深セン地下鉄3号線(龍崗線)の運転士は運転が下手?
3号線(龍崗線)は深センの中央部から東北エリアを走っている、開通から6年目(2011年開通)の路線である。最近、深セン地下鉄の運転士の中で、3号線(龍崗線)の運転士が一番下手だという噂を聞いた。
深セン地下鉄3号線(龍崗線)の中
なぜ?と聞いたら、3号線(龍崗線)は深セン地下鉄の運転士の練習路線になっているらしい。
見習いの運転士はこの路線でしばらく訓練を積み、上手になったところで他の路線を任されるようになるというのである。
あくまで噂で聞いたので信憑性は高くないが…
本当なのだろうか。
実際に3号線(龍崗線)に乗ってみたので、その感想を書きたい。
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大芬油画村へ行った
3号線(龍崗線)の真ん中あたりに世界最大の油絵村である大芬油画村の最寄駅「大芬」がある。ここまで地下鉄で行ってみた。
地下鉄「大芬」を出たところ。
このエリアは深センでも郊外だが、レンタル自転車がすごい。去年来て記事を書いた時は全然なかったのに…
地下鉄の運転はどうだったか
さて、話が少しそれたが、地下鉄の運転の話である。今まで地下鉄の運転の上手下手に関して意識したことがなかったが、乗った時注意してみた。
行く時(昼)は、そんなに下手かなぁ…、他の路線と大して変わらない気もする…と思った。
しかし、帰りが遅くなり、少し遅い時間(夜)に乗った時、確かに下手と感じた。
ブレーキがキツい
まずブレーキの掛け方がキツかった 。どこかに掴まっていないと立っているのがキツいと感じるようなカックンブレーキだったり、時々ギューンとブレーキがかかり、パッとブレーキが解除される、まるでポンピングブレーキのような減速が何度かあった。
地下鉄なのだから他に障害物はない。こんな急ブレーキをかける必要は全くないはず。
乗客が不快に感じるブレーキが何度もあるということは、つまり運転士の技術が未熟だということなのだろう。
ぴったり止まれない
また、規定の停車位置にぴたりと停められないということもあった。一度停車し、そのあとまた再度数メートル進んでからドアが開いたのだ。ブレーキが早すぎる
ゲームの「電車でGO!」をやったことがあるだろうか。ブレーキの掛け方が腕の見せ所のゲームである。
ブレーキのタイミング、強さが重要なのだが、
電車は減速に時間がかかるため、下手な人はオーバーランを恐れてブレーキを早くかけ過ぎてしまう。
そして、かなり手前から超低速になってしまい、ノロノロと進み、駅までの距離がもどかしく感じるのである。
このゲームをやったことがある人なら、きっと「あるある!」と言ってくれると思う。
私も下手だったので、毎回早く減速し過ぎてタイムオーバーになってしまっていたのだが、
地下鉄の運転士の運転は、まさに、それと同じだった。
駅の構内に入るかなり手前で急減速し、そのあとはかなり遅い速度で、ヌメーーーーーっとゆっくり進んでいた。
遅い…
まさに自分が「電車でGO!」をやっているかのようだった。
^^;
そう思うと、なんか無性に親近感が湧き、新人運転士に頑張れと言いたい気持ちになった。
^^;
確かに新人が運転していたと思う
確かに私が乗った時は見習いの感満載の運転であった。^^;3号線(龍崗線)が練習路線というのは本当なのかもしれないな。
昼に乗った時は下手ではなかったので、乗車人数が少なくなる夜の時間などを練習のために使っているのかもしれない。
話のタネに…
3号線(龍崗線)が運転士の練習路線かも知れないというのはあくまで噂である。しかし、噂を聞いて夜に乗ってみたら、確かに運転士の未熟な感じが出ていた。
だから、本当に練習路線なのかもしれない。
これを知っていたからと言って、乗客としては運転士を選べるわけではないので、下手な運転士に当たったらそれまでなのであるが、話のタネにはなるかも知れない。
もし、3号線(龍崗線)に乗ってみて下手だなぁと感じた時、「電車でGO!」をやったことがある人ならゲーム気分で、
「電車でGO!」を知らない人も、「そういえば3号線(龍崗線)って練習路線という噂があるんだっけ…」
と言うことを思い出してほしい。
きっと下手な運転でも笑顔で「頑張れ」と言いたい気持ちになるはずだ。
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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