病院に行ってきた
深セン市内の病院に行ってきた。深セン郊外の病院は、衛生的でなく、ちょっと心配になるようなところもあるが、新しく先進的な病院も市内にたくさん建設されている。
行ったのは、そのような新しい病院だ。
病院に入って驚いた。
すごく綺麗で衛生的なのだ。シンプルな内装で雰囲気もとても良い。
今まで見てきた、いわゆる中国病院とは全然違う。
ここなら入院しても良いかなと思えるほどだった。(入院はしてませんので(;^ω^))
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ある広告が目に付いた
中国の病院の進歩に驚いている中、ある広告が目についた。これ
何の広告かと言うと、「支付宝(アリペイ)」を使って病院の予約、支払いなどの操作ができることを紹介しているものだ。
横には「微信(ウィチャット)」の広告があり、「微信(ウィチャット)」でも同じようにすることができるそうだ。
「支付宝(アリペイ)」や「微信(ウィチャット)」は電子マネーやLINEのようなチャット機能を備えているアプリだ。
いまや、中国人のほぼ100パーセントに近い人が使用しているツールなのだが、
この広告を見てすごいと思った。
なんと、人間ドックなどの検査の予約や、結果の通知も「微信(ウィチャット)」でできると言うのである。
すごく便利だと思う。日本でも採用されればいいのに…。
そう感じた。
そう痛感したのには理由がある。
日本で人間ドックを受けた時、非常に面倒で、かなり待たされたからだ。
先日、日本で人間ドックを受けた時
先日、日本で人間ドックを受けた。しかし、日本の病院は何をするにもすごく時間がかかる。
予約し、病院に行き、しばらく待たされる。
検査を受けた後、あとは料金を支払うだけなのだが、料金の支払いまで、待合室でかなりの時間待たされた。
そして、検査結果は後日、“本人”が行かなければならないのである。
これにはかなり不便を感じた。
わざわざ病院まで行くのも大変だが、すぐに出国の予定があったのである。
「すぐに日本を出国しなければならないので、電話で簡単に結果を聞けないでしょうか?または、メール等で送ってもらえないでしょうか?それがダメなら、家族に代理で結果を取りに来てもらってはダメでしょうか?」
海外に出るので、自分はしばらく来れない、という事情を話しても、個人情報保護の関係で、検査結果は本人にしか伝えられない決まりとなっている、ほかの方法で結果は伝えられない…の一点張りであった。
決まりなのだろうが、出国するという事情もあり、本人が「自分の個人情報を送ってください」とお願いしているのに…。
全く、融通がきかない…。
結局、本人じゃなきゃダメだというので、
後日…しばらく経ってから結果を聞きに行くことなった。
そしたら、なんと、結果の通知は1分で終わったのである。
「異常なしだね。」
結局、言われたのはその一言だけだったのだ。
…なんだかなぁ、本人が来なきゃならないという決まりは決まりなのかもしれないけど…このためだけのために、わざわざ病院まで足を運ばせるなんて…。
再検査などの必要がないなら、メールでも電話でもいいじゃないか…。
皆さん、どう思います?
中国ははるかに進んでいる
この点、中国ははるかに進んでいる。上記したように、スマホ一つで病院の予約から支払い、検査結果の確認までできるのだ。
無駄に待合室で待つ必要もない。
支払いもスマホでできる。
「検査結果問題ないよ」のたった一言の検査結果を聞くためにわざわざ病院に行く必要もない。
はるかに合理的で、進んでいると思う。
もちろんリスクもあるが…
もちろん、新しいシステムを取り入れることにはリスク伴う。個人情報の漏洩やシステムエラーによるトラブルなども考えられる。
しかし、バランスが大事だ。
リスクを恐れて新しいものを取り入れないことも問題であると思う。
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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この記事へのコメント
WL
2011年頃だったか、ようやくウェブからの予約が取れるようになってきた時、身分証番号ないと予約入れなくて外国人困惑というのが良くあったので...
管理人
コメントありがとうございます!
機会があったらやってみますね。