時間の感覚が違う
今日は日本と中国の時間の感覚について書きたい。※なお、もちろん中国人、日本人全員がというわけではないので、ご理解の上お読みいただきたい。
スポンサーリンク
時間に細かい日本人
何事においてもきっちりしていること。これは日本人の美徳だ。時間を守ることに関してでもある。
例えば、日本人であれば、仕事の時間に仮に1分遅刻しても申し訳ない気持ちになるし、給料が減らされたりする会社もある。
友達と約束していて、時間に遅れしまいそうな場合、たとえ数分であっても「ごめん、ちょっと遅れそう…」と先に連絡するのがマナーである。
日本で生活してきた私としても、それが当たり前だと思う。
が、中国人からすると、時間に細かすぎるよ…と感じるらしい。
時間におおらかな中国人
中国人は日本人からするとかなり時間にルーズである。よく言えばおおらかだ。
重要な仕事の約束はさすがに遅れないが、友達との約束はかなりルーズだと思う。
例えば、友達と約束しているような場面で、約束の時間を過ぎても現れず、15分くらい待っても来ないので連絡すると、「今向かってる、もうすぐ着くから」と言われ、結局さらに15分とか待たされたりする。
日本人の感覚なら、約束時間に遅れるのは100歩譲って仕方ないとしても、どうして先に連絡しないのだろう…?と思ってしまう。
また、目的の時間に合わせて時間を逆算することもあまりなかったりするので、大幅に遅れたりする。
予定を立てるのが苦手な人が多い。
待たされた方も全く気にしない。待たせる方も、待つ方も時間におおらかだ。
時間にルーズだなぁと感じることがある
上記したように、時間の感覚が違うので、日本人が中国の友人と待ち合わせすると、時間にルーズだなぁ…、と感じさせられることが結構ある。(もちろん、ちゃんと時間を守ってくれる友人もいるけど)
「1時間も遅れるなら…わかった段階で連絡して欲しかった…先に連絡してくれればこっちも別のところで時間潰してたのに…。」
とか、
「え?今から一度家に帰ってご飯を食べてからまた出てくるの?どう考えても間に合わないよ?約束の時間ちゃんとわかってる?」
と思うこともある。
(こう言う場合は案の定、大遅刻してみんなをかなり待たせることになるのだが…)
うーむ…。
うまくやっていくには?
どうすればうまくやっていけるのか?それは、「おおらかになれ」ということに尽きる。
文化が違う。時間の感覚が違うのである。
数十分〜1時間程度は誤差の範囲なのである。
そして友人なら、お互いそれくらいの時間待たせたって特に何ともない、むしろ、それくらいでも何とも思わないのが親しさの表れなのだ。
自国を離れている以上、現地の文化や考え方に理解を示すべきなのである。
もちろん、約束は約束として、自分は時間を守るべきだと思う。
でも、相手にも同じことを要求してはいけない。
相手が遅れてきたとしても、
「いいよいいよ」
と言ってあげられる気持ちを持てると、海外でたくさんの人とうまくやっていけるのではないかと思う。
スポンサーリンク
この記事へのコメント