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発展し続ける深セン
深セン市はここ数十年で、世界の中で最も成長した都市と言っても良いだろう。わずか30〜40年で30万人に満たない漁民の街が1500万人とも2000万人とも言われる大都市になったのである。
その発展はいまだとどまることを知らず、深セン市内、郊外では何本もの地下鉄が同時進行で建設され、いたるところで高層ビルが上に上に伸びている。
深センのいたる所で地下鉄の建設がすすんでいる
深センで一番高い平安国際金融中心ビル(600m)。日本で最も高いあべのハルカス(300m)のちょうど倍ある
深センの発展はどこまで進むのだろう。
古いエリアの再開発が進められている
深センの建物の中には「農民房」と呼ばれる、政府の認可を受けていないものが結構ある。それなりにちゃんと建てられたもの、かなり綺麗なものもあるが、そもそも政府の認可を受けていないので、構造計算等も行われていなかったり、粗悪な材料で建てられたものも多いと言われる。
もし、構造上大きな問題があっても、そもそも書類が残っていないので、調べる術はない。
最近、このような「農民房」が解体され、高層マンションの建設が進んでいる。
古いエリアの再開発が進められているのである。
「拆」=「壊す」の表示がつけられた「農民房」。窓も外され、まもなく解体されるのだろう
ここは以前まで「農民房」があったところ。いつのまにか全て解体されていた。ここにも巨大な高層マンションが建設されるのだろう
1〜2年で大きく変わる深セン
このような建設ラッシュは深センのいたるところで今も続けられている。そのスピードは速く、1〜2年も経てば、見違えるほど変化する。
このような都市の発展は、景気にも大きな影響を及ぼし、物価が止まることなく上がっている。
日本の高度経済成長の時代と同じく、お金がどんどん回っている状態なのである。
深センに住んでいるとわかるが、本当に変化がすごい。
このような発展はいつまで続くのであろうか。
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