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香港の元朗、天水圍、屯門エリアは深センからすぐ
これは元朗の写真↓香港の元朗、天水圍、屯門は香港の北西に位置する下町の雰囲気溢れるエリアだ。
深センに接していて、「深セン湾イミグレ」、「福田イミグレ」を超えて深センからもすぐに来ることができる。
深センから来るのに便利なため、私はこのエリア(特に元朗)で買い物をすることが結構ある。
元朗、天水圍、屯門エリアに巡らされた線路
このエリアには路面電車網が張り巡らされており、地元の人には欠かせない交通の足となっている。天水圍、屯門は香港政府が作り上げたベットタウンである。35階を超える高層住宅がたくさん立ち並び人口が多いエリアなので、路面電車を利用する人は多い。
ここに住む人たちの多くは香港内各地で働いているが、路面電車に乗ればすぐにMTRにアクセスでき、香港の逆側の香港島にも十分通勤圏内なのだ。
路面電車で巡ってみる
このエリアを路面電車で巡ってみるとなかなか面白い。もちろん普通の交通機関なのだが、車窓から眺める景色は十分観光になる。
香港の中心部とは違う雰囲気がある香港の下町の雰囲気を味わえるのだ。
また、地元の市場、薬局、スーパーなどが多く、安く日本のものが買える元朗にも行けるし、
天水圍にある観光地「香港湿地公園」もこの路面電車で直接行くことができる。
電車の中
路線図
路線図はこちら。二回クリックすれば拡大できる。
いい加速♪
あと、乗って思ったのが、この路面電車は結構いい加速する。路面電車っぽくないグーッという加速を楽しもう
^^
改札はなく、乗客を信じるシステム。
このエリアの路面電車で少し驚くのが、改札がないということだ。ではどうやって運賃を支払うのかというと、各電停には「入站(駅に入る)」または「出站(駅を出る)」と書いた機械が置いてあって、
乗り始める時に「入站(駅に入る)」の機械にオクトパスカードをタッチ、目的駅を出るときに「出站(駅を出る)」に再びタッチすればよい。するとそこまでの運賃が引き落とされる仕組みだ。
この機械
ん?これは普通の改札では?と思うかもしれないが、そうではない。
改札は無く、入口の脇に「入站」「出站」の機械が置いてあるだけだ。駅員も基本的に誰もいないので、自由に駅へ出入りすることができる。
あくまで「自己申告」で乗り始めの駅と降りた駅の機械にタッチして払うのである。
途中で乗り継ぐ時は一度駅を普通に出て普通に外を歩くこともあるため、タッチせずに駅を出ることも普通のことである。そのまま無賃乗車で逃げられてしまったらそれまでで、無賃乗車しようとする輩がいたら普通にできてしまうと思う。
無賃乗車をしたらHKD290の罰金を科すという看板があり、監視カメラは付いているものの、その場に係員はいないため事実上逃げられてしまったらおしまいだろう。
無賃乗車をしたらHKD290の罰金を科すという看板があるが…
まさに乗客のモラルを信じる運賃支払いシステムだ。
乗客はちゃんとそれに応えている。すばらしいことだと思う。
オクトパスカードがないと不便
この路面電車はオクトパスカードがないと乗車が不便だ。なぜなら上記したように係員はおらず、機械にオクトパスカードを当てて支払うシステムだからだ。
一応券売機があり、事前に買っておけば現金でも良いが、かなり不便だ。
このエリアの路面電車に乗るなら事前にオクトパスカードを手に入れ、お金をちゃんとチャージしておこう。
なお、香港島にも路面電車があるが、こちらは車内で支払うタイプである。
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