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中国で車を運転するには
香港は国際免許が使用できるので、日本の免許があれば手続きだけですぐに運転できるのだが、国境を超えた中国本土、もちろん深センは不可である。なぜなら、中国は「(道路交通に関する)ジュネーブ条約」に加盟していないからだ。
国際運転免許証が使用できるのは、ジュネーブ条約に加盟した国だけなので、もし中国で車を運転したいなら、中国で改めて免許を取得する必要がある。
ただ、日本の免許があれば実技は免除されて試験のみなので難しくはないようであるが。
私は今のところは運転するつもりはない
私は今のところは中国で運転するつもりはない。運転は好きな方である。若い頃は愛車をいじり、サーキットに通ったりもした。
しかし、中国では運転する気になれない。
なぜならリスクが高すぎるからだ。
中国に足を踏み入れたらすぐわかるように、交通マナーが悪すぎて、自分が安全運転していても相手からぶつかってくる可能性は日本よりはるかに高いと思う。
そしてその後の事故処理がきっと恐ろしく面倒でイライラさせられることになると思う。
以下の事例を読んでいただければ、この国の事故処理の難しさがわかっていただけると思う。
■自転車(モバイク)乗車中、ぶつけられた上に現金を要求された。悲しい結末 ■【中国生活】友人が交通事故にあった。驚きの事故処理に唖然。もし事故にあったらどうする? |
今もそんなことってあるの?と思うが…、あるのだ。
中国では完全なもらい事故でも、賠償金を請求されたという話は珍しくはないのだ。
だから、事故が起きたときのことを考えると、どうしても運転する気にはなれない。
深センの道路
運転するなら絶対に必要なもの
深センでは運転しなくても全く不便を感じない。交通手段は多いし、今はタクシーを呼べるアプリ「滴滴出行」で、場所や時間を問わず、例え深夜であってもタクシーを呼んで乗れるし、そして安い。
自分で運転しなくても全く問題ない。
しかし、自分で運転する必要がある方もいると思う。
運転するなら、絶対にオススメしたいのがこれだ。
モニタ&ドライブレコーダー
最近のドライブレコーダーは性能が上がっており、車の前後だけでなく周囲全体が映るようになっているのもある。
特に中国で車を運転するなら、絶対に必要なアイテムである。
事故が起きても法は守ってくれないので、証拠を残しておくことは最低条件だ。
だが、たとえ100%相手に過失があるような場合でも日本では考えられないような対応をされることもあり得ることは忘れないでおこう。
中国はドライブレコーダーの需要が多い
中国では車にドライブレコーダーをつけることはもはや常識で、ナンバープレートより装着率が高いのではないかと思うくらいだ。※特に郊外ではナンバーをつけていない車を結構見かける。さすがに最近は減ってきたので、ナンバーより多いというのは少し大げさかもしれないが…^^;
友人は、ドライブレコーダーがなかったら怖くて車は運転できないと言っていた。
このように、中国では、需要が非常に高いため、華強北などの電気街ではかなりの種類と量のドライブレコーダーを扱っている。
映像は鮮明であるほど証拠として説得力があるため、驚くほど高画質である。
深センでは自分で運転しないのが賢明だと思う
さて、結論だが、深センでは車を運転することはリスクが高いと思う。
そして、運転しなくても困らない。
大都市なので、交通手段はいくらでもあるし、「滴滴出行」で安いタクシーをいくらでも呼べる。
自分で運転して、リスクを負うことはないと私は思う。
でも、どうしても運転する必要があるなら、ドライブレコーダーを装着するなど、万が一のリスクに備えておこう。
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