深セン、香港で美味しいドリアンを
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ドリアンは言わずと知れた果物の王様である。味や匂いが強く、またトゲトゲの外見は王様と呼ばれるのにふさわしい。
香港深センの南国フルーツカテゴリを見ていただくとわかると思うが、何度もドリアンについて書いた。それほど私はドリアンが大好きである。
ドリアンは強い匂いがあり、それを形容するのに、よく雑巾の臭いとか、トイレの臭いのようにくさいと書かれたりすることがある。
これは全くの誤解で、ドリアンが嫌いな人にはそう感じられるということなのだ。
ドリアンが好きな人はそうは感じない。
私は甘く香り高い魅力的な香りだと思う。
ドリアンってどこを食べるの?
食べたことのない人は、あのトゲトゲのどこをどう食べるの?と思うかも知れない。ドリアンは中の可食部を取り出して食べ、トゲトゲの外側は捨てるのである。
中にあるのが実
可食部を取り出したところ
なお、個人的には、軽く冷凍させてアイスのようにして食べるのが美味いと思う。
実の取り出し方
実の取り出し方を説明したい。皮には割れ目があるので、そこにナイフを入れる。
手でぱかっと開けると、実を取り出せる。
ドリアンにも種類がある
ところで、ドリアンにも色々な種類がある。リンゴに「フジ,ジョナゴールド,レッドゴールド,王林,陸奥」などの種類があるのと同じである。
ここでは、深センや香港で食べられる代表的なドリアン3種類を紹介したい。
甲伦榴莲(ジャールン・ドリアン)
ドリアンは夏が旬だが、この甲伦榴莲(ジャールン・ドリアン)は市場に出回るのが一番早い。毎年3月末から6月くらいの間売られているのをよく見かける。4月現在、すでにスーパーで売られている。
なかなか美味しいドリアンだ。
産地:タイ 形状:丸く、周りのトゲは小さめ 果肉:果肉は多く、黄色 味と食感:実は甘くモチモチに近い食感。 値段:10-20元/500g(1つ買うと100元くらいが目安) |
金枕头榴莲(ジンジェントウ・ドリアン)
私が一番食べる品種はこの金枕头榴莲(ジンジェントウ・ドリアン)である。過去にドリアンのことを何度も書いているが、ほとんどこの品種である。上のドリアンの食べ方を解説した写真もこの金枕头榴莲(ジンジェントウ・ドリアン)だ。
かなり美味い品種だと思う。5-6月くらいから市場に並び始め、秋すぎまで売っている。出始めは高いが、夏季にには安くなる。
産地:タイ 形状:身の尻部分が尖っている、周りのトゲは大きく尖っている 果肉:クリーム色 味と食感:実は甘く、ねっとりしている。上質なクリームケーキのようである。 値段:8-20元/500g(1つ100元くらいが目安。安い時は50元くらいになる。) |
猫山王榴莲(マオシャンワン・ドリアン)
果物の王様ドリアンの中で最も美味しいと言われている。つまり王様の中の王様である。あまり出回らない上、かなり高い。ちなみに、上の写真に右の小さなパックで120香港ドル・・だった。
私は一度だけ食べたことがあるのだが、ハズレだったみたいで、全然美味しくなかった。完熟の猫山王は最高に美味いらしいのでまた挑戦したい。
産地:マレーシア 形状:丸く、周りのトゲは小さめ。最大の特徴は実の尻部分が星のように見えることだ。 果肉:濃い黄色、実は小さい。 味と食感:味は凝縮されており、完全な味だと言われている。私も食べてみたい。 値段:30-70元/500g(1つ買うと200元〜300元はする) |
タオバオでも買える
ちなみに、タオバオでも果物が買えるのをご存知だろうか。近場のスーパーでは買えない色々な果物を安く買うことができる。
もちろんドリアンも然りである。
今はまだドリアンシーズンが始まったばかりで高いが、これからぐっと値段が下がり、かつ美味しくなってくると思う。
もう少したったらドリアンのタオバオ購入を試したいと思っている。
買ったらまたここで報告したい。
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