※香港島路面電車の旅の記事です。
【目次】 1.スターフェリーで尖沙咀から香港島セントラルへ。香港島路面電車について2.路面電車でセントラルから北角マーケットまで 3.北角~モンスターマンション~終点筲箕湾(ソウキワン) 4.筲箕湾(ソウキワン)を散策していたら可愛い犬と出会った 5. 香港海防博物館を見学、海防に関する歴史が学べるおすすめ博物館 6. 香港海防博物館~香港島の東の端「柴湾」まで行ってみた |
北角からさらに東を目指す
さて、ここからさらに東を目指すことにしよう。電車停留所付近の写真。高層住宅がすごい
電車に乗った
電車はローカルな香港の街中をさらに東に向かって行った。
モンスターマンション現る
しばらく行くと、MTR鰂魚涌(クオーリーベイ)駅の前を通過した。前を見ると「モンスターマンション」が見える。すごい雰囲気に圧倒されることだろう。
真ん中に見えるのがモンスターマンション
ここはアメリカの人気SF映画「トランスフォーマーロストエイジ
5つのマンションが連なっており、その佇まいはまさに「モンスター」の雰囲気が漂っている。
なお、路面電車は「18W」駅が最寄りである。
モンスターマンション観光の際はマナーを守って
しかし、今年1月末、(2018年1月30日の香港の新聞「頭條日報」でも報道された)モンスターマンションのプライベートエリアでの写真が禁止されたので、注意してほしい。【禁止事項概要】 許可を取らずにプライベートエリアでの写真撮影、ビデオ撮影は禁止。騒いだりするなど、人々の生活を脅かす生活も禁止。また、壁によじ登ったりすることも禁止。 |
以前の様子。今はここで写真を撮ってはいけない。
禁止になったのは、住民の反対運動が激しくなったからである。実際、禁止の張り紙が貼られる前であるが、こんな場面を見かけた。
男性が写真を撮ろうとファインダーを覗きながら上を見ながら後ずさりして、お店の人(店主と思われるおじいちゃん)とぶつかったのである。それほど激しくぶつかったわけではなかったが、店主のおじいちゃんはすごい剣幕で男性を怒鳴りつけ、追い払ったのだ。客観的に見て、それほど怒ること?と感じたが、店主のおじいちゃんはマナーの無い人たちに相当嫌気がさしていたのだろう。
これ以外にも、大勢で訪れ大声を出したり、壁をよじ登って写真を撮る人もいたため、住民の反対運動が活発化したのだ。
ということで、ここに来るときは、プライベートエリアでの写真撮影は控え(外観を撮る分には問題ないと思う)、マナーに十分気を付けよう。
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路面電車はさらに前に
モンスターマンションの前を路面電車は通過し、さらに東方向へと進んだ。なお、路面電車は1回当たりHKD2.4(約40円)という激安運賃なので、気になるところがあれば気兼ねなく途中下車できるのが嬉しいところである。
さらに進むと景色はもっとローカルなものに変わっていった。
私にとっては初めての景色でも、移りゆく景色一つ一つに人々の生活があるんだなぁ。
そんな物思いにふけりながら景色を眺めていると、気づけば車内には人はほとんどいなくなっていた。
終点まで乗る物好きはあまりいないらしい(笑)
終点、筲箕湾(ソウキワン)に着いた
「筲箕湾(ソウキワン)总站」というところが、路面電車の終点である。まもなく終点
路面電車終点はこのように線路がぐるっと一周している
ここは、観光ではあまり訪れる人は多くない、地元の色が強く感じられるエリアだ。
さて、この後どうしようかなと思ったのだが、すぐそばにMTRの駅から地下に潜ってしまってはつまらない。
ということで、徒歩でさらに東方向に歩いてみることにした。
この後、筲箕湾(ソウキワン)を散策していたら可愛い犬が後ろを付いてきた。続きは以下の記事で。
【この記事はここまで】
次は→4.筲箕湾(ソウキワン)を散策していたら可愛い犬と出会った
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