「美味餃子店」
香港の太子に「美味餃子店」というローカル餃子店がある。普通の店構えの、地元感溢れるレストランだ。
しかし、餃子の味は抜群だと言う。
ここの水餃子は“香港1美味しい”という噂もある。
本当にそんなに美味しいのだろうか。行ってみることにした。
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MTR太子駅からすぐ
場所は以下で確認してほしい。MTR太子駅、C2出口を出て数分で到着した。
※スクロールできます 住所:香港, Mong Kok, 太子大南街74號地下F號舖 |
水餃子を注文
こちらがメニュー。ローカルレストランなので、英語のメニューはない。
店員も広東語しか話せなかったが、メニューを指差して注文すれば問題ない。
ちなみに「湯餃子類」が水餃子、「煎餃子類」が焼き餃子だ。
水餃子が有名ということなので、水餃子を選ぶことにした。
今回頼んだのは、「雲耳椰菜肉餃」「韭菜肉餃」の二品だ。
7つ入りの「細碗」を選んだ。
値段はHKD43(約593円)とHKD42(約579円)だ。
店内
水餃子が来た
数分待つと、水餃子が運ばれて来た。「雲耳椰菜肉餃」と「韭菜肉餃」
かなり大きい餃子なので、7つ入りでも十分満足できる量だ。
「韭菜肉餃」を食べてみる
では早速食べてみよう。まずは「韭菜肉餃」を食べてみる。
むはっ!
うまい。
スープの中でも破れないぶ厚めの皮はもっちりとしている。
この餃子の皮だけでも食べる価値があると思う。
この皮をプッチリと噛み切ると中からスープが吹き出して来た。
韭菜(ニラ)の香りがほのかにする爽やかなスープだ。
しっかりとした旨味があるにも関わらず、しつこくない。いくらでも食べられる感じだ。
うまい!
「雲耳椰菜肉餃」を食べてみる
次に「雲耳椰菜肉餃」を食べてみた。雲耳はキクラゲのことだ。
コリコリとしたキクラゲの歯ごたえと、もちもちの皮の食感が口の中で見事なハーモニーを奏で、これまた絶品の一品である。
うーむこれもうまい!
付け合わせの漬物が絶妙
水餃子は醤油につけて食べるのだが、醤油の横に謎の瓶が置いてあった。普通は醤油と一緒に置かれている瓶には辣椒酱(トウガラシペースト)が入れられているのだが、これは違う。
これは何だろう…。
少し醤油皿に取り、水餃子をつけて食べてみた。
口の中で咀嚼(そしゃく)すると、コリっという小気味良い歯ごたえが口の中で感じられた。
ん?
これは、キクラゲの歯ごたえ?
いや、違う。この付け合わせだ。付け合わせの歯ごたえだ。
これは…。漬物?
食べてみてわかったが、ダイコンの漬物をみじん切りにしたものとトウガラシを混ぜたものだった。
これが水餃子と一緒に食べると絶妙にうまい。
普通にトウガラシ感覚で使えるのだが、漬物と一緒なので、それほど辛くない。
ピリッというトウガラシの辛味とコリコリした漬物の食感が同時に楽しめるのだ。
これは美味しい。
あっという間に餃子がなくなってしまった
最後はスープも全部飲み干し、大満足で店を後にした。
生の餃子も買える
なお、持ち帰り用の生餃子も買える。値段はこちら
「每打」は1ダースあたり、つまり12個の値段だ。
店内で食べるよりかなりお安くなっている。
茹でるだけで食べられるので、こちらも人気があるらしい。
私が行った時も店の外で数人が餃子を待っていた。
香港に住んでいる人は、持ち帰りもありだと思う。
大満足!
今回の水餃子は大満足の出来だった。“香港1美味しい”かどうかはわからないが、本当に美味しかった。
地元の人たちが多く訪れていた。この客足もこの店の餃子の美味しさを物語っている。
値段もお手頃、観光地の旺角(モンコック)からも近い。胸を張っておススメできる水餃子屋さんである。
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