深センの花問屋街「莲花村花卉世界」が撤去され、移転した
以前、「莲花村花卉世界」を紹介した。ここは深センのちょうど中心エリアに位置する「莲花村」にある、巨大な花の問屋街だった。
ここに行けば花や植物に関するものは何でも手に入るほど、大きい問屋街で、多種多様な花、植木、家庭菜園用の種、肥料、鉢など、も売っており、かなり安く手に入れることができた。
また、購入しなくとも花や植物を鑑賞することができたため、観光目的にブラブラするのもおすすめの場所だった。
しかし、2017年末でここは撤去され、現在は完全に閉鎖されてしまったのだ。
現在は閉鎖されてしまった「莲花村花卉世界」
※2017年撮影
では、この問屋街にあったたくさんの店はどこに行ったのかというと、深センの東北エリアの龙岗区(龍崗区)に移転したのである。
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深センの花問屋街が龙岗区(龍崗区)に移転した「百合花卉小镇」
この巨大な花の問屋街は、龙岗区(龍崗区)の地下鉄も通っていないローカルエリアに移された。2018年1月ころから営業を開始しているとのことだ。
莲花村にあった時は「莲花村花卉世界」という名称だったが、ここでは「百合花卉小镇」という名称に変わっている。
今回、ここに行ってみたので、紹介したい。
地下鉄では直接いけない
まず、交通面だが、以前に比べるとかなり不便になった。地下鉄では直接行くことができないのである。
最寄りの駅は龙岗線(深セン地下鉄3号線)の「丹竹头(danzhutou)」という駅で、そこからバスに乗る必要がある。
地下鉄駅「丹竹头」の目の前にあるバス停から「372」のバスに乗り換えて、15分ほどで到着した。
「百合花卉小镇」でバス「372」を降りると目の前が「百合花卉小镇」の入り口だ。
場所はここ(広域図)
詳細図(広域図の◻︎部分)
「百合花卉小镇」でバスを降りる
「百合花卉小镇」入り口
「百合花卉小镇」の紹介
では早速中に入ってみよう。雰囲気は移転前と変わらず、いろんな店が集まった問屋街だ。いろんな植物が売っている。
中の様子
ここで切り花を買ってプレゼントするもよし、家に置く鉢植えの観葉植物を買うのもよし、ミニ家庭菜園のための野菜の種を買うもよしだ。
もちろん、鉢や肥料など、なんでもそろえることができる。
切り花を売っている
ブルーベリーの鉢植え。これは育てるのが楽しそう
ブルーベリーの小さい実がなっている
切り花のハスの花
花にミツバチが・・寄ってきている
赤い百合の花もなかなかきれいだ
レモンの木。これも売っている。
盆栽
これは・・・いいのか(笑)?
大きな鉢を置けない人もこんな小さな多肉植物(サボテン)を5元でいかが?
これはイチジクの鉢植え
パイナップルの鉢植え
小動物、熱帯魚を売っているエリアも
以前、「莲花村」にあった時は植物しか売っていなかったが、移転後は小動物、熱帯魚を売っているエリアもある。ここをぶらっとするのも面白い。
ブサカワの猫がぐぅたらしていた。
ハムスターが売られている。1匹15元だった
寝てる^^
一番右の灰色のうさぎが可愛い
うーん、可愛い
熱帯魚もたくさん売っていた
海水魚も売っていた。
錦鯉
なかなか面白いおすすめの観光地
以前は市内に近かったが、郊外に移転してしまい、交通の面では不便になってしまったが、機会があれば行ってみてほしい。問屋街なので、切り花をはじめ、植物、小動物を安く購入することができるし、買わなくても十分楽しめると思う。
「百合花卉小镇」は観光目的としてもおすすめできる、花の問屋街なのだ。
【参考記事】 以下は移転前、「莲花村」にあった時の記事です。2017年末に完全撤去されたので今行ってもありませんが、花問屋街の雰囲気は同じですので、参考にご覧ください。 【深セン莲花村花卉世界】規模が半端ない!花好きじゃなくても楽しめる花の問屋街へ観光に行こう |
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