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2024年4月14日-18日まで、ノービザで中国深センに行ってきました。
お久しぶりです。約4年ぶりの投稿です。パンデミックの影響で日本に戻ってから4年も経ってしまいました。今回、4年ぶりに中国深センに行ってきたので記事にします。
ノービザで大陸に行く方法も解説します。記事に下にまとめも載せましたので参考にしてください。
2024年現在、日本人が中国本土に行くにはビザが必要
コロナ前は日本人は中国にノービザで行けました。15日間であれば、何の手続きもなく気軽に旅行に行くことができましたが、コロナが明けた現在、今のところはノービザ渡航の取り決めは開始されておらず、観光で行く場合でもビザの取得が必要です。
トランジットの場合はノービザで入国可能。ノービザで行ってきました
ただし、トランジット(第三国経由)の場合、ビザがなくても中国に入国できる取り決めが始まり、今回その制度を利用してノービザで深センに行ってきました。今後同じように行かれる方のために記録を残します。参考いただけると幸いです。
※なお、取り決めは今後も変わることが想定されますので、以下は2024年4月の情報ということで参考までにお願いします。
ノービザで入国する条件
以下、日本人がノービザで中国本土の入国する条件です。第三国を経由すること。
1、日本→中国本土→第三国→日本---OK
2、日本→中国本土→日本---NG
1のように、必ず中国から別の国を経由して日本に戻る必要があります。2の場合は他の国を経由しないので不可です。
全ての出入国のチケットを実名で予約しておく
日本を出国する時、中国本土に入国する時、第三国を経由することを証明するために出入国示すチケットなどを事前に予約しておく必要があります。中国本土に滞在できるのは144時間まで(都市によっては72時間)
現在、ノービザ(トランジット)で中国に滞在できるのは144時間(6日間)までです。都市によっては72時間です。
深センは144時間まで滞在可能です。
パスポートの残期間は3ヶ月以上
パスポートの残期間は3ヶ月以上ないとダメとのことです。残期間に注意しましょう。
実際にノービザで中国に行ってみた(トラブルもあり)
では今回ノービザで私が行ってきたのでその様子を残します。今回は、
羽田空港→深セン宝安空港→香港(第三国)→羽田空港
で行ってきました。
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事前予約
まずは、ANAの航空券を予約しました。2024年4月14日、羽田→深セン
2024年4月20日、香港→羽田
そして、知り合いのビザ会社などに問い合わせ、深センから香港まで皇岗口岸を超えるバスは事前予約が可能だと知り、そこで予約を取りました。
これで、日本→中国本土→香港(第三国)→日本の移動を証明するための予約が完了したことなります。(この時は、そう思っていました。)
4月14日、羽田空港から深センへ。羽田での出国ビザチェックに時間がかかる!
そして、ついに4/14を迎え、羽田空港へ向かいました。ただ、航空券発券までかなり時間がかかってしまいました。
11:10羽田発の便でしたので、8時過ぎに空港に着き、自動チェックインしようとしたのですが、航空券は発行されませんでした。
どうやら、中国はビザのチェックをしなければならないらしく、自動チェックイン機では手荷物のタグしか出てきませんでした。
その後、チェックインカウンターに並んだのですが、これがかなり時間を要しました。
羽田空港でかなり並びました
数十人並んでいて、1人に数分から10分以上かかるのに、ビザチェックカウンターが2箇所しか空いていなかったので1時間半くらい待ちました。
並び始めて1時間半後、やっと自分の番が来て、カウンターで発券の手続きをしてもらったのですが...
担当のスタッフの方が、システムをあまり把握しておらず、かなり時間がかかりました。
担当スタッフ:「中国のビザはないんですか?」
私:「今回トランジットなので、ビザはないです」
担当スタッフ:「えーと...」
私:「第三国を経由してトランジットの場合、ノービザで入れるはずです」
担当スタッフ:「えーと...」(もう1人のスタッフを呼ぶ)
その後、いろいろとスタッフ2人で調べて、相談しながらシステムを操作して、10分くらいかけて航空券を発券してくれました。
私の予約がダメなのかと結構不安になりましたが、単純に担当スタッフがよくわかっていなかったようです。
中国への渡航担当窓口なのに、どうして?と思ってしまいました。
問題なく航空券は発券できたのですが、かなり時間がかかってしまうことがあるので、余裕を持って空港に着くことをおすすめします。
できれば出発の3時間くらい前に空港に着いておくといいでしょう。
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ついに、4年ぶりの深センへ!
2024年4月14日、11:10に羽田を飛び立ち、深センの宝安空港に到着しました!
4年ぶりです!ちょっと感動!
深セン着!
飛行機を降りるとイミグレの職員に連行されるwww
しかし、飛行機を降りて人の流れに合わせて進むとすぐ、私の名前のプレートを持ったイミグレの職員が待っていました。え?なぜ私の名前が・・?
職員に「これは私の名前です。」と伝えると、
こっち来てください、と言われ、イミグレの前のスーペースまで連れていかれ、「ビザ持ってないですよね、中国から出るチケット持ってますか?」と聞かれました。
「すでにバスの予約を取っているのですが・・」と伝え、チケットも見せました。
しかし、職員曰く、バスではダメ、船か飛行機じゃないとダメだとのこと。
「ビザ会社にも問い合わせて、バスでも実名予約ならいいと聞いたのですが…」と言いましたが、バスは受け付けられない、と言われました。
香港に行くなら蛇口の埠頭から出ている船に乗る必要があるとのことでした。
結局予約したバスチケットは無駄になってしまいました。
イミグレ前で船のチケットを購入
ということで、その場で船のチケットを購入することになりました。ただ、私が使っていた中国の電話番号は失効していて使えず、ネット環境も悪かったため、結構苦戦。
結局、イミグレの職員さんが個人のスマホで船のチケットを買ってくれました。チケットのQRコードをスクショして送ってもらい、お金を職員さんに渡しました。
職員さんはとても親切で、ありがたかったです。
買ったチケットは「深圳蛇口邮轮母港→香港上環」のです。
購入してもらった船のチケット
親切な対応に感謝です。
その後、そのチケットを添付して、入国の書類を作ってくれ、サインをして入国が認められました。
ここでかかった時間は1時間くらいでした。
臨時入国許可のシールがパスポートに貼られました
ついに入国!
4年ぶりの深センです!久しぶりの深セン!
とても懐かしかったです。
地下鉄の路線がめちゃくちゃ増えていたのには驚きましたが、私が住んでいたエリアの様子はほとんど変わっておらず、なんかホッとしました。
めちゃくちゃ増えた地下鉄の路線!
2019年に書いた地下鉄路線の記事と比べてみてください。
短い滞在でしたが、たくさんに友人と会い、お土産もたくさん買うことができました。
そして、しばらく食べられなかった中国のB級グルメも楽しめました。
沙县小吃米粉
酸辣粉
飲茶も行きました
酸菜鱼
大満足の深セン旅行でした。
深センから香港へ
4月18日、深センから香港へ行きました。地下鉄12号線、「太子湾」で降り、A出口を出ると、「蛇口邮轮中心」の案内看板があり、そこから370mほど歩くと、フェリー乗り場に到着です。
「太子湾」A出口
「蛇口邮轮中心」の案内看板
2階が乗り場になっていました
2階に上がり、深セン入国時に買ってもらったチケットのQRコードを乗船券発発行機にかざし、乗船券をゲット。
乗船券
そして、出国検査を抜けて、船に乗り1時間ほどで、香港に到着しました。
乗った船
香港側の入国審査は、到着後です。
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【まとめ】ノービザ(144時間トランジット)で中国深センに行く方法
さて、まとめです。ノービザで深センに入り、その後香港に行くためには、1、日本から深センまでの航空券
2、新センから香港までの船チケット(バスはダメ)
3、香港から日本までに航空券
が必要です。
「2、新センから香港までの船チケット」については注意が必要で、
•実名予約
•深セン入国から144時間以内の日付
である必要があります。
参考にしていただけると幸いです。
144時間は6日間ですので、プチ旅行にはちょうどいいくらいの時間です。また同じ方法で時々深センに旅行に行こうと思います。
※上記情報は、2024年4月の情報です。今後制度は変わるかもしれませんので、参考までにお願いいたします。
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