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深センのレンタル自転車がすごい効果を上げている
深セン市内で配られているフリーペーパーにモバイクなどのレンタル自転車の効果報告が書かれていた。分析報告は2016年10月から2017年3月までである。
それによるとかなりの効果を上げており、経済的にも、利便性としても、そして環境的にも積極的な面があるとされている。
登録者数は1052万人!
このフリーペーパーの情報によると、なんと、レンタル自転車の登録者数は1052万人だという。深センの人口は1500万とも2000万とも言われているが(把握できていないらしい)、つまりは人口の少なくとも半分以上は利用しているということである。
どこにも出歩かない老人や、自転車に乗れない子供がいることを考えると、深センの大多数の人が利用していると言っても過言ではないだろう。
確かに、いたるところで利用者を見かけるし、私もかなり利用している。
このサービスが始まってからまだ1年もたっていないのにすごい浸透ぶりだ。
確かに激安でスマホ一つで乗れ、どこでも乗り捨てられる便利さはほんと素晴らしい。逆に利用しない理由が見当たらない。
一日当たりの走行距離は502万キロ=地球を126周
さらに、フリーペーパーの情報によると、深セン市内だけで、レンタル自転車を使用する人は毎日のべ259万人、1台当たり5.4回使用され、1日の総走行距離は、なんと502万キロである。502万キロと行っても数字がでかすぎて全くピンと来ない・・・。
分かりやすく言うと、月まで13回いけるくらいの距離だ。(月まで38.5万キロ)
え?余計分かかりにくいって?
えーと、じゃあ、地球を126周したくらい。(地球一周約4万キロ)
結局分かりにくいってね。
(;^ω^)
とにかく、めっちゃ乗られているということだ。
二酸化炭素の排出も減ったらしい
レンタル自転車の普及により、自動車に乗らずに自転車で移動する人も増え、二酸化炭素の排出も減り、交通渋滞の緩和にも役立っているとのこと。環境にも良いということである。
自転車は人間が開発した乗り物の中で最も効率的に移動できる手段だと言われているので、多くの人が自転車で移動できる環境があるというのはいいと思う。
問題点はあるものの
放置自転車や盗難、事故が起きた場合どうするかなど、問題点はあるものの、報告を見る限り、プラスのことのほうが多いように思える。日本は法整備や運営がきっちりしているのでなかなか難しいが、中国はフットワークが軽く(いわば適当で)新しいものを取り入れるスピードがすごい。
レンタル自転車が運用開始からわずか1年で、誰もが当たり前に使えるようになっている。
いろいろ問題はあるものの、本当に便利で、今の深センの生活には欠かせないものになっている。
法整備などが難しいと思うが、日本の都市部でもレンタル自転車が普及すればいいと思う。
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※こちらの記事もどうぞ
■中国レンタル自転車Mobike完全マニュアル
■中国レンタル自転車4社の違いまとめ
この記事へのコメント
ポンタ
こんばんは!
すごいデータですね。一体どこから集めてくるんですか?(笑)(o^^o)
確かに色々な問題はありますが、わたしも利用者として感じるのは本当に便利だということですね。中国人と日本人の思考には大きな隔たりがあるとしみじみ感じます。
日本で問題になってる宅配の再配達問題も、中国なら無しですね。支付宝と宅配ボックスが完備され、また会社での荷受けも問題無しですから、再配達問題なんて存在しません。
規制ばかりかけてITに遅れてる日本は今後どうなるんでしょうね。…
ペッペケ
コメントありがとうございます。
地下鉄のフリーペーパー情報です(^o^)
私も中国の色々なシステムは便利だだと思います。日本は法規制が厳しく、安全なのかも知れませんが、得損なっていることもある気がします。