中国は朝食が安い
NHKなど、日本のテレビ番組で紹介されることもあるが、中国は朝食が安く買え、バリエーションも多い。なので、「上班族」と呼ばれる中国の会社勤めの人たちは、朝ご飯を家で食べずに、出勤前に外で食べたり、通勤中に買って、持ち帰りにしてもらい、会社まで持って行き食べるのが一般的らしい。
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【ミニコラム:「持ち帰り」の中国語】 中国では持ち帰りメニューも多いため、レストランなどの注文時に、 「在这里吃?还是打包?(ここで食べる?それとも、持ち帰り?)」 とよく聞かれる。 「打包(da bao)」が「持ち帰り」という意味である。 持ち帰りたい時は大きな声で、「打包(da bao)」と言えばOKだ。 持ち帰りの容器に入れて包んでくれる。 しかし、これには方言があり、台湾では通じないのをご存知だろうか? 台湾では「持ち帰り」の時は「带走(dai zou)」と言う。 台湾の屋台で買ったものをホテルで食べるため、「打包(da bao)」と言っても通じなかったことがあるのを思い出した…。 ^^; |
腸粉(中国では簡体字表記なので「肠粉」)を買って来た
私は基本的に朝ご飯は家で食べるのだが、今朝、外に出たついでに中国定番の朝食の一つ、腸粉(中国では簡体字表記なので「肠粉」)を買って来た。「腸粉」は日本だと、卵かけご飯、納豆ご飯のように、人々に親しまれるローカル朝ご飯だ。
「腸」という漢字を使っているが、動物の内臓は全く関係なく、米の粉を水にドロドロに溶かした生地を薄く伸ばし、蒸したものだ。
日本語ではよく「米粉クレープ」と言われている。
プルプルの柔らかい生地が美味しく、スルッと食べられて、朝にぴったりのメニューだ。
3元の「腸粉」
これが買って来た「腸粉」。「腸粉」の上にタクアンのような大根の漬物と葉っぱの漬物を炒めたものをかけてくれ、タレは袋に入れて別につけてくれた。
値段は3元(約50円)。
しかし、つい半年くらい前まで2元だったはず。
物価がどんどん上がっていくなぁ…。
まだまだ安いけどね。
^^;
ちゅるもちプル
さて、食べてみよう。うむ、うまいねー。
「腸粉」はやっぱり、オススメの朝ご飯だ。
米由来の生地が、ちゅるもちプルっと喉を通り抜けていく。
「腸粉」にも色々な味付け&料理があって、香港式飲茶やグレード高めのレストランにも「腸粉」のメニューがあるのだが、
私は、中国の地元感溢れる店の、朝しか食べられない、この数元で買える激安「腸粉」が大好きだ。
朝ご飯の「腸粉」には、なんとも絶妙な味付けのタレがかかっており、ちゅるるっと食べられるのだ。
日本から友人が来た時は、よく朝ご飯に「腸粉」を勧めるのだが、みんな気に入ってくれる。
中国の朝は、「腸粉」を是非食べてみてほしい。
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