中国では無料で写真をプリントアウトしてはいけない

中国では無料で写真をプリントアウトしてはいけない

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中国の店の前に

最近、中国の店の前にこのような機械を置いている店が増えてきた。

こんなの
IMG_4413.JPG
ショッピングモールに入っているお店、レストランの前に置いてある。

その数は多く、歩けばこの機械に当たる、と言っても過言ではない。

これは何かというと、

スマホに入っている写真を無料でプリントアウトできる機械なのである。



使い方

使い方は簡単らしい。

LINEの中国版である微信(we chat)でQRコードをスキャンし、機械が置いてある店をフォローした後、写真を送るだけ。

これで写真を無料でプリントアウトすることができる。

使い方は簡単
IMG_4414.JPG
"無料"ということで、特に中高生の若者には受けているらしく、かなり利用されているようである。

若者が機械の周りに群がっている様子を時々目にするし、彼らが去った後は"可愛く"自撮りした今風の若者の写真が散らばっている。

こんな写真置いたままで個人情報は大丈夫なのかな…。

普通に機械の上に置いたままのプライベート写真
IMG_4630.JPG



無料?タダより高いものはない

無料と謳われたこの機械。

確かにプリントアウトはタダである。

お金を入れなくても写真がプリントされる。

しかし、タダより高いものはないのである。

ここで無料のプリントアウトはしないほうがいいと個人的には思う。

何が問題なのかというと・・


広告がウザい
まず、微信(we chat)で店をフォローすることによって、ウザいくらいの広告が送られてくる。

フォローを解除し、削除しても、なぜかまた強制的に送られてくる。(私のやり方が悪いのか…もしやり方わかる人は教えて欲しい)

店は無料写真プリントと言う餌で顧客を獲得できるという構図になっているわけだ。

広告が送られるたび、微信(we chat)がピコピコ通知音を鳴らす。写真プリントは中国ではL版1元以下でできる。わずか1元分を浮かせただけでその後ずっと「広告地獄」に苦しむことになるのだ。

何度も無駄に微信(we chat)を見なければならない時間を時給換算したら結構な額になるだろう。

※ちなみに私はこの無料写真プリントを利用したことがないが、その他のサービスで店の微信(we chat)を登録したら広告がたくさん来るようになった。



情報漏洩
そして、情報漏洩も怖い。

ここは日本ではない。

オフィスには、顧客の身分証明書のコピーの裏面をメモ用紙に利用してもなんとも思わない人がいることからもわかるように、ここは個人情報の扱いには全く無頓着なところなのである。

個人の顔写真などをプリントアウトするということはそのデータがサーバーを経由するわけで、漏洩する危険性は十分にあると思う。



タダより高いものはない

タダより高いものはないとはよく言ったものだ。

写真をプリントアウトしたいなら中国にも写真屋さんはたくさんあるので、そこでしよう。

無料のものはやはり裏があり、結局高つくことが多いのだ。

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