深センの交通状況は良くなった。バスに乗ろう
昨年末、深センの地下鉄が3路線新たに開通し、深センの交通の便がかなり良くなった。(文末にリンクを貼った)深センはあり得ないくらいの速さで発展しており、10年くらい前と比べ、大げさではなく全く別の都市のようである。
地下鉄は中国語が全くできなくても路線図があるのでわかりやすく、初めて中国に旅行で来た方にも利用しやすい交通手段であるが、地下鉄だけでは行けないところも多いため、現地で暮らすにはバスに乗ることも必須である。
路線バスは地下鉄のように駅の場所や路線が分かりにくいため、旅行で来た人や、引っ越して間もない人が乗るには少しハードルが高いだろう。
しかし、運賃はかなり安く(一般的に2元(35円))、さらに、路線バスに挑戦することで、中国旅行の思い出が1つ増えるに違いない。
このページでは中国語が話せない方でもわかる、深センでのバスの乗り方について説明したいと思う。
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まずは路線を調べよう
まずは事前にバス路線を調べておくと良い。「百度地図」で現在地、目的地を入れると、推奨路線が出てくる。
目的地は入力しても良いし、地図上で場所を選択してもいい。
(百度地図は中国のグーグルマップみたいなものなので、検索したらすぐに出てくる)
バス乗り場、バスの路線番号、降りるバス停名称を控えておこう。
なお、目的地までの全てのバス停名称をスクリーンショット等で保存しておくと乗った時に現在地を確認できて便利である。
今回調べた路線は「101路、215路、12路」と出た。つまり。101番、215番、12番バスはどれでも行くということだ。
バスの居場所が調べられるアプリ「酷米客」を入れておこう
なくてもいいが、もし外でもスマホでネットが使えるなら、バスの居場所が調べられるアプリを入れておくとさらに便利だ。以下を参考にしてほしい。
■【深セン】バスの居場所が調べられる便利なアプリ「酷米客」
バスに乗る
事前に調べてバスに乗る場所と番号が分かったら、あとは地図を頼りにバス停に行き、バスに乗り込む。バス停にも路線表があるので、乗る前に念のため確認しよう。
ちなみに、中国のバスは時刻表はなく、始発〜終発の時間と運行間隔が決まっているだけである。
気長に待とう。
| ※しかし、時刻表はあくまで目安で全然守られていない。 例えば、 運行時間 6:00〜23:00 運行間隔 10分に1本 というように決まっていても、10分をはるかに超えた時間待たされたり、終発が23:00よりかなり前に出発したりすることもある。 |
運賃の支払い方法は2パターン
乗車後、運賃を支払う。深セン路線バスは全て先払いであるが、運賃の支払い方法は2パターンある。パターン1:乗る時に運賃箱で支払う
運行距離が比較的短い路線の多くには運転席の横に運賃箱が設置されている。日本のバスと同じ支払い方法と同じく、乗る時に支払えば良いのだ。
深センの交通ICカード「深圳通」があればタッチすればいいし、現金でも支払い可能だ。
なお、現在ほとんどのバスの支払いは2元である。
「深圳通」を使えば自動的に2割引、乗り継ぎなら4割引になる。
ここにタッチする
なお、こちらは古いタイプ。2017年まではこのタイプだった。
※参考記事
地下鉄に乗るなら深セン通(深圳通)は必須!券売機は使えない!
パターン2:車掌に支払う
バスの路線が長い場合、距離によって値段が違う。今のところ、運賃箱では値段変更に対応できないため、車掌が乗っていて距離に応じて客から運賃を徴収する。
車掌のほとんどは女性である。(おばちゃんが多い)
バスに乗ると、運賃を徴収しに来て
「去哪里?(どこに行く?)」
と聞いてくるので行き先を伝える。
中国語が話せない場合は、行き先をスマホなどに記録しておいて、行き先を指差して見せても大丈夫だと思う。
するとそこまでの運賃を教えてくれる。距離によるが2元〜5元くらいだ。
現金、「深圳通」のどちらで払っても良い。
「深圳通」で払う場合は差し出された機械にカードを当ててピッと音がなればOK。料金箱と同じように割引が効く。
ちなみにバスの車掌は、なぜか不機嫌で態度が悪い人が多い。(稀にいい人もいるが…)
行き先を聞いても無視されたりするのは結構当たり前なので、そこは割り切って乗車しよう。
(笑)
※支払い方法は選べるのではなく、路線によって決まっている。料金箱支払いの路線は、バスに「无人售票(無人運賃支払い)」と書いてある。書いていなければ、車掌が乗っていて車両は料金を徴収しにくる。
目的地まで移動
乗って運賃を払えばあとは目的地までの移動を待つだけだ。日本では味わえないアグレッシブな運転(簡単に言えば荒い運転ね)を楽しもう。
σ(^_^;)
事前に通過するバス停を記録しておき、見ながら行くと乗り過ごす事はないだろう。
「降ります」ボタンは使えない
最後、バスを降りるのだが、これが日本人的には一番大きなハードルかもしれない。降りる時、日本も香港も「次降ります」のボタンを押すのだが、中国深センは違うからだ。
ではどうやって降りることを運転手に伝えるのか?
答えは「でかい声で叫ぶ」である。
次降りるという時に
「有下!(ヨウシャア)(降りる!)」
と叫ぶのだ。
人前で大声を出すことがない日本人にとってはこれは結構な勇気が必要なことだと思う。
さすがに今は全く何とも思わず言えるが、深センに来たばかりの頃は
「有下!」
と叫ぶのはなかなか勇気がいったものである。
車両は同じなので一応「降ります」ボタンはあるのだが、そもそも電気が来ていないので、反応しない…
まぁ、他の人が降りる場合は一緒に降りればいいので、そんなに心配しなくても大丈夫である。
路線バスに乗ってみよう
地下鉄やタクシー移動しかしていない場合は、まだ本当の中国を知らないと思う。本当か…?(笑)
とにかく、せっかく旅行に来たのならバス移動をして、中国の日常生活を体験してみよう。
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| こちらもどうぞ ■深セン地下鉄誕生から現在までの歴史まとめ |
この記事へのコメント
まさ
自分の生活の情報源として感謝もしております。
先日自分が体験したバス搭乗の話をさせてもらいます。
たまたま沙井新橋に住む友人(ローカル)のところに遊びに行った時の話です。
行きは地鉄11号のビジネスを利用して快適でした。
帰りに、友人より羅湖(国貿)に行く直通バスがあり、時間も一時間弱で着くとの話を聞いて早速チャレンジしました。
深圳通にて料金8元を車掌に支払い悪夢の旅が始まりました。
幸運にも座席に座ることが出来たのですが、あのスチール製の座席は滑るしおしりは痛くなるし相当な苦痛でした。
またコースも途中から南山方面を経由してtotal2時間半の長旅でした。
もう決してこんな長時間を乗ることは無いと心に誓いましたが
本当に貴重な体験をしました
まさ
先日沙井新橋から国貿まで二時間半も路線バスに乗ってしまいました。
料金は8元で格安でしたが、あの金属製の座席にずっと座り続けて
翌日までおしりが痛かったです。
もう二度と長距離は乗りたくないですね。
でもいい体験でした
ペッペケ
コメントありがとうございます。
長旅お疲れ様でした!
私も2時間半連続で市内バス移動をしたことは記憶にないです。
都市間の長距離バスは柔らかい椅子を採用しているのですが市内バスのあの椅子は長距離に向かないですよね。
PMZ
沙井から羅湖へは、(沙井バスステーションから坂を少し上がった場所にある)楽安居の対面のバスステーション→羅湖商業城の準直通バスがあります。「538」号バスです。こちらは長距離バスと同じソフトシートで中途停車も少ないのでお勧めです。料金は現金だと25元。深セン通だと17元です。
地下鉄11号線のビジネス車両ほど快適ではありませんが、11号線のビジネス車両は福田までしか使えませんから、羅湖までずっと座っていける点では「538」に軍配があがります。逆方向もあり、地下鉄の混雑時間に羅湖から沙井に移動する場合はこちらのほうが楽かもしれません。
*「538」号バスはお隣の松崗からのもあるので間違えないように注意してください。
ペッペケ
役に立つ情報ありがとうございます。
私は乗ったことのない路線なので私には書けない情報でした。
これからもよろしくお願いします!
PMZ
道路脇にバスが突然止まって、「前のバスに乗り換えろ」とか、バス・ステーションに止まった時に、「隣のバスに乗り換えろ!」とかがたまにあります。皆についていけばいいわけですが、毎度びっくりします。チケットどうなるのとか心配になりますしね。
原因は故障だったり、運行上の都合だったり、いろいろあるようですが、ただただ皆についていく・・・しかないですね。乗り換え先のバスにすでに乗客がいて、乗り切れない場合は次のバスに乗れますので心配はないですが、急いでいる場合は頑張って(負けずに)先に乗車して席を確保したほうがいいかもしれません。
ペッペケ
コメントありがとうございます。
それはあるあるですねー!
確かに初めてだと戸惑うかも知れませんね。
補足情報ありがとうございます!
ちくわ
もしかして、と思い調べましたが深センのバスは、2017年中に全て電気自転車になったみたいですね。
深センのバスの運行会社(深圳巴士集团)って、中国の中でもAAA級の信用企業だと言われるらしいです。
それに加え、運転手たちは営業所では、軍隊みたいに訓練しているみたいで。バスの運転が日本に比べて荒いのはそれかもしれませんね。
ペッペケ
コメントありがとうございます!
たしかに深センの空気は良いですね。
北のほうに比べると全然違うようです。
電気自動車化も影響があるのかもしれませんね。
運転の荒さは相変わらずですが、以前に比べると、少しずつマシになって来ているきもします。