ドクダミの葉
ドクダミリベンジ
ドクダミは中国語で(鱼腥草•魚腥草)と呼ばれる植物だ。日本では葉を乾燥させ、健康茶などとして飲まれているアレである。
しかし、中国では根を普通に料理して食べるのである。
“ドクダミは果たしてうまいのか?”について解明するため、今までドクダミ料理に挑戦してきた。
戦績は以下の通りだ。
1回目は初ドクダミ。マズくて失敗。(負け)
2回目はお茶にしてみてまぁまぁ。(引き分け)
3回目はきんぴら風にして結構いけた。(一応勝ち)
ということで、現在1勝1敗1引き分けである。
(笑)
今回はドクダミと4回目の戦いに挑む。
スーパーで見つけた「凉拌ドクダミ」と、レストランの「ドクダミスープ」に挑戦したのだ。
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凉拌(リャンバン)ドクダミ
凉拌(リャンバン)とは、生のまま、タレなどと混ぜた和えもののことである。凉拌(リャンバン)ドクダミは、生のドクダミの根を四川風の辛いタレと絡めてあるサイドメニューだ。
スーパーで発見したので買ってみた。
スーパーで売られていた
これで2.1元(約35円)
こんな感じ
ほほう…
見た目は、当たり前だが、ドクダミの根だ。
では実食!
パクリといってみよう。
…ん?
うん。
なかなかイケる。イケるよ。
普通に美味しいと思う。
確かにドクダミの独特のクセはあるのだが、四川風のタレと辛さがちょうど良い。
ドクダミの香りとよく合っていると思う。
結構味が濃いので、ご飯が進むね。
うむ。うまいよ。普通に。
私は美味しいと思った。
ドクダミスープ
その後、客家(ハッカ)料理の店でご飯を食べた。すると、メニューの中に、ドクダミのスープがあるじゃないか。
鱼腥草煮汤(ドクダミのスープ)は9元(約150円)
よし、これも頼んでみよう。
運ばれてきたのがこちら。
鱼腥草煮汤(ドクダミのスープ)
店員のオッチャンは、「これは身体にいいぞー!」と言っていた。
さて、早速いただいてみよう。
レンゲですくってみると、豚肉と豚モツ、そしてドクダミの葉と根が煮込まれていることがわかる。
まずはスープを啜ってみた。
お…
うまい。
ダシがよく出ていて、コクがある。
それにほのかにドクダミの香りが付いている。決してきつい香りではなく、食欲をそそる香りだ。
うまく調理すれば、こうなるのか。
ドクダミの独特な香りは残っているのだが、それをうまく生かしているのだ。
塩分は控えめでちょうどいい。
うむ、こちらも普通にうまいぞ。
第四戦
さて、ドクダミとの戦い第四戦の戦績だが、快勝。
と胸を張って言えるだろう。
普通にうまかった。
ちゃんと調理するとちゃんと美味しくなるのだ。
ま、マズいならドクダミが野菜売り場に並ぶことはないよなぁ。
いつか、さらに美味しい激ウマのドクダミ料理に出会えるだろうか。
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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