中国香港留学の際、生活のお金はどうする?現金?海外キャッシング?新生銀行?海外送金?4つの方法を比較

中国香港留学の際、生活のお金はどうする?現金?海外キャッシング?新生銀行?海外送金?4つの方法を比較

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中国、香港留学の生活費をどうするか

中国で生活費を日本からどのように持っていけばよいだろうか。

中国で仕事をするなら現地で給料を受け取れるので問題はないが、留学の場合、日本からお金を持っていく必要があるだろう。

今日は日本から中国、また香港にお金を送金する方法、それぞれのメリット、デメリットを挙げたい。

紹介する方法は以下の4つである。

1、現金で持っていく
2、クレジットカード海外キャッシング
3、新生銀行海外引き落とし
4、海外送金

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1、現金で持っていく

一番簡単な方法は現金で持っていき、現地で両替する方法である。

普通に持っていくだけで、手続きは何もいらない。中国や香港滞在が短期の場合、または、しょっちゅう日本に帰るなら、この方法がベストだと思う。

利用方法
特に何の手続きもいらない。

ただ現金を持っていくだけである。日本国内の両替手数料は高いので、少額現地通貨を両替しておいて、基本的には日本円で持っていくと良い。

海外についてから、レートの良い両替商で両替するのがお得だ。

メリット
●手続きがいらないし、一番簡単な方法である。
●送金手数料は当然ゼロである。なので最もお得な方法だ。(もちろんどこで両替するかにもよる。レートの悪い両替商で両替したら損する)
●日本に時々帰ってくるなら、その時にお金を毎回持っていくと良いかもしれない。

デメリット
●税関の現金持ち込みの限度額が決まっているので、それを超えて持ち込むことはできない。
○中国は2万人民元、5000アメリカドル(日本円で約50万円)が限度額
○香港は持ち込み制限はないが、100万円を超える場合は日本を出る時に、日本側で申請が必要である。申請しなかった場合、罰則もあるので、気を付けよう。

●盗難や紛失の心配がある。なくなったらおしまいである。大金を持っていくと、このリスクが怖い。



2、クレジットカードの海外キャッシング

次に紹介するのは海外キャッシングである。安全で手数料(金利)も一番安く済むので最もおすすめだ。私も以前はこの方法を利用していた。

ただし、クレジットカードなので、形式としてはお金を海外で借り、その後日本円でお金返す“キャッシング”である。

なので、仕事をしていない人、学生などは審査が通らず利用が難しい。

利用方法
海外キャッシングサービスが各種クレジットカード会社が展開している。

普通のキャッシュカードと同じように審査が必要なので、学生や無職の方は難しい。

審査さえ通れば、海外のATMでお金を普通におろすことができる。次の締め日までの金利がかかり、普通のクレジット翌月に請求が来る。

金利は年利18%が一般的だ。
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18パーセントも!!?と思うかもしれないが、これは1年間の年利である。

翌日返却なので、実際の金利は、30日後にお金が引き落とされたとすると、18%×(30日/365日)=1.48%

である。

※締め日ぎりぎりにおろして、借りている日数を少なくすれば金利をもっと節約でき、1%程度にすることも可能だ。

後で書く新生銀行は手数料4%なので、その差は3%だ。

たかが3%と思うかもしれないが、おろす金額が大きくなればバカにならない差である。月10万で1年間で120万円おろしたとすると、手数料だけで3万6千円も差がでる。

楽天カードは年会費も永年無料で審査が通りやすいということで、私も日本にいる間に申請し、無事ゲットしてきた。

もし持っていないなら、まず申請してみるといいだろう。

メリット
●海外の「VISA」または「PLUS」マークのあるATMならどれでもオーケーである。中国、香港にも数多くあるので、本当にどこでも現地通貨をおろせるという感じである。これは新生銀行と同じ。
●上記したように、現金を持っていく方法以外では手数料が最も安い、最もお得な方法である。

デメリット
●唯一のデメリットはクレジットカードの申請に審査が必要なことだ。もし、使えるなら一番おすすめしたい方法である。



3、新生銀行海外引き出し

もし、クレジットカードが持てないなら、新生銀行の海外引き落としサービスが便利である。キャッシングではなくあくまで引き落としなので、学生や無職の人でも誰でも問題なく使用可能だ。

海外で現地通貨でお金をおろすことができ、新生銀行の口座から、現地でお金をおろした時間のレートの日本円が即時引き落とされる。

日本にいる家族が新生銀行にお金を入れ、海外で留学している子供がおろす、というようにお金の仕送りも簡単にできる。

上で書いたように手数料が4パーセントと少し高いが、安全で簡単なので、なかなかおすすめである。

利用方法
新生銀行の口座を開設し、口座に普通に日本円を預け、出国までに海外出金限度額をあげておく。(1日最大で10万円までに設定できる。)

あとは海外の「VISA」または「PLUS」マークのあるATMで日本でお金をおろすようにお金をおろせばオーケー。お金は現地通貨で受け取れて、その瞬間に手数料を含めた額が日本の新生銀行の口座から引き出される。

メリット
●海外に口座は必要ない。日本の新生銀行から直接現地通貨をおろすことができる。
●海外の「VISA」または「PLUS」マークのあるATMならどれでもオーケーである。中国、香港にも数多くあるので、本当にどこでも現地通貨をおろせるという感じである。これは海外キャッシングと同じ。

デメリット
●手数料が結構高いのがデメリット。引き落とし額の4%とATMの使用手数料がかかる場合もある。
例えば10万円分おろすと、4%の4000円がかかる。それ以外に現地ATM手数料、1回あたり数百円が引かれることもある。



4、海外送金

海外送金という方法もある。日本の口座から海外の口座にお金を送ることができる。

今は楽天銀行、セブン銀行など、ネットで簡単に送金手続きが可能になっている

利用方法
日本の銀行口座、海外の現地の銀行口座があれば利用できる。

まず現地についてから銀行口座を開設し、日本の銀行口座からその口座に送金すればよい。

メリット
●安全である。途中でなくしたり盗まれたりする心配がない。

デメリット
●中国、香港に個人口座を持っていなければならない。最近は口座開設も面倒になってきているので、少し大変である。
●手数料が高いのもデメリット。銀行によって異なるが、送金手数料、両替手数料、海外中継銀行手数料、受け取り銀行手数料など、日本から送る間にいくつもの手数料が引かれる。10万円送っても受け取り側では9万円くらいになることもある。
●手数料が高いので、ビジネスなどで毎月数百万以上の大金を送金する以外はおすすめしない。



まとめ

さて、どうだっただろうか。まとめると以下のようになる。

1、現金を持っていく
何はともあれ、現金は必要だ。他の方法を利用するとしてもある程度は持って行こう。送金手数料はゼロで一番お得なのだから。(もちろん両替の際の手数料はかかるが)

もし、短期留学なら、現金だけでやり過ごせるだろう。

ただ、現金を持っていく際は、持ち込み可能最大額と盗難には十分気を付けよう。

2、クレジットカードの海外キャッシング
次にオススメしたいのは、私も何度も利用した方法だ。現金の持ち込みの次に手数料が安いのはこの方法だ。

海外キャッシングが目的なら、手数料無料の楽天カードを検討すると良いだろう。私も利用しているカードだ。完全無料なので、ダメ元で申請してみてもいいかもしれない。

3、新生銀行
上記に加え、新生銀行の開設、海外引き落としの利用をお勧めする。

これは普通に引き落としなので、無職でも学生でも問題なく利用できるし、万が一海外キャッシングが使用できなくなった時の保険として準備しておいた方が良い。

手数料は4パーセントと少し高いが、大金を持ち歩く心配がないので、安心代と考えよう。

4、銀行の海外送金
新生銀行は最大でも1日10万円までである。

ビジネス目的などでそれを超える大金を送金する場合はこの方法を考えよう。

手数料が最も高いので、留学などの目的で滞在する場合は必要ないだろう。


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