香港HSBCのネットバンク内で両替方法解説。手数料も安く、マルチカレンシー口座は本当に素晴らしい!

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HSBCネットバンク内で両替する

先日、HSBCのインターネットバンキングの登録方法を紹介した。
【保存版】HSBCインターネットバンキングに登録、使用方法。手順を完全開設

今日は、ネットバンク内での両替方法について解説したい。

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HSBCはマルチカレンシー口座

HSBCはマルチカレンシー(複数通貨)口座なので、以下の12の通貨を一つの口座内で管理できる。
【香港HSBCのマルチカレンシー口座で扱っている12の通貨】
HKD(香港ドル)
RMB(人民元)
JPY(日本円)
USD(アメリカドル)
GBP(イギリスポンド)
CAD(カナダドル)
AUD(オーストラリアドル)
NZD(ニュージーランドドル)
EUR(ユーロ)
SGD(シンガポールドル)
CHF(スイスフラン)
THB(タイバーツ)
ネットバンクが利用できれば、通貨間の両替は非常に簡単だ。


HSBCのネットバンク上で両替してみよう

では、HSBCのネットバンク上での両替方法を解説したい。


1.ログインする
まずはログインしよう。

登録からログインまではこちらの記事を参考にしてほしい。
【保存版】HSBCインターネットバンキングに登録、使用方法。手順を完全開設

なお、以下の画面はタブレットの画面なので、パソコンのブラウザの表示とは少し異なるが、操作方法は同じである。

また、中国語の画面だが、英語に切り替えることも可能だ。



2.转账を選ぶ
メニューから「转账」を選ぶ。
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3.どの口座からどの口座に移すかを選ぶ
以下の画面だと「香港ドル口座」から「人民元口座」にお金を移す場合だ。もちろん、12の通貨どの口座間でも可能である。
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4.金額を決める
出金口座の額(支张金额)、入金口座の額(入账金额)のどちらかに金額を入れると、自動的にもう片方の金額にレート計算された額が表示される。
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5.確認して完了
あとは、確認画面になる。香港ドルの口座からいくら引き落とされ、人民元の口座にいくら入るかが表示される。

内容を確認し、「確認」を押せば完了である。
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その後、残額を確認すれば、お金は両替され、移動している。



HSBCネットバンキング両替手数料は?

気になるのは手数料はいくらかということである。

HSBCの両替手数料というものは存在しない。ただ、両替のレートが売りと買いでは少し差があり、それが事実上手数料になっている。

だが、噂通り、手数料はかなり安い。

例えば、10000JPYを人民元に両替し、そのまま日本円に戻した場合、9806JPYとなった。
※10000JPYを人民元に替えたら573.28RMBになり(両替1回目)、その573.28RMBをそのまま日本円に替えたら9806JPYになった(両替2回目)

レートによって多少の差はあるかもしれないが、今回のレートでは、10000円のお金を、売りと買い2回両替をして194円の手数料ということになる。

つまり、約10000円の両替1回あたり、手数料は97円である。

これは本当に安い。
両替は絶対重慶マンション!【調査レート】
↑こちらのページで各所で両替した時の調査レートをまとめた。

以下にその時のデータの概要を書いているが、HSBCの両替手数料が本当に安いということがわかるだろう。

両替場所10000円を人民元に両替するときの手数料
重慶マンション18~30円
HSBCネットバンク97円
香港や深センの街の両替商669円~1050円
空港の両替屋1088円~1371円
重慶マンションのレートはさすがにすごいが、重慶マンションまでわざわざ行く手間を考えたら、HSBCのネットバンクの両替の手数料はかなりお得といえるだろう。

通貨別に手数料が違うのか調べてみた
HSBCの口座内両替の手数料を通貨別に調べてみた「日本円、人民元、香港ドル、アメリカドル、タイバーツ」



HSBCの口座を持っているなら両替目的としても有利

上記したように、12の通貨間で自由にお金を動かすことができる。

手数料は相当安いので、資産のリスク分散として、ほかの通貨に両替しておいたり、また、海外旅行の両替目的としても有利である。

香港国際空港から旅行に行くなら、香港国際空港第二ターミナルにもHSBCの支店があるため、出国前に両替したい額をあらかじめネットバンク上で動かしておき、窓口でおろせば良いのである。

上記の表を見るとわかるように、空港で両替すると手数料は相当高く、1万円で1000円、10万円で1万円くらいが手数料で奪われてしまう。

HSBCの口座をうまく活用するうえで、上記情報が参考になれば幸いである。

香港HSBCに関する記事まとめ



【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます

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この記事へのコメント

  • PMZ

    なるほど、改めてHSBCの利便性を感じました。

    追加情報ですが、窓口で香港ドル(口座)から元へと両替し引き出す場合、あらかじめ人民元口座を作ってないと若干レートが悪くなる(余分な手数料がかかる)ようです。*その場で人民元口座を作ってもらってそこに入れてから引き出してもらうことは可能です。(ネットバンクであらかじめ両替しておく場合は、当然人民元口座を作ってあるということだから、問題ないと思われます)。

    また、深セン羅湖口岸の1F(お茶屋さんとかあるところ)にある両替商は、人民元→香港ドルに関しては、HSBCより良いレートで交換できます。

    また、他の銀行との比較はわかりませんが、香港HSBCの場合、多国間の両替といっても全て一旦香港ドルを経由するので香港ドルとの両替以外は手数料は2重になると、どこかの記事で読んだことがあります。例えば、日本円から元への両替の場合は、日本円→香港ドル→元というように計算されるということのようです。

    この辺りの真偽がわかれば、是非教えて頂ければと思います。よろしくお願い致します。
    2018年02月01日 10:54
  • PMZ

    調査をありがとうございます。調査記事のほうに、改めてコメントさせて頂きました。
    2018年02月02日 17:59
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