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なんと!日本にモバイクが進出した!
今や深センではなくてはならない交通手段になっているレンタル自転車。今や深セン市内のどこに行ってもレンタル自転車が停まっている。
利用料金は正規料金でも30分あたり日本円で数円と激安だが、各社キャンペーン争いが熾烈で、今はほとんど無料と言っても良い。
私もよく利用していて、このブログでもレンタル自転車について何度も書いてきた。
モバイクはレンタル自転車業界の先駆者として今や深セン市内の多くの人に利用されている。
そんな中、驚きのニュースが舞い込んできた。
なんと!モバイクが日本に進出したというのである。
モバイクの日本法人、モバイク・ジャパンが、2017年8月23日、まずは北海道の札幌市で事業をスタートさせたのだ。
モバイクの車両
モバイクのアプリを開いてみると・・・
なんと、日本でモバイクが!!?本当だろうか。
試しに、モバイクで札幌の地図を表示させてみると、なんと、普通に表示されたではないか!
エリアは札幌駅の西側
拡大するとちゃんとモバイクが表示された!
すごいことだ。本当に日本にモバイクがあるのだ。
しかし、上の地図を見てわかる通り、札幌駅、大通り、すすきのなどの札幌のメインエリアはカバーされていない。
そして、アプリを見る限り、台数は多くなさそうだ。
あくまで試行という感じ。移動手段として、モバイクをあてにはできないだろう。
利用方法、利用料金は?
システムは基本的に変わらない。QRコードをスキャンすると鍵が自答的に開き、締めると利用料金が引き落とされる仕組みだ。しかし、利用料金は日本価格になっている。
中国は正規料金でも30分あたり0.5元~1元(約8円~16円)だが、日本のモバイクは30分50円だそうだ。
日本のレンタル自転車は1時間300円~500円くらいかかったりするところもあるので、これでも激安であるが。
決められた駐輪スペースに停めなければならない
また、中国と違うのは、駐輪スペースが決められていることだ。中国は、レンタル自転車はいたるところに停められており、スキャンすればすぐに乗れる。
また、どこにでも乗り捨てられるのが、レンタル自転車の大きなメリットのうちの一つと言える。
しかし、日本は法整備がしっかりしているため、放置は基本的にNGである。
モバイク・ジャパンが提携している駐輪スペースに停めなければならないということだ。
しかも、今はまだ、限られたエリア内だけの試行であるので、利便性はかなり低いと言わざるを得ない。
札幌市のprocle(ポロクル)との闘いもある
また、札幌市には、procle(ポロクル)というレンタル自転車がモバイクより先に事業を開始している。procle(ポロクル)
事前の登録が必要だが、市内であれば、1日1080円、1回60分以内108円で使用できる。
また、利用できるポートもモバイクよりかなり多い。
先にprocle(ポロクル)が広まっている札幌で、モバイクがやっていくのは難しいような気がする。
モバイクが日本でやっていくのは難しいのではないだろうか
これからのモバイク・ジャパンの動きに注目したいが、モバイクなどのレンタル自転車が日本で事業を展開していくのはなかなか難しいと思う。
なぜかというと、日本と中国では法律が違うからだ。
中国で生活しているとわかるが、日本は本当に法整備がしっかりしている。
大都市圏では、自転車を放置することは禁止され、駅前に自転車を停めるにもお金がかかる。
地方自治体は中国のように街中レンタル自転車であふれるようなことを決して許されないはずだ。
モバイクの登録者数を増やすためには、かなりの台数が街になければならないが、
日本の法律を遵守した上でそれをやっていくのはかなり難しいだろう。
札幌に行ったら
いずれにしても、札幌でモバイクが事業を開始したというのは、驚きである。もし、札幌に行くことがあったら、使ってみたいと思う。
札幌に行けなくても、もしかしたらこれから日本の他の都市でもモバイクが展開されるかもしれないので、機会があれば帰国時に試してみたい。
■中国レンタル自転車Mobike完全マニュアル
■レンタル自転車に関する記事はレンタル自転車カテゴリから
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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この記事へのコメント
bigpaddy
ペッペケ
コメントありがとうございます。
普通に中国の携帯から中国で使っているアプリのままで見れています。今も見てみましたが、札幌のモバイクもちゃんと表示されました。