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道端に落ちていた身分証明書
先日、道を歩いていたら、コピー済みのA4サイズコピー用紙の束が落ちていた。ふと目をやると、それは驚きの物だった。
なんと、大勢の身分証明書のコピーではないか。
それが無造作にばさっと道に捨てられていたのだ。
おそらく、どこかの会社の顧客情報なんだと思う。客から集めた身分証明書だ。
その会社は倒産したからなのかなんなのかわからないが、とにかくその顧客情報がいらなくなり、担当者は無造作に道に捨てたのだろう。
中国では時々見かける
中国生活をしばらくしている人は、「あー、あるね。身分証明書のコピーが落ちてるの見たことある!」
と思っていただけるに違いない。
私が今回見たような、身分証明書のコピーの束がそのまま捨てられているのは珍しいが、身分証明書などの重要な個人情報のコピーが無造作に扱われているのは「中国あるある」なのである。
日本には個人情報保護法という法律が存在するのであり得ないことだが、中国には無い(またはあっても無視されている)ため、他人の身分証明書を通常ゴミとして捨てたり、道端にそのまま捨てたりするのである。
店員が使っているメモ用紙は…
こういうこともあった。ある店で、店員がメモを取っていた。
それはコピー済みのA4用紙の裏を再利用したものであった。
これはよくあることだし、資源再利用なので良いことだ。
しかし、コピーの内容に問題があった。
…もうお気づきと思うが、
そう、裏には顧客の身分証明書のコピーが…
っていうか、なんでこんなに身分証明書のコピーがあるのよ…。
個人情報が満載のコピー用紙の裏面を普通にメモ用紙として再利用いたのであった…。
中国人に聞くと
中国人の友人に聞いて見たことがある。「時々身分証明書のコピーが捨てられたりしてるけど、これって問題にならないの?日本は個人情報保護ってのがあって、こんなことしたら大問題になりそうだけど…。法律はないの?」
友人曰く、
「法律はわからない…けど、みんなやってるから多分大丈夫だと思う…」
ということらしい。
うーむ…。
怖いのは自分の身分証明書の扱い
怖いのは自分の個人情報がどう扱われているかである。中国生活をするにあたって、銀行や住民登録の派出所、最近流行りのレンタル自転車など、身分証明書(パスポート)の写しを出す場面もある。
その先どう扱われているのかはわからない。
でも、それは知る由も無いことだし、心配しても仕方ない。ちゃんと管理されていることを願うばかりである。
最後に一言。
…シュレッダー会社は中国では儲からないだろうなぁ。
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