※2017年4月1日更新
会展中心にある博多ラーメン屋「博多一幸舎」
深センの会展中心にある博多ラーメン屋「博多一幸舎」に行ってきた。「博多一幸舎」は博多本店の豚骨ラーメン屋さんだが、アジアエリア各国に進出を果たしているワールドワイドなラーメン屋である。
ここに行きたいと言ったのは、中国人の友人だ。
彼は数年前に北京に引っ越したのだが、久しぶりに深センに遊びに来たので会うことになった。
元気そうでなによりである。
で、昼ごはんはどうする?と聞いたところ、「博多一幸舎」に行きたいとのことだったのだ。
彼は今、北京に3店舗ある「博多一幸舎」の正社員として働いているらしいのだが、深セン支店でも食べてみたいと言うことなのだ。
…かなり自分の店を愛しているようである。
^^;
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今回注文したのは以下の3つ
注文票は日本語、中国語になっており、チェックマークを付けて店員に渡す。今回注文したのは以下の3つである。
博多豚骨ラーメン
あっさり塩豚骨ラーメン
黒ラーメン
注文票
どれもとても美味しかった。
なお、ラーメン自体は日本で食べるのと同じなので、ここでは味の感想は省略したい。
中国にある日本のラーメン屋はどうなのか
味は日本と変わらないが、中国にある店なので、やはり日本と、また現地の店と違うところもある。それについて考察したい。感じたことは以下のようなことである。
清潔な店内
まず足を踏み入れて感じたのが、めちゃめちゃ清潔である。ということだ。文字通りゴミひとつなく、テーブルも綺麗に磨き上げられている。
中国のローカルレストランは箸袋やティッシュなど、ゴミが床にたくさん落ちているのは当たり前だし、店員も客も気にしていない。
テーブルもきちっと絞っていない布巾で適当に拭くものだから、水分が残り、拭き筋が残りまくりなのが当たり前である。
そういう環境に慣れてしまった人からすれば、日本基準の清掃を行っているこの店の清潔さは驚きに値するほどである。
店内環境は中国にありながら日本レベルを保っている。
素晴らしいと思う。
店内の様子
サービスは日本以上か?
店内に入ると大声で日本語の「いらっしゃいませー!」の声が上がり、他の店員もそれに呼応して「いらっしゃいませー!」と叫んだ。雰囲気は日本そのもの。
ちなみに、「オーダー入りましたー!」とか言うのも日本語である。
でも、現地店員のため、日本語がちょっとカタコトで、時々何を言っているかわからないが、またそれが可愛い。(笑)
話を戻すが、店に入るとスタッフが席に案内してくれ、椅子を下げてくれた。
荷物は足元にあるカゴに入れてくださいと丁寧に言われた。おぉ、素晴らしく親切。
そして、髪の長い妻にはさっと髪留めを差し出した。
素晴らしいサービスではないか!
うーむ。これは中国のレストランではあり得ない。日本でもあまりないかも知れない。
北京の「博多一幸舎」で正社員として働いている友人によると、日本以上のサービスを提供できるよう、社員教育を徹底しているのだそうだ。
これは素晴らしい。
水はぬるい
この↓記事でも書いたが、多くの中国人は冷たい水は飲めない。■日本に帰った時、帰国を実感するのは…水の温度。中国の冬はアイスが売ってない?ぬるいコーラ!?冷たいものを恐れる中国人
そのため、出された水は氷の入っていない、ぬるいものだった。
水の温度はやはり日本とは違う。
ラーメンをすすって冷たい水をクーッと飲みたかったが、これは現地に合わせているので、仕方ないだろう。
本当は熱いラーメンを食べて冷たい水を飲むのは体には良くないんだよね。
水はぬるかった
日本人の割合は?
店内にいる日本人の割合はどうか?スタッフは店長と思われる人が日本人だった。かなり忙しく仕事をしていた。お疲れ様です。
他のスタッフは5ー6人いたが、全て中国人だと思う。
客はどうかというと、私たちが店内にいる間に入ってきた客の30パーセントくらいは日本人だったのではないだろうか。
というか、深センでこんなに日本人を見るのは初めてだ。こんなに日本人っていたんだね。
まとめ:おすすめのラーメン屋さん
私たちは開店と同時の11時に店に入ったので、すぐに座れたが、店を出るときにはかなり行列になっていた。この行列がこの店の良さを物語っているだろう。
中国には「日本のラーメン屋」を謳っている店は数多く存在するが、多くは日本風の中国のお店である。
だが、「博多一幸舎」は、日本の本店管理のもとに営業しているちゃんとした日本のラーメン屋なのである。
全ての店に日本人の社員が店長として勤務しており、日本品質のラーメン屋の営業に尽力している。
味もちゃんとした本格豚骨ラーメン。
素晴らしい!
旅行で深センに来た方はせっかくなので現地の中華料理を食べて欲しいと思うが、現地駐在の日本人にはオススメの店である。
1杯の値段は現地の価格と比べればかなり高い40元前後だが、日本円で700円くらいである。
普通に日本でラーメンを食べると思えば高くはない。
機会があれば行ってみたらどうだろうか。
店舗データ
場所は深セン地下鉄「会展中心」のC出口を出てすぐ、皇庭広場の中である。店名 | 博多一幸舎 皇庭広場店(深セン) |
住所 | 中国広東省深セン市福田区福田街道福華三路皇庭広場B1階5253店舗 |
TEL | (+86)755-82714948 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
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この記事へのコメント
PMZ
私は日式唐揚げ・餃子屋で「から揚げ温泉卵どんぶり(35元)」を食べてきました。味は、一度食べればもういいな、というレベルだったので、店の名前も憶えてきませんでしたが・・・。
次回は是非「博多一幸舎」さんへ行きたいと思います。
ペッペケ
是非今度博多一幸舎に行かれてみてください。
私はラーメン好きなのでなかなか良かったです。
ポンタ
ある日は隣に中国人の子供が座っていたのですが、同様に感じたらしく「この店うるさい」と言っていました。店舗自体そんなに広くないので、大声をずっと張り上げられるととても落ち着けません。中国人にうるさいと言われるぐらいの音量はやりすぎかと…一緒に行った友人(中国人)もそう言っていました。
わたしは東日本出身なので、豚骨系より醤油系が好きなのですが、こちらでは圧倒的に豚骨が人気ですね。
醤油系のお店がなくて残念
まさ
割と近くなので是非行ってみようと思っています。
自分は万象城に有る一風堂に良く行きますよ。
ここも豚骨がメインなのですが、醤油ラーメンを気に入ってます。
同じくぬるい水しか提供されないので昼夜問わずにビールを飲むことにしています。
一方、金光華にある麺屋武蔵は熱いお茶が提供されます。
ローカルの人は熱い茶とラーメンを食していました。
自分には無理でした。会社の昼休みに行ったのでビールは無し。
よってリピート無です
ペッペケ
コメントありがとうございます。
確かに頑張りすぎてうるさい気もします…
^^;
そして、私も昔風醤油的なラーメンがあればいいのになぁと思います。
ペッペケ
コメントありがとうございます。
情報もありがとうございます。
一風堂は店の前を通過したことがあります。(笑)
今度機会があれば行ってみたいと思います。
PMZ
中国のラーメンに慣れてしまった私にはやや油っこく感じましたが、非常に美味しかったです。
ただ、お店に一番近い出口がE出口ではなく、C出口ではないかと思うのですが、どうなんでしょうか?私はE出口から大回りして行ったのですが、ネット地図で見るとC出口が皇庭広場に接しているように見えます。C出口はないのかな?
ペッペケ
確認させていただきましたが、確かにC出口が最寄りですね。
修正させていただきました。
ありがとうございます!そして、間違いがあったことをお詫びいたします。m(_ _)m