香港島、湾仔にある藍屋(ブルーハウス)
香港島の湾仔(ワンチャイ)は世界有数の大都会だ。香港第3位の高さを誇る「セントラルプラザ」を筆頭に超高層ビルが立ち並び、各国の大使館や大企業の多くもこのエリアにオフィスを構えている。
対岸のスターロードから見る湾仔エリアとセントラルプラザ(374m)
しかし、付近ですれ違うのはスーツで決めたビジネスマン風の人だけでではない。
普段着に身を包み、野菜を入れたビニール袋をぶら下げたおばちゃんなど、生活感溢れた人もよく見かける。
そうなのだ。湾仔(ワンチャイ)は高層ビルが立ち並ぶオフィス街のすぐそばに、地元の人々の生活スペースが隣接するなかなか興味深いエリアなのである。
この湾仔(ワンチャイ)のローカルエリアに、藍屋(ブルーハウス)という観光スポットがあると聞いたので散策しながら行ってみた。
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今回散策したルートと藍屋(ブルーハウス)の場所
今回散策したルートは以下の通りである。MTR湾仔(ワンチャイ)駅のA3出口を出て、藍屋(ブルーハウス)に向かった。今回散策したルート
散策スタート
MTR湾仔(ワンチャイ)駅のA3出口を出た目の前の道路に路面電車が走っている。これに乗って来てもいいだろう(上の地図に路面電車路線も記載しました)
すぐにローカル感が溢れる市場に入る
香港らしい、テントの出店がたくさん並ぶ
上を見上げると超高層住宅である。土地が少ない香港ならではの光景
その先は街市(ローカルマーケット)になっている
ローカルマーケットの中には野菜、海鮮、果物など新鮮な商品が売られている
ローカルマーケットを抜け、道路を横断すると目の前が藍屋(ブルーハウス)である
なお、早足で歩けば湾仔駅からここまで5分もかからずに来れる距離である。
のんびり散策しながら来ても30分もかからないくらいなので、プチ観光にぴったりである。
藍屋(ブルーハウス)に到着
で、藍屋(ブルーハウス)に到着した。藍屋(ブルーハウス)
藍屋(ブルーハウス)という名称の由来は見てわかるように、建物の色である。
アパートの外壁が青い色なので、藍屋(ブルーハウス)と呼ばれている。
なお、付近には鮮やかな黄色の建物もある。
当時は鮮やかに色を塗るのが流行っていたのだろうか。
以前はかなり年季が入った古めかしい感じだったが、最近改修工事が行われ、綺麗に塗り替えられた。
「歴史がある建物なのに綺麗すぎて味気ない」という人もいるが、きれいになって良かったと思う。
藍屋(ブルーハウス)の中「香港故事館」に入ってみる
では中に入ってみよう。ここは「香港故事館」という小さい資料館になっている
主に香港湾仔エリアの歴史について扱われているが、香港全体、ほかの国のものも置いてあった。
少し写真で紹介したい。
中の様子
歴史が感じられるヤカンとコンロ
これは何の機械かな?
なんと!こんなものが!香港でも人気を博したファミコン。懐かしい!!!懐かしすぎる!
時代を感じさせるレコード
タイプライターと古い机
藍屋(ブルーハウス)の裏には休憩スペースがある
藍屋(ブルーハウス)の展示スペースを抜け、裏に出ると、そこには小さい広場があり、休憩することができる。香港湾仔地区の情報が貼られていた
藍屋(ブルーハウス)の営業時間について。入場は無料
ブルーハウスの入場は無料である。営業時間は以下の通り、11:30-17:30である。なお、日曜日と祝日は閉館。
場所
上にマップを掲載したが、グーグルマップも張り付けておきたい。場所はこちら。スクロール可能です。 |
藍屋(ブルーハウス)はちょっと寄るのにお勧めの観光地
藍屋(ブルーハウス)の展示スペースは小さい一部屋だけである。面白いが、長時間滞在できるほどの広さはない。
なので、観光の途中、または湾仔エリアに訪れた際、ちょっと寄るのにぴったりの観光地と言えるだろう。
上記したように、路面電車(トラム)を降りてここに寄るのも良いと思う。
香港島路面電車(トラム)
以下記事でも書いたが、路面電車に揺られながら香港島を巡る観光旅行もなかなか良い。
湾仔も通過するので、途中下車して藍屋(ブルーハウス)を観光するのはいかがだろうか。
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【参考記事】 ■【香港島路面電車の旅】1.スターフェリーで尖沙咀から香港島セントラルへ。香港島路面電車について |
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