出前一丁
出前一丁(でまえいっちょう)は誰もが知っている日清食品のインスタントラーメンである。調べたら、日本では1968年から販売されているらしい。
なんと、50年もの歴史があるのだ。すごいことである。きっと、誰もが一度は食べたことがある馴染みのインスタントラーメンだろう。
しかしながら、日本で
「一番有名なインスタントラーメンといえば何?」
と聞かれて、「出前一丁(でまえいっちょう)」と答える人はまずいないだろう。
日本には各種のインスタントラーメンがあり、最近では生麺と勘違いするような高級インスタントラーメンまで各種ある。
なので、どれか一つのインスタントラーメンの銘柄を選べと言われてもなかなか難しい。
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香港では断然「出前一丁」
一方、香港で「一番有名なインスタントラーメンといえば何?」
と聞くと、間違いなく、
「出前一丁」
という答えが返ってくる。
香港の出前一丁
黒にんにくトンコツ味
もちろん、香港にも色々な銘柄もインスタントラーメンを売っているのだが、なんと、出前一丁だけで、全シェアの50%を占めているというデータもある。
もはや国民食と言ってもいいほど香港人に親しまれており、
今や香港では「出前一丁」が「インスタントラーメン」と同義語になっていると言っても過言ではない。
出前一丁のキャラ、「出前坊や」がやたらイケメンにされている…
こんなキャラが描かれるにも人気があるからこそ?
^^;
スーパーには各種「出前一丁」が
香港の家庭で好んで食べられている「出前一丁」。様々な好みに合うようにたくさんの味が出されていて、味は20種類以上あるらしい。
香港のスーパーには大量の出前一丁が並んでいて、売り場のかなりの場所を「出前一丁」を独占している。
大量の出前一丁
たくさんの味がある
レストランで「出前一丁」が食べられる?
日本人にとって驚きなのが、なんと香港ではレストランで「出前一丁」が食べられることだ。香港では朝食を中心に軽食が人気で、パンやソーセージ、卵焼きと並んで、スープ麺もよく食べられている。
そのスープ麺の一つが「出前一丁」なのである。
下の赤で囲ったところに、
“麺は普通のインスタント麺、マカロニ、ビーフンから選べるが、HKD3プラスで「出前一丁」またはうどんにすることができる”
と書いてある↓
「出前一丁」…HKD3も追加料金がかかる高級食材やん
^^;
もちろん出てくるのは普通の「出前一丁」だ。
日本人の感覚だと、「家で食べるものなのに、レストランで食べるってなんか新鮮。」と思うかも知れないが、香港ではごく当たり前の風景だ。
街中のレストランだけでなく、香港空港内のレストランでも普通に食べられるのである。
アレンジメニューもある
香港のレストランで普通に食べられる「出前一丁」はスープを使わず、ソースで炒めた焼きそば風のもの、あんかけ風のものなど、かなりアレンジされたものもある。もはや香港ではインスタント麺のカテゴリを飛び越えて、麺の一種になっているのである。
日本で例えるなら、そば、うどん、ラーメン、スパゲティに「出前一丁」が並んでいるような状態だ。
すごい…^^;
日本へのお土産にどう?
日本では見かけないような味も各種のあるので、お土産に買って帰るのもありかも知れない。カップ麺もある
私の経験上、香港、中国から食品をお土産として持って行く場合、結構食べてもらえないということが結構ある。
個人的に美味しいと思うものを買って行くのだが、食べてもらえなかったりする。
中国生活、香港生活に慣れた人には普通でも、日本で売っていないものは日本人には受け入れられないのだ。
その点で、「出前一丁」は日清食品が作っているから、日本人も抵抗なく食べられるし、かつ、日本の売っていない味で香港からの逆輸入なので話題にもなる。
もちろん渡す相手にもよるが、なかなか面白いお土産になるのではないだろうか。
日本で買うとこんな感じ
楽天市場で検索→出前一丁 送料無料
今度日本と中国の出前一丁食べ比べをやってみようかな
^^;
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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