最近お気に入りのおやつ
最近個人的に気に入っている小吃を紹介したい。それがこれ
乾燥させたナツメの中にクルミが入ったものである。
これがたまらなく美味しく最近ハマっている。
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どんな歯ごたえ?どんな味?
ナツメとクルミの味なのだが、これがよく合って本当に美味しい。お茶、コーヒーなどと一緒に食べると絶品だ。
まず、歯ごたえが良い。
噛みしめると乾燥ナツメの弾力のある心地よい歯ごたえが歯を刺激するが、中身はクルミなのでサクッと嚙み切れる。
パツッ、サクッという感じでなんとも気持ちよく口の中に飛び込んでくる。
そして肝心な味わいだが、ナツメとクルミがそれぞれの味を引き立てて美味しい。
例えるなら…ご飯に納豆、ソーセージにビール、苺にミルク
うむむ…なかなか例えが難しい。
とにかく、ナツメとクルミは全く別系統の味だが、お互いがお互いの味を殺すことなく引き立ている。
ナツメは独特の甘みを持っており、乾燥させると甘みが強くなる。これだけでも美味しいのだが、甘みが強すぎるという人もいる。
クルミは脂が多くコクがあって美味しい。しかし少し渋い薄皮が被っているし、クルミだけを食べるとくどく感じたりする。
しかし、この2つを一緒に食べると…。
ナツメの強い甘みはクルミのコクによって和らぎ、爽やかでほのかなものに変わる。クルミの渋さやくどさはナツメの甘さに包まれて不思議と気にならない。
しかしながら、クルミの旨味、コクはしっかりと感じられるのだ。
まさに、ナツメとクルミはベストパートナー、お互いの欠点を補い、良いところを引き出す夫婦のようだ。
日本に帰るときにお土産で買って帰ることも多いが、日本でも結構好評である。
商品ネーミングがセンス良くて拍手!
今回買ったのがこの2種類であるが、商品のネーミングセンスが良くて拍手したい。これ
左は「红枣夹核桃」と書いてある。意味は「クルミのナツメ挟み」である。
红枣=ナツメ 夹=挟む 核桃=クルミ |
これはそのままなのだが、右の商品のネーミングが素晴らしい。
「红枣嫁核桃」と書いてある。
左の商品と比べると真ん中の「挟む」という意味の「夹」という漢字が、「嫁ぐ」という意味の「嫁」なっていることがわかる。
このネーミングのどこが素晴らしいのかと言うと、まず「夹」と「嫁」が中国語では発音が同じ「jia」でかかっている。
そして、「红枣嫁核桃」の意味は「ナツメがクルミに嫁ぐ」である。
まさに、私が感じた味わいのベストパートナーであるということが商品名になっているのだ。
座布団あげてくれ!
少し感動した(笑)
どこで買う?
さて、少し話は脱線したが、どこで買えるのか。スーパーなどの小吃売り場で売っている。
また、中国は個人でやっている乾物屋が結構多いが、そこでも売っていたりする。
上の商品名は「红枣嫁核桃」、「红枣嫁核桃」となっているが、正式名称はよくわからないので、見当たらない時は、
「红枣跟核桃一起的(ナツメとクルミが一緒のやつ)」
と店の人に聞いてみよう。これで通じるはずだ。
いくら?
値段だが、私が買ったのは1斤(500g)で30元。量ってもらったら4つ入った小袋1つで1元だった。つまり、一袋17gくらいだということだ。
日本人は量り売りには慣れてないので、中国で量り売りの物を買うときは「10元だとどれくらいの量になる?」と先に予算を言って、その量を見せてもらうとわかりやすいと思う。
ナツメがあまり好きでないという人も、クルミはちょっと…という人も美味しいので是非試してほしい。
※なんと!調べてみたら、日本のAmazonでも売っていた! →「なつめ クルミ 関連記事 ■乾燥させると漢方薬にもなる生ナツメが優しい甘さで美味しい!ナツメヤシではない |
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この記事へのコメント
ポンタ
これ、美味しいですね。
2年ぐらい前かな?友達にもらってとてもテンションが上がったのを覚えています。美味しいのと、そのネーミングに^_^
先日購入したのはこれにドライレーズンが入ったタイプです。これは失敗です。個人的にあまり甘い物が好きではないので、ドライレーズンが甘すぎでちょっと残念です。
甘党なら好きな人もいると思いますので、興味あったらトライしてみてくださいね〜
ペッペケ
コメントありがとうございます。
レーズン入りは知りませんでした。
あんまり甘すぎは得意じゃないですが、機会があれば試してみたいです。
(^o^)