ちょっと気になる中国語「低頭族(低头族)」=「歩きスマホ」

「低頭族(低头族)」

今日、深センの地下鉄構内でこんな注意標識を見かけた。

出行不做“低头族”
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意味は

「出かけるときは“低頭族(低头族)”をやめよう」

である。

さて、“低頭族(低头族)”とは何なのだろうか。

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「低頭族(低头族)」は「歩きスマホ」のこと

「低頭族(低头族)」は日本語の漢字の意味でそのまま理解できる。

“頭を低くする人達”だ。

しかし、これは日本語では「歩きスマホ」と言う意味である。

“頭が低い人”がどうして“歩きスマホ”?と感じるかもしれないが、

スマホを使いながら歩いている人を見ると、納得である。

そう、スマホを注視しながら歩いているとは必然的に頭が低くなるのだ。
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「低頭族(低头族)」とはよく言ったものである。



中国でも「低頭族(低头族)」=「歩きスマホ」が社会問題になっている

日本と同じように、中国でも「低頭族(低头族)」=「歩きスマホ」が社会問題になっている。

最近、中国でもスマホを注視しながら歩いていたため交通事故にあったり、転んで大怪我をしたりする人のニュースを見た。

前を見ていないのだから危険度が格段に増す。

当然と言えば当然だ。


中国の道路は危険度が高い?

日本だろうが、中国だろうが、世界中どこにいてもスマホの画面を注視しながら外を歩くのはやめるべきだ。

しかし、中国の道路は特に危険度が高めだと思う。

中国では歩道を歩いていると、工事中で掘り返され、穴が開いたままでそのままになっていたりすることが結構ある。

前を見ずに歩いて落ちたら大変だ。

また、命に関わる危険はないかもしれないが、ゴミや犬のフンが多い道路もある。

歩きスマホをしていて犬のフンを踏んだら最悪である。

中国の道路を歩く時は、特に前を見て歩くようにしよう。


注意喚起の標識は地面に貼ってあった

ちなみに、最初に紹介した「出行不做“低头族”」の注意喚起の標識は、壁ではなく、地面に貼ってあった。

地面に貼ってある
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これはよく考えられていると思った。

下しか見ていない“低头族”の人たちの目につくところに貼ってあるのだ。

しかも、階段の前後など危険度が高いところに表示されている。

これはなかなか親切な注意喚起だ。

この注意喚起の標識を考えた人に「666」をあげたいと思った。

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ちょっと気になる中国語「666」

中国生活でちょっと気になった中国語をシリーズ記事で書いています。過去の記事についてはこちらからどうぞ


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