中国、香港で見かける面白い日本語
中国、香港でも日本語を時々見かける。もちろん、日本人観光客の案内のための表示や、日本から輸入された商品に書かれている日本語ということもあるが、多くは地元の中国人に見せるため、現地の商品表示に使用されている。
中国人向けに日本語が?どういうこと?と思うかもしれないが、
日本の商品は品質が良いことが知られているため、中国の商品メーカーは食品、電化製品、化粧品など、色々なものに日本語を記載したがるのである。
しかし、とりあえず日本語が書かれていれば良いという認識なので、正確であることは少ない。
ネットの翻訳で訳されたような文章、全くデタラメのひらがな、カタカナを羅列したようなものもある。
日本人からするとそれが結構なネタの宝庫だったりする。
今日は最近見かけた3つの面白い日本語商品を紹介したい。
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クレンザ天然
まず紹介したい商品がこちら。クレンザ天然
「クレンザ」という商品名なので、クレンザーかと思いきや、食器用洗剤である。
紛らわしい。(笑)
さらにその他の日本語も突っ込みどころ満載。
おそらく機械翻訳をかけて、その日本語をそのまま使用したものと思われる。
のみこまれるならば…って、飲むこと前提?
アイコンタクトって、どういうこと?医者とアイコンタクト禁止ってこと?σ^_^;
水で赤くなる…^_^;もはや原文が不明である。「水で洗う」と言いたいはずなのだが、「赤」という単語がどこから出てきたのだろうか。
高級「のしべり」シャンプー
次に高級シャンプーを紹介したい。あの「のしべり」を使ったシャンプー!その名も「のしべり」シャンプーである。
「のしべり」シャンプー
…何なのよ…「のしべり」って…(笑)
めっちゃ気になるやん。
「のしべり」ってなんだー!
裏を見てみると、商品説明があった。
「ピュアナチュラルエッセンスを加えるのしべりとピタミソAプラスの成分…」
「ピタミソA」はおそらく「ビタミンA」だろう(笑)。
それにしても、ツッコミどころ満載で「のしべり」の存在感が薄れるほどだ。
それにしてもいくら考えても「のしべり」が分からん…。何かの翻訳ミスだろうか、それとも…?うーん、このシャンプーの商品名になるほどなのに…。
ふと上をみると英語でシャンプーの説明が書かれているではないか。
英単語を調べれば、「のしべり」の正体がわかるかもしれない。
で、英語の説明を見ると…。
Contain natural のしべりwith vitamin A(ナチュラルのしべりとビタミンAが含まれています)
英語でも「のしべり」はそのままかーい!(笑)
結局「のしべり」の正体は不明。誰か教えてくださーい!
なまうつぢつぢ
次はこれ。「なまうつぢつぢ」(笑)
横にある「安美露」は「アンメルツ」の中国語表記。
なので、「なまうつぢつぢ」は「アンメルツヨコヨコ」のパクリ商品である。
「なまうつぢつぢ」…
「アンメルツヨコヨコ」…
「なまうつぢつぢ」…
なんかリズム感はいいかも…(笑)
「なまうつぢつぢ」の左にある姉妹商品「なきゐづづきき」もよろしく!(笑)
面白い日本語を探してみよう
さて、いかがだっただろうか。以前に比べると徐々に減ってきているとは思うが、まだまだこのような面白い日本語商品は中国、香港で見かける。
旅行の際、スーパーなどで探してみると面白いかもしれない。
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この記事へのコメント
bigpaddy
管理人
コメントありがとうございます。
そうですねー。母語話者にはできない間違いですね。(笑)