香港セントラルにある人気の写真撮影スポット「タデル・ストリートのガス灯」
セントラルは香港島にある香港の政治、経済、観光の中心地で、ありとあらゆる人種の人たちが、さまざまな目的で訪れる。観光旅行で来られていると思われる日本人の方もこのエリアで多く見かける。
今日はそんなセントラルにある、人気の写真撮影スポット「タデル・ストリートのガス灯」について紹介したい。
なお、以前紹介した、香港動植物公園のすぐそばなので、ついでに来ると良いかもしれない。
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香港で唯一残る現役のガス灯
ここは香港で唯一残る現役のガス灯ということで知られている。まだイギリスが統治していた1800年代、香港の街角を照らすのに灯油を燃料にした街路灯が利用されていた。当然ながら、灯(あか)りを灯(とも)しつづけるには燃料補給が必要だった。
その後、燃料を継ぎ足す必要がないという理由から、ガス灯が多く設置されるようになり、香港の街にたくさんのガス灯が灯ったのだ。
このガス灯が一時期香港の街にたくさん灯った
しかし、ガス灯の利用がずっと続けられることはなかったのである。
終戦後、さらに便利な電灯にとってかわることになり、香港の町から次々に姿を消していった。
そして現在、香港で唯一残るのが、このタデル・ストリートの4基のガス灯なのである。
歴史を感じられるスポット
ガス灯の雰囲気をさらに良くしているのは1875年から1889年に建設された石段だ。その手すりの四隅にガス灯は設置されている。
この石段とガス灯を眺めながら、近代の香港の移り変わりをずっと見守ってきたのだなぁと思うと、なんとも言えない気持ちになった。
この石段には100年以上の歴史がある
写真を撮りに来ている人がたくさん
上記したように、ここは人気の写真撮影スポットだ。いつ来ても写真を撮りに来ている人がたくさんいる。
観光客はもちろん、モデルを引き連れたプロのカメラマン、結婚写真をここでとる人もいる。
観光でセントラルに来たらここまで足を延ばし写真を撮ってみるのはいかがだろうか。
写真を撮っている人がたくさんいる
灯りがともるのは夜6時から朝6時まで
昔は手動で電気をつけたり消したりしていたガス灯だが、今は全自動化されており、毎日夜6時から朝6時までの間、灯りが灯る。昼に来るのも良いが、ガス灯の灯りが見たい方は夜に来てみることをお勧めしたい。
場所
場所はこちら。MTRセントラルから歩いて5分くらいである。【関連記事】
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