道路上に落ちている白いもの
この時期、道路上にふわふわの白いホコリのようなものが落ちている。風に吹かれ、吹き溜まりなどに結構溜まっている。
白いホコリの塊…?
知らない人はなんだこれは?ゴミ?ホコリ?と思うかもしれない。
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木綿花の種
これは何かというと木綿花の種なのである。先日紹介したが、木綿花は深センの春の風物詩だ。
木綿花
3月頃、綺麗な花を咲かせ、見る者の目を悦ばせる。
私も木綿花鑑賞が大好きだ。
その花がすっかり落ちてしまって1ヶ月ほど経った今時期、種になるのである。
種になった木綿花
ふわふわのワタが木綿花の由来
遠目から見たら白いホコリのように見えるが、近くで見ると確かに種だということがわかる。ふわふわのワタの中心に小さな種がある
種を包んでいるワタは、タンポポの種と同じく、風に飛ばされるための、言わば羽である。
種はかなり小さいため、ほんのそよ風でもふわっと空に舞い上がり、遠くまで飛ばされ行くのだ。
遠く離れた場所まで飛ばされ、運良く根付いた木綿花の種が大木となり、命を繋いで行くというわけだ。
ふわふわのワタも風物詩
深センには木綿花が多いため、5-6月はふわふわと空中を舞う木綿花の種をよく見かける。これも深センの風物詩である。
ふわふわのワタが飛び始めたら夏は本番。これから数ヶ月、毎日暑い日々が続いていく。
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