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深セン、香港は暑い日が続いている
深セン、香港は暑い日が続いている。毎日30度オーバーは当たり前。7月末には37度くらいまで気温が上がり、1日の最低気温が30度以上という日もあった。
深セン、香港では7月の平均気温が最も高いのでピークは過ぎたのだが、10月くらいまではあまり変わらない暑さが続くだろう。
エアコンは必須
この暑さで必須なのがエアコンである。さすがにエアコンなしでは過ごせない。
寝る時にエアコン付けっ放しは良くないと言うが、深夜も30度近いと、エアコンを付けないと暑くて眠れやしない。
お店もエアコンがついている
もちろん、スーパー、コンビニ、レストランなど、商業施設にもエアコンが必須である。エアコンがないとさすがに厳しい。エアコンなしでは売り上げも激減するだろう。
香港はエアコンの設定温度が低いところが多く、どこもかしこもガンガンエアコンがついている。
暑い時にエアコンの効いた店内入ると、本当に気持ち良い。
(※中国本土側の深センでは暑いのに強い人が多いのか、この暑さでもエアコンつけていない個人経営のレストランもある)
エコじゃない!
ただ、香港や中国の店はエコじゃない。深セン、香港の店は入り口がどこも開けっ放しなのだ。
開けっ放し!(in中国深セン)
開けっ放し!(in香港)
当然、店内からエアコンの冷気は外に出放題となる。無駄以外の何物でもないと思う。
香港や中国深センに行ったら注意してみてほしい。営業中の店はほとんど入り口が開きっぱなしということがわかるはずだ。
というか、そもそもドア自体がない。ガラスのドアが無く、シャッターを開けたら店内という設計になっているところが多い。
香港のセブンイレブン。そもそも入り口のドアが無い
で、入り口から逃げまくる冷気の量をカバーするため、狭い店内に天井埋め込み式のエアコンが多過ぎでしょ!?というくらい設置されており、しかも常に全開で稼働している。
狭い店内で数台のエアコンが全開で稼働
エアコンの冷気がダダ漏れ…どう考えても無駄である…。
なんで開けっ放し?
中国人、香港人に聞いてみたことがある。「中国や香港の店は、どうしてエアコンをつけているのに入り口が開けっ放し?電気代の無駄だよね?」
すると、
「中国、香港の習慣で、営業中は入り口を開けることになっているんだ。ドアが閉まっていると、客は営業していないと思って入らないから、店は開け放しにせざるを得ないんだ。」
とのことである。
ふーむ…。そういうことか…
この習慣はなんとかすべきでは…
エアコンを使う場合、なるべく冷気が部屋から逃げないようにすること、設定温度を上げるようにするよう世界中で推奨されている。これは電気代を節約するためだけでなく、地球環境を守るために重要なことだ。
しかし、香港、中国では、営業中のほとんどの店がエアコンを最大にしてドアを開けっ放しにするのが習慣なのである。
これによって、どれだけの電気代が無駄なっているのだろう。発電所からどれだけの二酸化炭素が発生しているのだろう。
ドアを閉めていても、「営業中」と書いておけば、客はわかるのではないだろうか。
ドアを閉めるだけで、電気代は大幅に節約できる、そのうちの少しでも客に還元すれば、店にとっても客にとってもいいのではないだろうか。
うーん…
「営業中はドアは開けておくものだ」という悪しき習慣は、エコのこの時代には馴染まない思う。
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この記事へのコメント
PMZ
普通のドアをつけると、出入りでドアと客がぶつかったりして、トラブルを招くからなのかな?スライド式の自動ドアなら大丈夫そうだけれど、ドアがあるのを確認せずに突っ込んで事故になるというのがよくあるようだから、それを避ける意味もあるのかな。
出稼ぎの人がいたり、交通機関が発達したりで、田舎の農村の人突然都会に出てくることも多いから、すべての人の反応を予測することができず、結果としてドアなしという選択になるのかもしれませんね。
ペッペケ
コメントありがとうございます。
ドアにぶつかるのを避ける目的というのは思いつきませんでした。
確かにドアがなければぶつかりませんものね。
(^^)