中国深センでボランティア精神が広がっている!?

ボランティアの人たち

最近、深センの街角で、赤いベストを着た人たちをよく見かける。

このような人たち
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特に休日に多く、交差点で交通誘導をしていたり、通学路で子供たちの安全を見守ったり、地下鉄の構内でちゃんと並ぶように人の流れを整理したりしている。

彼らは何者なのだろうか。

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ボランティアの人たち

彼らはボランティアの登録をして仕事を割り当てられた人たちだ。

いま、深セン市内にはいろんなところにボランティア登録所があり、登録すると上記したような交通整理などの仕事を割り当てられる。

ボランティア登録所
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中国語ではボランティアのことを「义工」と呼び、彼らは「深圳义工」と書いた赤いベストを着用しているのでよく目立つ。

ボランティアの目的は?

彼らはどうしてボランティアをするのだろうか。

人助けをしたいという純粋な願いから登録する人もいるが、そう言う人は少数派なようである。

ここでのボランティアは自分にメリットがあるのだ。

なんと、給料がもらえるらしい。(ていうか、給料あったらボランティアじゃないじゃん…σ^_^;)

暇な土日にボランティアに参加し、小遣いを稼ぎたいという人が結構いる。

また、ボランティアに参加することにより、後々就職しやすくなったり、深セン市の戸籍を取得するのに有利になるため、それが目的で登録する人もいるようだ。



マナー向上に役立っている

ということで、純粋に人助けをしたいという人はむしろ少数派なようである。

ボランティア(volunteer・义工)=奉仕者
という言葉の意味を考えると、少し目的が違うと言わざるを得ない。

しかしながら、社会がボランティアを呼びかけ、多くの人が参加している状況は良いと思う。

「時間があったらボランティアをしようよ!」と書いてある
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動機は純粋ではなかったとしても、他の人を思いやる精神が市民に少しずつ浸透していくことだろう。

ボランティア活動の広がりが、全体のマナー向上の役に立っているのではないかと思う。



【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます

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