ランブータンという果物
今日は深セン、香港で食べられる「ランブータン」という果物を紹介したい。中国語では「红毛丹」と言うが、漢字のイメージにまさにぴったり。赤く、毛の生えた果物である。
また、「ランブータン」という言葉はマレー語から来ているらしいが、これも「毛の生えたもの」という意味らしい。
実の作りはライチ非常に似ている。皮を剥くと中に肉厚の白い可食部があり、中央には種があるのだ。
実は、ライチもこのランブータンも「ムクロジ科」に属する熱帯の果樹で、遠い親戚なのである。
似ているのも頷ける。
ランブータンの実。ライチによく似ている
ライチの実
ちなみに、竜眼(リュウガン)という果物も、この2つの果物によく似ている。これも「ムクロジ科」の果物なのだ。
スポンサーリンク
どこで食べられる?
熱帯の果物なので、寒い地域では育たない。インドネシア、フィリピン、ベトナムなどの東南アジア、アフリカ、中米、オーストラリア、ハワイなどの地域で生産されており、これらの地域ではメジャーな果物である。
これらの地域や、物流が便利な近くの国でも食べられる
おそらく、深センや香港で売られているランブータンも近くの東南アジアなどからの輸入品であるのではないかと思う。
深セン香港では、夏から秋にかけてスーパー、果物屋で買うことができる。
市場で売られるランブータン
食べ方は?
果物の作りはライチとよく似ていて、ライチと同じように食べる。ライチと同じように皮をむき、白っぽいプリプリの果肉を食べる。
中に種が入っているので、ガリッと噛まないように注意が必要だ。
缶詰などの加工品にも
缶詰などの加工品としてもよく売られている。加工品は日本でも買うことができる。
ランブータンのシロップ漬けの缶詰は、そのまま食べてもいいし、フルーツポンチなどにしてもよい。
美味しい果物
私はとても美味しいと思う果物だ。見た目はライチによく似ているが、味や食感は結構違う。
ライチよりもっちりとしていて、食感が強い。
どことなく優しい、クリームのような甘みがある。
中国深セン、香港に来た際には是非食べてみてほしい。
日本でも通販で買えるのでのぞいて見て欲しい。 ◾︎楽天市場で検索→ランブータン ◾︎Amazon.co.jpで検索→ランブータン |
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
スポンサーリンク
この記事へのコメント