。
しかし、深センでは人口1500万人を抱える大都市でありながら、市外、省外から引っ越してきた人たちを受け入れる空気が流れている。外国人にも優しいと思う。
なぜなのか。
深センの歴史を考えるとその答えは明らかである。
以前書いたように、深センの人口の98パーセントは他の省から移ってきた人たちである。そもそも、深センに住んでいるほとんどの人が“よそ者”なのである。
みんながよそ者なので、他から入ってきた人たちに対する偏見は非常に少ない。
外国人も多く住んでいるため、日本人にとっても居やすい街だといえる。
深センが住みやすいと思える理由2:香港が近い
深センは香港と国境を接する街である。国境はあるので、パスポートを出してイミグレーションを越えなければならないが、行きたいとき、すぐに行くことができる。
香港は中国本土とは売っているものが違い、日本の物も安く買えたりするため、私もよく香港に買い物に行く。
日本人にとって、香港に近いのは結構大きなメリットだと思う。
香港のスーパー
深センが住みやすいと思える理由3:空気は悪くない
PM2.5などの報道により、日本人にとって中国は空気が悪いというイメージがある。確かに、北京などの北の方は基準値を大幅に超えたPM2.5が検出されている。
しかし、深センは空気がかなり良いのである。
空は澄んでいる
別記事でも書いたが、数値を見ると深セン市より日本の都市圏の空気が悪い場合もある。
実際に生活していても、空気が悪いと感じたことはなく、PM2.5のニュース報道が日本で加熱していた時も、深センでは全く話題になっていなかった。
環境は中国の中でもかなり良いほうだと思う。
天気の良い日に深セン市内で撮った夕日
中国留学、ビジネス進出の参考になれば
さて、いかがだっただろうか。上記情報が中国留学、ビジネス進出の参考になれば幸いである。
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この記事へのコメント
bigpaddy
管理人
コメントありがとうございます。
当ブログで不愉快な表現があったでしょうか?もしあればご教授いただけますと幸いです。
よろしくお願いします。
bigpaddy
管理人
ご返信ありがとうございます。
もし改善点等あればご教授いただけますと嬉しいです。
どうぞよろしくおねがいします。