香港のHSBCに日本円を預けに行ってきた
HSBCの口座を開設してから、香港ドルと人民元だけを預けていた。しかし、HSBCはマルチカレンシー(複数通貨)口座で、香港ドルと人民元以外にも10の通貨、つまり合計12通貨を一つの口座でに管理できるのである。
それには日本円も含まれており、普通に日本円も日本の銀行と同じように預けておける。
【参考:香港HSBCのマルチカレンシー口座で扱っている12の通貨】 HKD(香港ドル) RMB(人民元) JPY(日本円) USD(アメリカドル) GBP(イギリスポンド) CAD(カナダドル) AUD(オーストラリアドル) NZD(ニュージーランドドル) EUR(ユーロ) SGD(シンガポールドル) CHF(スイスフラン) THB(タイバーツ) |
なぜなら最近、友人が盗難の被害にあったからだ。
空き巣に鍵を開けて入られ、現金と貴重品を盗まれたらしい。
友人に、現金はできるだけ置いておかない方がいいよ、ホント気をつけた方がいいよと言われた。
確かに被害にあう可能性を考えると、しばらく使わない現金は銀行に預けておくのが賢明である。そもそも、深センや香港では日本円の現金は使うことはないしね。
ということで、香港に行ったついでに、HSBCに家に置いてあった日本円を預けてきた。
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日本円などの外貨は窓口で対応
上記したように、香港のHSBCは複数の外貨の預金、運用に対応しており、日本円ももちろん預けることができる。しかし、ATMは基本的に香港ドルしか対応していないので(一部のATMは人民元も使える)、日本円を預けるには、HSBC支店の窓口に行かなければいけない。それが少し面倒である。
今日は上水の支店に行った。
HSBC香港上水支店
外貨を預けるのは簡単だ。特に手続きも要らず、通常ATMで使うカードと現金があればオーケーだ。(身分証明のため、パスポートは必要)
窓口に預けたい現金(日本円)を出すと口座に入れてくれる。その後、入金証明をもらい、それで完了だ。
入金完了
ちなみに、入金作業時間は1分もかからないが、窓口が混んでいるときは10分〜20分待つこともある。
引き出しも同じ
日本円の現金引き出しも同じで、支店の窓口に行き、カードと身分証明のためにパスポートお金を引き出したい旨、額を伝える。言葉に自信がない場合は、
「提款 50,000JPY」
と書けば問題ない。
(参考単語) お金をおろす=提款 お金を預ける=存款 |
ちなみに、HSBCは世界各国のATMからお金をおろすことができるので、日本帰国時にここから降ろすことも可能だ。
香港HSBCの窓口で日本円(外貨)を扱う場合の手数料は?
香港HSBCの窓口で日本円(外貨)を扱う場合、手数料はかからない。預け入れも引き出しも無料である。
しかし、それは1日15万円以下の場合だ(日本円の場合)。それを超える場合、0.25%の手数料がかかってくる。
例えば、15万円ジャストを預け(または引き出し)た場合、手数料は無料だが、
それを超えて15万円1円になると、手数料が発生し、
150,001×0.25%=375円の手数料が取られる。
100万円だと2500円の手数料である。
まぁ、海外通貨であることを考えると、良心的な手数料だと思う。
まとまった額を出し入れしたい人で、手数料代を節約したい場合は、ちょっと面倒だが、1日あたりの取引額を15万円にすれば良い。日を改めれば、手数料はかからない。
ネットバンクで確認できる
預けた後はネットバンクでも確認できるようになる。日本帰国時にここからおろす事もできるし、運用も可能である。
海外在住の日本人の方は、現地通貨は現地の銀行に預けているが、ある程度の日本円の現金を家に置いておく人が多いようである。
もし、HSBCの口座を持っているなら、しばらく使う予定のない現金は預けておくことをお勧めしたい。
日本円の場合、取引額15万までなら手数料は無料だし、超えても0.25%だ。
盗難に遭う可能性を考えたら安いと思う。
■香港HSBCに関する記事まとめ
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