深セン羅湖イミグレそばにある「徳興茶葉世界」
中国はお茶の国だ。中国には美味しくて安い、ありとあらゆるお茶が売られている。中国に来たなら、お土産にお茶を買って帰りたいと思う方が多いだろう。
今日は深センの羅湖イミグレすぐそばにある「徳興茶葉世界(德兴茶叶世界)」というお茶の問屋ビルを紹介したい。
問屋ビルと言っても個人でも購入可能で少量から売ってくれるし、よいお茶をかなり格安で買える。
個人で福建省などに茶畑を所有しており、そこで採れたお茶を自分の工場で加工し、直販している個人問屋も少なくない。
中国でお茶は、問屋で買うのがお勧めなのだ。
「徳興茶葉世界(德兴茶叶世界)」は、イミグレすぐそばなので、香港からもすぐ来れる。香港旅行のついでに来てもよいと思う。
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場所はここ
まずは場所を紹介したい。| 地図はこちら(グーグルマップ) スクロール可能です。 なお、グーグルマップではイミグレとの間に大きな川があって分断されているように見えるが、つながっており、歩いて来れる(道路を渡る際一部地下道を通過する必要があるが) |
写真の右側に羅湖のイミグレーションが見える。
道路を渡って、イミグレの方を見てパチリ。真ん中に見えるのが羅湖イミグレ
イミグレビルから歩いて2-3分で来れる距離にある。(この写真の手前に写っているが道路があるので、イミグレから来るなら地下道を通って、道路を横断する必要はある)。
なお、「徳興茶葉世界(德兴茶叶世界)」は深セン地下鉄「人民南站」のA1出口の目の前にあるので、深セン地下鉄「人民南站」のA1出口を百度地図で確認すれば迷うことなく来れると思う。
3階建てのお茶問屋ビル
では、早速中「徳興茶葉世界(德兴茶叶世界)」ビルの中にに入ってみよう。中の様子
ここは3階建てのお茶の問屋ビルである。
中にはたくさんのお茶の個人問屋が入っており、お茶はもちろん、お茶に関するものなら何でも売っている。
茶器など、持って帰ることができるものもたくさんあるので、いろいろ見て回るとよいだろう。
おしゃれな茶器もたくさん売っている
すべて個人経営の問屋
ビルの中に入っているのはすべて個人経営の問屋である。売っているものに値段が書いていないものもあり、店主との交渉で値段が決まる。
店主が値段をつけるため、それぞれの店で扱っているもの、値段にかなりばらつきがある。
同じものでも店によって数倍の値段の差があるのだ。
お茶の値段は店によっても様々。値段が書いてないものも多いので聞く必要がある
問屋買いでの注意点
日本では店主と値段を交渉するということはまずないので、どのように買えばよいかわからないかもしれない。初めて中国の問屋に行く方のため、注意点を書きたい。
1、値段は1斤(500g)あたりが普通
中国は量り売りが基本。値段を聞くと、普通は1斤(500g)あたりの値段が返ってくる。日本では1箱、1パックで値段がついているが当たり前なので、間違いがないか気を付けよう。
例えば、こちらのレモン菊茶
これの値段を「多少钱(いくら?)」と聞いてみたが、“120元”と返ってきた。しかし、これは1箱の値段ではない。1斤(500g)当たりの値段である。
「1箱でいくら?」と聞きなおすと、「これは半斤(250g)だから1箱なら60元だ」と言われた。
値段を聞く場合は、1斤あたりなのか、1箱(1袋)あたりなのか確認する必要がある。
2、1件目では絶対に買わない
上記したように、ビルの中に入っているのはすべて個人問屋であり、店ごとで値段が違う。そして、交渉次第でかなり値段が変わってくる。
また、店主はあまり値段がわかっていない客とわかると、かなり高い値段を言ってくるのが当たり前だ。
なので、1件目では決して買ってはいけない。
まずは数件をまわって、相場を確かめてからにしよう。
交渉、買い方モデル
では実際にどのように問屋店の店主と交渉し、買えばよいのか。初めて買う方のために、交渉モデルを書いたので参考にしてほしい。
1、買いたいお茶を決め、紙に書いておく
もし、中国語が話せないなら、買いたいお茶を紙に書いておくとよいだろう。例えば
铁观音 1斤 ?元 |
これで、「鉄観音茶は1斤当たりいくら?」と聞いていることは十分伝わる。
| 【参考単語】 红茶(紅茶) 铁观音(鉄観音茶) 茉莉花茶(ジャスミン茶) 乌龙茶(ウーロン茶) 普洱茶(プーアル茶) 绿茶(緑茶) 柠檬茶(レモン茶) などなど。 漢字で書けば基本わかると思う。 |
ちなみに、個人的にお勧めなのは、鉄観音やジャスミン茶かなぁ。美味しくて、お土産にしても喜ばれるし、はずれがない。
铁观音(鉄観音茶)の茶葉。すっきりして飲みやすい、なかなかおいしいお茶だ。
2、何件か回り、値段を聞く
紙に書いたら、何件かに聞いてみよう。店主はみんな必死なので、1件目で「安くするから!飲んでいけ!」と誘われるだろうが、そこはとりあえずスルーしよう。
铁观音 1斤 ?元 |
なお、お茶の値段にはかなり開きがある。例えば、鉄観音茶で言うと、1斤あたり、30元~200元くらいだろうか。
同じ店でも何種類も扱っており、聞くと、これは1斤30元、これは1斤80元、これだと1斤150元、などと言われるはずだ。
値段が高いほうがおいしいかというとそうでもなく、これは収穫量や産地からの距離(運送料)、収穫地などで決まってくるものである。
後で書くが、値段ではなく、実際に飲んでみてから気に入ったお茶を決めよう。
私はいつも50元以下のを選んでいるが美味しいのがたくさんある。
3、値段の相場がわかったら、買いたい店に戻る
何件か聞いて、値段の相場がわかったら、買いたいと思える店に戻ろう。聞いた中で、安い店に行くのがいいと思うが、店主の対応でも判断しよう。
値段を聞いた際、ぶっきらぼうで対応が悪かった店では買わないほうが良いだろう。
4、飲んでみよう
どの店でも試飲が可能だ。「可以试一下吗?」
と伝えれば(書いてもオーケー)お茶を入れてくれる。
その場でお茶をいれて飲ませてくれる
例えば鉄観音茶を買いたい場合、上記したように、1斤30元、これは1斤80元、1斤150元など、たくさんの種類を扱っている。
とりあえず、いろいろ飲んでみて違いを確かめてみよう。
中国のお茶屋さんは試飲をさせてくれて当たり前だ。今まで出会ったことはないが、もし快く試飲させてくれないような店があったとしたら、そんな店は早々に立ち去ろう。
なお、飲んでみて美味しくなかったり、気に入らなければ、買わなくても大丈夫だ。
5、美味しければ購入。購入量と包装方法を決める
おいしいと思えれば、購入を決めよう。先ほど聞いた値段は500g当たりなので、欲しい種類のお茶、そして、量を伝えよう。量り売りなので、500gでも、半分の250gでも、1kgでも自由に決められる。
なお、個人店なので、値段はあってないようなもの。値引き交渉も自由だ。
「〇〇g買ったら〇〇にしてくれる?」など、最後に一声かけてみよう。少し安くなったら儲けものだ。
また、袋にはいくつか大きさがあるので、ニーズに合わせて選ぼう。
代表的な大きさの袋。
左からミニ袋(8-10g)、半斤袋(250g)、一斤袋(500g)
※お茶の葉が大きい種類の大红袍などは葉が砕けてしまうため、ミニ袋には入れられない。
※袋代はお茶代に含まれているので基本的に無料だが、この袋をさらに飾り箱に入れてもらったりする場合は追加料金がかかる。
※ミニ袋は1回あたりの使用量になっているのでお土産にしたり、自分の使用にも便利だが、袋詰めが面倒ならしく、総額が安い場合は追加料金を要求されたり、難色をしめされることがある。その場合は「那,不要了(だったらいらない)」と言って交渉してみよう。
6、お茶を飲んで待つ
決めるとその場でパッキングしてくれるので、お茶を飲んで待とう。その場でパッキングしてくれる
お土産にお茶を買って帰ろう
さて、いかがだっただろうか。中国と言えばお茶である。
お土産で買って帰っても喜ばれるし、自分で飲むのにも良い。
中国の問屋買いで買えば、かなり安い値段で上質のお茶を買うことができるので、香港、深センに来た際はぜひ挑戦してみよう。
深センにもいろんなところにお茶の問屋ビルがあるが、今日紹介した「徳興茶葉世界(德兴茶叶世界)」は羅湖イミグレそばにある。
香港からも、深セン中心部からも行きやすい場所にあるので、機会があれば訪れてみてほしい。
| 【参考記事】なお、中国茶の種類や、さらに詳しい買い方は以下に書いたので参考してほしい。 ■中国茶の種類、買い方まとめ |
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