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道でビラを配るにいちゃん
深センの道を歩いていると、よくビラを配るにいちゃんに出くわす。で、ビラを渡される。
なんのビラを配っているかと言うと、マンションの購入を勧める広告ビラだ。
特に休日は多く、普通にブラブラするだけで、何枚も渡されそうになる。
どうせゴミになるので普段は受け取らないのだが、
先日受け取って話を聞いてみた。
もらったのはこのビラ
週末のバイトでやっているらしい
聞くと、そのにいちゃんは週末のバイトでビラ配りをしているらしい。バイトと言っても時給が発生するわけではなく、マンションが売れたらそのうちの何パーセントかのマージンを貰えるという仕事だと言う。
もし売れたら一気に相当額の収入が入って来そうだが・・。そんなに売れるものでもないでしょう。
というか、マンションを買おうと思っていても、こんなでかい買い物を、見るからに経験のなさそうなこのにいちゃんからは買わないのでは・・。
タダ働きになってしまうような気がしてならない。
にいちゃんは必死にいろんな人にビラを配っている。うーむ・・。こんな道端でウロウロしている人にビラを渡しても意味がないような気もするが・・。
にいちゃんに「売れたの?」
と聞いたら「まだ、売れたことない」
と・・・。
そうだろうなぁ・・
^^;
中山市のマンション
そのにいちゃんが配っていたビラに書いてあったのは、深センの西に位置する中山市のマンションだ。今は深センの西側は湾があり、中山に行くにはぐるっと北側を迂回しなければならないが、
今後、深センから中山を結ぶ大橋が湾にかかる予定らしい。
もし深センからの交通が良くなれば一気に不動産価格が上がるので、投資にはもってこいだ。というのだ。
これから湾を跨ぐ橋ができるらしい
「いくら?」と聞くと、
1m2あたり、1万元くらい。売っていた部屋は100m2前後なので、100万元(約1600万円)くらいか・・。
この間取りのマンションで100万元(約1600万円)くらい
深センよりはかなり安い
現在、深センで同じクラスの家を買おうとしたら、もちろん色々あるが、郊外エリアでも400万元〜500万元、
市内エリアなら1000万元(約1億6000万円)を超えるところもザラにある。
それを考えるとかなり安い。
なので、これから不動産屋投資には中山がおすすめなのだという。
日本人を含め、結構投資をしている人も多いエリアである。
高騰する可能性はあるがリスクもかなりある
深センの不動産価格がここ数年で高騰したように、中山の不動産価格が高騰してかなり儲かる可能性はあるだろう。5倍くらいの価格になることもあり得るだろう。
しかし、このバブル景気がずっと続くとも到底考えられない。
バブルが弾けるまでに売り抜けられれば良いが、タイミングを逃すと大損害を被ることになるだろう。
私個人の意見では、今の中国の不動産屋投資のリスクはかなり高いと思う。
中国の不動産屋投資がオイシイと思える時代は終わったと思っている。
ということで、ビラ配りのにいちゃんには、
「お疲れ様。とりあえず、今は買うつもりはないかなぁ。ありがとね」
と言って、その場を去ったのであった。
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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