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モバイクに新型車両が出た
モバイクは現在中国で大流行しているレンタル自転車の先駆者である。スマホで車体のQRコードをスキャンするだけという非常に簡単なレンタルシステムを採用しているため、利用者は増加している。
今はモバイクに続き、同様のレンタル自転車業者も市場に参入し、続々と増えている。
この記事(中国レンタル自転車Mobike完全マニュアル)に書いたようにモバイクは「モバイク」「モバイクライト」という2種類ラインナップだったが、最近それぞれ新型車両を投入した。
今日はそれを紹介したい。
モバイクの旧型と新型
モバイクの旧型と新型は以下の通り。旧型
新型
カゴが付いた
パッと見てわかるが、新型はカゴが付いていて、かなり利便性が増したと言えるだろう。以前は荷物があると不便だったがその問題が解消された。
これはナイスな改善点。
なお、カゴなしの新車両もあるようだ。
サドルの高さ調整可能
最も大きな改善点は、新型はサドルの高さを調整できるようになったことだと思う。レバーが付いた
旧型はサドルの高さが調整ができなかった。
しかも、子供や女性でも乗れるように低めに固定されており、男性が乗るには低すぎた。
私は腰があまり良くないので、長時間乗ると腰が痛くなり厳しかったが、これが改善されたのだ。
これは非常に嬉しい改善点だ。
剛性が増した?
気のせいかもしれないが、新型は剛性が増し、安定し、乗りやすくなった気がする。もしかしたらサドルの高さが適切になったのでそう感じたのかもしれない。
レンタル料金は30分1元のまま
レンタル料金は変わらず、30分1元のままだ。上記のような改善点があるので、もし旧型と新型があれば、迷わず新型に乗ろう。
モバイクライトの旧型と新型
モバイクだけでなく、モバイクライトも新型が登場した。旧型
新型
新しく、綺麗に
新しく、綺麗になり、車両の作りもよくなって質感も向上した。旧型のモバイクライトは汚くなっているのも多いが、新型は後に出て来たので当然綺麗な確率が高い。
あと車体の色合いも変わっている。
タイヤは従来通り、簡易タイプ
タイヤは、旧型と同じく、新型もチューブレスの簡易タイプを採用している。穴が空いていてクッションをもたせたタイプである。
剛性が低く、段差でふらつきやすいのは欠点。
やはり空気の入ったタイヤが良い。
サドルは固定のまま
上記したようにモバイクはサドルの高さを調整できるようになったのに、モバイクライトは旧型も新型もサドルの高さは調整できない。他のレンタル自転車はみんな調整できるのに…。
なぜ、新型を投入したのにサドル固定タイプにしてしまったのか。
これは残念。
前カゴの固定場所が改善された
乗らないとなかなか気づきにくいが、旧型と新型でカゴの固定場所が変わっている。どう違うのか?
写真を見比べて見てほしい。
旧型
新型
違いがわかるだろうか?
そう、旧型のカゴは本体に固定されており、ハンドルを曲げてもまっすぐのままだ。
カゴが固定されまっすぐのままなので、ハンドルを曲げるとカゴの荷物が干渉してしまい邪魔になってしまう。
また、ハンドルを曲げてもカゴが付いてこないので、ハンドルを曲げていないような錯覚に陥り、なんか運転しにくい。
乗った人ならこの違和感をわかってくれるだろう。
このカゴの問題が新型になり改良された。
新型のカゴはハンドルに固定されており、ハンドルと一緒に曲がるのである。
微妙な違いだが、乗り味は見た目以上に違う。
かなり乗りやすくなった気がする。
レンタル料は改悪、倍になった
レンタル料は新型になり改悪された。モバイクライトはモバイクの半額の30分あたり0.5元がウリだったのだが、新車両になって改悪され、30分あたり1元になった。
倍になったのである。
レンタル料はサドルに表示されているので見てみよう。
旧型(5角=0.5元)
新型(1元)
まぁ、レンタル料は倍になったとはいえ、30分あたりのレンタル料の差はわずか0.5元(約7円)と気にする程度ではないため、綺麗で新しいのに乗った方が断然いいと思う。
新型、旧型が混在している
現在はまだ道路上に旧型、新型が混在している。2台が旧型、2台が新型。わかるかな?
今後、旧型が減っていき、新型が増えてくるだろう。
この国は利用者のマナーがお世辞にも良いとは言えないため、レンタル自転車会社は引き続き新車両を更新しなければ、サービスを維持することは難しい。
レンタル自転車が出始めて1年も経っていないが、老朽化がかなり早いと思う。すでに年季を感じる自転車も多い。
今後、さらに新しい、改良された車両が出てくるであろう。
今はまだないが、個人的には3段切替くらいでいいので変速付きの自転車が出れば良いと思う。
ただ、コストがかかるし、メンテも大変そうなので変速機付きは難しいかなぁー。
今後のレンタル自転車業界に注目である。
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