深セン地下鉄11号の終点碧头駅から
この記事は昨日の続きなので、読んでいない人は昨日の記事から読んでほしいと思う。深セン地下鉄11号を全線乗ってみようと思い立ち、終点である「碧头駅」に降り立ったが、ここにくる目的が特にあったわけではない。
「碧头駅」
さて、どうしようかな。
スポンサーリンク
駅前は何もない
碧头駅の前には一応バス停があるのだが、案内に書かれているのは、1路線のみ。そもそも、この先に道がなく、ここから公共交通を利用しての移動はかなり不便な状態となっている。
うーむ、深センの市内とは全然違う。
ここから移動する人をターゲットに、白タク、バイク白タクのおっさんが大量にいた。
おっさん達は、客を獲得しようと必死になっていて、わずか5分くらいの間に「どこに行く?どこまで乗る?」と何度も声をかけられた。
一駅歩こうかな
終点まで来ること自体が目的だったので、このまま再び地下鉄に乗って帰っても良かった。しかし、せっかくここまで来たのでそれはもったいない気がした。地図を見ると次の「松岗」駅まで2.1kmだと言うことがわかった。これなら歩ける距離だ。ということで、一駅区間を歩いてみることにしたのである。
モバイクなどのレンタル自転車があればよかったのだが、駅前にはモバイクもofoも無かった。
駅を出たところ
すぐ先に、今後地下鉄駅前の予定図が貼ってあった。こんな風になる日が来るかなぁ。
さらに進んで交差点を渡る
道路は埃だらけ、深センの市内とは全く違う雰囲気だ
道路は補修途中で放置されている
店が見えてきた。この辺は工業地区であり、工場勤務の人たちがこの辺の店を利用するのだろう
モバイク発見!
さて、そんな感じで前にテクテク歩いていると、左手に見覚えのあるオレンジの自転車を発見!おお!モバイクではないか!
こんな郊外に…
しかし、こんなところにぽつんとあるモバイクだ。壊れているかもしれないなぁ…。
そう思ってQRコードをスキャンしてみると…。
鍵が開いた!
壊れていない!普通に乗れたのである。
これはありがたい。機動力が大幅にアップした!
ここからはモバイクに乗って前に進む
さらに前に進む
モバイクにまたがり、さらに前に進んだ。道路状況は良くない。色々な所で工事が進んでいる
しかし、高層マンションも多く立っている。今後、地下鉄沿線のこのエリアの地価も一気にあがるのだろうか
なんか、道路の感じが東南アジアみたいだなぁ
その先にケンタッキー発見。どこにでもあるね
さらに進むと整備された道路に出た。これは走りやすい
行けるところまで行ってみよう
本当は1区間だけ歩いて「松岗」駅で地下鉄に乗ろうと思っていた。しかし、モバイクで機動力がかなりアップしたため、もう少し先まで行ってみようと思った。さらに先に行くと、道路はなかなか綺麗だった。交差点に花が植えられている
「宝安大道」沿いを南下して行く
道路の雰囲気
ラーメンを食べる
しばらく行き、小腹が空いてきた。この蘭州ラーメンでお腹を満たすことにしたラーメン一杯で中盛り9元、大盛り10元
市内では15元はするので、かなり安い。
しかし、10年くらい前は5元以下で食べられたのに…。物価の上昇がすごい。
刀削面大盛り(10元)を頼んだ。
もちもちの麺で美味しかった(^o^)
さらに先に進む
蘭州ラーメンの店を出ると、すでに空は暗くなり始めていた。さらに南へ向かってモバイクを走らせた
后亭駅通過
今回の相棒とパチリ
脇道はまだまだ開発中である
昨日の記事でも書いたが、后亭と沙井の間、地下鉄は地下区間から高架区間になる
まもなく沙井駅。付近の様子
沙井駅到着
沙井駅に到着した本当はこのまま南下して空港くらいまで行きたかったが、調べたら残り15kmもあることが判明。
すでに日は暮れてしまったし、今日はここまでにすることにした。
沙井駅から地下鉄に乗って帰った
今回のルート
あとがき
11号線終点の碧头駅付近は、まだまだ開発途上で、深センの果てと言う感じがした。また、隣町の东莞市はすぐ目の前で、市内では見かけない东莞タクシーやバスも走っていた。
人々の生活も市内とは全く違うようだ。道行く人の表情、服装一つとっても深セン中心部の人たちとは異なり、ここが同じ深セン市内であることが信じられなかった。
深セン市内では経験できない、なかなか楽しいサイクリングだった。
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
スポンサーリンク
この記事へのコメント