深センにもある「サイゼリヤ」
中国にもサイゼリヤがある。そう、イタリア料理のレストランをチェーン展開している、あの「サイゼリヤ」である。
イタリア料理レストランなので勘違いしている人も多いようだが、サイゼリヤは現在の会長である正垣泰彦という方が1968年に個人営業から始めた、「日本」のイタリアンレストランである。
2003年に初の海外店舗、中国上海店を開店したのを皮切りに中国各地に店舗を増やしているようである。
深センにも結構たくさんある。
※ちなみに「サイゼリア」と間違えられることが多いらしいが、正しくは「サイゼリヤ」だそうだ。
スポンサーリンク
サイゼリヤに行こうと言われるのだが・・
サイゼリヤは中国で結構人気のあるレストランである。中国で店舗数が年々増えているところを見るとそれがわかる。
中国人の友人と「昼ごはんどこかで食べていく?」という話になると、かなりの確率で、「サイゼリヤに行こう!」と言われる。
みんなサイゼリヤが好きなのだ。
あまり行きたくはない
しかし・・・個人的な意見なのだが、もし、選択できるなら、中国でサイゼリヤにはあまり行きたくないと思っている。なぜか?
なぜなら、中国のサイゼリヤの料理(特にパスタ)が、日本と比べるとかなり見劣りしてしまうからだ。
同じサイゼリヤであるだけに、日本のサイゼリヤのパスタと無意識に比べてしまう。そして、うーむ・・・。と思ってしまう。
だったらせっかく中国にいるのだから、現地の美味しい中華料理を食べたいと思うのだ。
何が違う?パスタが柔らかすぎる!
中国のサイゼリヤのパスタの何が微妙かと言うと、パスタの硬さである。中国のサイゼリヤのパスタは茹ですぎで柔らかくなりすぎなのである。
これが非常に残念なのだ。
パスタは断面に髪の毛ほどの芯が残っている程度の硬さ、つまり「アルデンテ」がもっとも美味しいとされる。
私もこの歯ごたえがパスタの醍醐味だと思う。
・・・が、中国人はアルデンテの硬さが嫌いなようである。そして、中国のサイゼリヤのパスタはそれに合わせているため、日本人からすると茹ですぎと感じてしまうのである。
【コラム】アルデンテは固すぎる?? 麺の硬さの好みは中国人と日本人で異なるようである。 以前、日本人の同僚の家でパスタをご馳走になったことがある。 そこにの中国人の同僚2人も同席した。 同僚は料理好きということもあって、素晴らしく美味しいパスタを作ってくれたのだが、中国人の同僚は一口食べて、「硬すぎる」という感想。中国人の同僚2人とも同じ感想だった。 日本人にとってはベストな硬さ=アルデンテだったのだが・・・。 日本人と中国人の麺の硬さの好みがわかった出来事であった。 ちなみに、食事に呼ばれて料理に多少不満があっても、日本人だったら普通は作ったひとに向かって「硬すぎる」とか言わないよなぁ・・。意見をすぐに口に出す・・この辺も文化の違いだなぁ・・。と思った。 ^^; |
もちろん、不味いわけではない。
だが、日本人の好みからすると、やはり微妙なのである。
こう言った理由から、私は自分一人の時に敢えて行くことはない。
日本に帰国した時に行けばいい、と思うのだ。
好みかどうかの問題
中国のサイゼリヤは人気のあるレストランである。私にとっては柔らかすぎるパスタも、現地の人にとってはちょうど良いものなのである。
レストランが海外展開する上で、現地の人の好みに合わせることは必要なことである。
ただ、やっぱり私はパスタはアルデンテの硬さじゃないと嫌なので…
中国のサイゼリヤに行こうとは思わない。
スポンサーリンク
この記事へのコメント
tagu
確かにその通りですね。米国で食べるパスタと同じです。はじめて米国本土に出張した時に、現地で食べるパスタは「超不味いから食べないほうがいいよ!」と言われたことがありました。興味本位で食べたら茹ですぎで閉口したことを思い出しました。深圳でサイゼリヤのパスタが美味しくなく、自分でパスタを作ろうと思ったのですが、ちかくのAEONでは私の好きな太麺が無く、美味しいパスタが食べたいと思う今日この頃です。
ペッペケ
コメントありがとうございます!
アメリカもそうなのですか。
前回日本でサイゼリヤ行きましたが滅茶滅茶美味しかったです。
(^^