スポンサーリンク
レンタル自転車が深センで本当に増えている
今、中国深センではレンタル自転車業界が熱い。深センでは去年半ばくらいにモバイクというレンタル自転車が事業を始め、あっという間に台数が増えた。そして、1年もたたないうちに、Bluegogo、OFO、小鸣单车という3社社のレンタル自転車会社がこの業界に参入した。
※詳しくはこちら
■中国レンタル自転車4社の違いまとめ
現在、この4社のレンタル自転車が市内どこでも見ることができる。
スマホ一つあれば激安で乗ることができ、どこにでも乗り捨てられる。非常に便利で、中国に住む多くの人にとって今やなくてはならない交通手段となっている。
それにしても、市内は過剰にありすぎなのでは?と思えるほど大量に停まっている。
これから放置自転車の問題が深センだけに限らず中国の大都市では問題となるのではないだろうか・・。
U-bicyble??
深セン市内部、観光地エリアは特にレンタル自転車の数が半端ない。さすがに停まりすぎというくらいの台数が歩道のわきを占拠している。
郊外の方では自転車が足りないこともあり、地下鉄を降りて探すとなかったりするので、もうちょっと郊外の方へ拡散させてもいいのではないだろうかと感じた。
それにしても、オレンジ色のモバイク、青のBluegogo、黄色のOFO、水色の小鸣单车がたくさん停まっている・・・と、思ったら、見慣れない緑の自転車が目に留まった。
ん???
こ、これは・・。
U-bicybleと書いてある・・・
U-bicybleという会社が深センに進出
U-bicybleはモバイク、Bluegogo、OFO、小鸣单车に次ぐ、深センで5社目のレンタル自転車会社で、調べてみると、2016年7月に資本金を集めに奔走し、2016年12月に正式に自転車を世に送り出したばかりの、つい最近この業界に参入した業者のようである。
U-bicybleがやっていくのは厳しいのではないだろうか
車両は緑で新しく、格好いいと思ったが、正直、U-bicybleがやっていくのは難しいのではないだろうか。かっこよく、タイヤもよさそうなのだが・・
調べてみたが、U-bicybleのシステムは他社と変わらない。というか、モバイクと全く同じだ。
スマホでQRコードをスキャンすれば鍵が開き、鍵を閉めればスマホのアプリを通じて使用料金が引かれる、というもの。
U-bicybleのロゴとAPPダウンロードページ
すでに他社のレンタル自転車を使用している人にとっては目新しいものでもないため、あえてU-bicybleに登録し、使いだそうというという気にはなかなかならないと思う。
そして、台数がほかの4社から大きく後れを取っていることもマイナスポイント。市内でも台数は少なく、ほかの4社と比べると数十分の1くらいの台数ではないだろうか。深セン郊外のエリアでは見たことはまだない。
自転車がなければ乗れないので、登録する人も増えないと思う。
さらに、使用料金が30分あたり1元という強気な設定。
これは、この業界の先駆者、モバイクと同じ値段である。ほかのレンタル自転車は大体30分0.5元のレンタル料なので、U-bicybleが新規顧客を獲得するのは相当難しいのではないだろうか。
ネットの情報によると、この事業を立ち上げるため、U-bicybleの会社は1.5億人民元(約4億円)を融資したらしい。
大丈夫なのかな・・と思ってしまった。
もし、今後大量の車両が準備されたりすれば変わるのかもしれないが・・。今後の展開に期待したい。
スポンサーリンク
この記事へのコメント
ひろ
ペッペケ
コメントありがとうございます
罗湖でも見かけるようになりましたね。
確かに!このフレームの形は二人乗りのためのなのでしょうか(^^;
ポンタ
こんにちは、ポンタです
蛇口で緑のバイク見かけるようになったのは春節の頃だったような気がします。
それでも、まだまだ台数少ないですね。
鍵がすぐに解除できる黄色のOFOみたいなのは使いたくないですね。というわけで、台数充実してて作りもしっかりしてそうなモバイクを使用しています。使わせてもらうと本当に便利ですが、100台200台ぐらい一箇所に並んでいるところもあって、過剰供給が問題ですね。
ペッペケ
コメントありがとうございます!
デポジットは高いですが、やっぱりモバイクが一番台数が多く、使えますよね。
最近は新車両も出て来ていますし…
過剰供給や放置自転車の問題が、今後の課題だと思います。