深センでスマホを盗まれたが、監視カメラネットワークのおかげで犯人が見つかった!中国は世界で一番安全な国?

DCA01F2C-4EFB-4AB5-AAF5-26E34ADA52E4.jpeg

友人がスマホを盗まれた!しかし犯人即逮捕!?

友人が深セン市内でスマホを盗まれた。

スマホを置いて、他のものに気を取られている間に、サッと持ち去られた模様。

日本だろうが中国だろうが、どこにいても公共の場所でスマホを体から離したらダメという教訓を学んだ。やはり貴重品は肌から離すべきではない。

しかし、今日書きたいのは、その後に起きたことである。

なんと、決して見つからないと思ったスマホが見つかり、数時間で手元に返ってきたのである。

犯人が捕まったのだ。

スポンサーリンク

中国ではAI(人工知能)監視カメラネットワークが全国規模で構築されている

どの国にいても、公共の場所でスリや置き引きに遭ったら、盗まれた物を取り戻すことはほぼ不可能と思う。

しかし、今回、なぜ犯人が捕まったのか。

中国のAI(人工知能)付きの監視カメラネットワークがあったからである。

※写真はイメージ
45F7246B-8919-459E-8906-936F360FF124.jpeg

高性能のAIが顔を識別、犯罪者をすぐに探せる

中国の路上にある監視カメラはAI(人工知能)付きで、映ったものを自動的に認識、識別、記録する機能を有しているらしい。

なにそれ?と思うかもしれないが、似たような顔認識システムは、最新のiPhoneでも採用されている。

iPhoneに顔を向けるだけで、持ち主の顔を認識し、ロックが解除される。

ヒゲを生やしても、メガネをかけても、表情を変えてもちゃんと本人だと判断される、すごい技術だ。

その技術が、中国の路上にある監視カメラにも搭載されているのだ。


全国に4億台くらい設置されるらしい

しかも、監視カメラの設置台数が半端ない。

すでに全国に数億台設置され、今後4億台以上に増えるらしい。単純計算で人口4人に一台くらいの割合だ。

中国に行けばわかるが、本当に監視カメラだらけである。

深センの普通の片側2車線の交差点で、そこから見える監視カメラの数を何気なく数えてみたが、20機以上あった。

大通りならもっとあるし、細い路地にもある。そして、公園や山の登山道にもある。

つまり、中国国内であれば、どこにいても、大通り以外の路地にいても、監視カメラは目を光らせ、人々の顔を解析しているのだ。

この技術、運用レベルは中国が世界第1位だと言われている。




友人もこのカメラに助けられた

このニュース記事を見たとき、本当なの?本当にそれほどの運用が可能なの?と思っていた。

しかし、実際、友人はこの監視カメラネットワークに助けられたのだ。

スマホが無いことに気づいた時には犯人はおらず諦めかけたが、念のため、警察に通報した。

すると、警察は近くにあった監視カメラから犯人の顔を解析、さらに、その顔に似た人を検索したとことろあっという間に犯人の現在地を特定し、あっけなく逮捕に至ったのである。

絶対戻らないと思われたスマホが返ってきたのだ。

すごすぎる。

奇跡的にスマホが返ってきた!
86CCCB17-0CF1-4F1D-9362-3D1C6DAD0B37.jpeg

犯罪防止、解決に大きなメリット

これは確かに本当にすごい技術だ。犯罪を防ぐ点で大きなメリットがあるだろう。

誰がいつどこにいたかもわかるので、犯罪者も逃げ切れないと思い、そもそも犯罪を起こすのをあきらめるかもしれない。

また、犯罪が起きた場合でも、犯人本人や乗っていた車の足取り、現在地がわかるので、犯人逮捕も早いであろう。

日本のように指名手配犯が何年も見つからないなんてことは中国ではもはや有り得ないことになっている。

また、中国では幼い子供が誘拐されるという痛ましい事件も多い。現状では一度さらわれたら親元に戻ってくる可能性は1パーセントにも満たないらしいが、このAI監視カメラは、子供の顔も認識できるため、親が子供を探し出すための大きな助けになるだろう。

このため「今の中国は世界でもっとも安全な国だ」という人もいる。

スポンサーリンク

冤罪(えんざい)防止にもなる

さらには冤罪(えんざい)防止にもなるだろう。

冤罪(えんざい)とは、無実の罪のことだ。

日本でも時々話題になるが、何もしていないのに逮捕され、その後の人生を狂わされたりする方もいる。

ただ日々を暮らしていただけなのに、突然無実の罪で逮捕され、刑務所で何年も服役し、犯罪者のレッテルを貼られて生きていかなければならないその人の気持ちになると、いたたまれない気持ちになる。

この冤罪(えんざい)も、AI(人工知能)監視カメラがあれば、防げるかもしれない。

なぜなら有力なアリバイになるからだ。

冤罪被害者の多くはアリバイを証明できず、有罪とされることが多いが、このAI(人工知能)監視カメラにに映っていれば、自分がいつ、どこにいたかを証明することが出来る。

この技術で、冤罪の多くをなくすことができるかもしれない。

3AB23286-ECDA-4D2D-B3BF-E2829F48F9EA.jpeg

中国でプライバシーはもはやない

しかし一方、個人のプライバシーが守られないという大きな問題がある。

現在の中国では、小さい路地にも監視カメラがあるため、もはや個人のプライバシー全くない。

そして、ハッカーなどによる情報流出の可能性も否めない。

もし、情報が悪用されたり、ストーカー犯などの手に入ったらそれこそ大変なことだし、怖いことだ。

しかし、とにかくこの技術はすごいという事と、友人がその技術の恩恵にあずかったと言うことだけは事実である。

Faston ウルトラライト ダウン ベスト メンズ 超軽量 袖なし


スポンサーリンク

この記事へのコメント

【このサイトの全ての記事一覧】を見る


楽しめたら↓ポチッとお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ 深セン情報へ
【最新記事(トップページ)】へ

今日の人気記事

中国語マンツーマンオンラインレッスン!
無料体験はこちら!【SpeakMandari】


スポンサーリンク