メイソウ(MINISOU)
中国のいたるところに「メイソウ」という店が増殖している。深セン市内にも多く、マクドナルド、ケンタッキーくらい頻繁に見かける。中国国内の店舗数は今や数百を越え、香港、マカオはもちろん、世界中に進出しているそうだ。
そして、なんと、公式サイトによると、日本にも関東4店舗を展開しているらしい。これは知らなかった…。
店のロゴは、カタカナの「メイソウ」(漢字表記では「名創」)なのだが、その横にアルファベットで「MINISOU」と書いてある。
これでは「メイソウ」でなく「ミニソウ」では…
^^;
店名は明らかに「ダ◯ソー」パクった感じがする。そしてロゴデザインは「ユ◯クロ」とよく似ている。そして売っている物は「無◯良品」のようである…。
うまくいいとこ取りしたなぁ…
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日本では超有名な店らしい(笑)
メイソウの店員に聞いてみたことがある。「この店って日本のなの?」
すると店員はこう言った。
「そうだよ。日本に本社があって、日本では超有名で知らない人がいないんだ。君もいつか日本に旅行に行ったら、メイソウが日本にたくさんあるのがわかるよ。」
…ふ、ふーん。そうなんだぁーそれは、知らなかったなぁー、いつか日本に行くことがあったら見てみるよ…(笑)
店にも「100%日本品質」と書かれている。メイソウの店員は、このように答えるよう社員教育を受けているらしい(笑)
上記したように、メイソウは、今は日本にも一応実店舗があるようだが、経営、資本も全て中国国内で行われている完全な中国の会社なのである。
店内にある怪しい日本語
メイソウの店内を見回すと日本語がたくさんある。大きな広告もあり、日本語でキャッチフレーズが書いてあるんだが、この日本語がどうも怪しい。
うーむ・・文法的には間違いはない日本語なのだが、中国語でキャッチフレーズを考え、それを訳した感がありありだ。
しかし、公式ホームページを見ると、創設者は日本人のようなのだが・・・?どう言うことなんだろうか?
その他、店内の商品にはこのようなものもある…これはひどい(笑)
創設者は日本人だが、中国での管理
さらに調べてみると、以前日本の某テレビ番組で取り上げられ、「日本品質と書いてあるが、日本語が酷い!」と揶揄されたことがあったらしい。それを受け、創設物の日本人は「管理が甘かった」と公式サイトで謝罪文を掲載したのである。
つまり、創設者は日本人だが、完全に中国の会社だということである。
店で売っている商品には「日本製」または「日本の会社による管理で作られた」と書いてあるが、上記したような日本語をみるとそれは非常に疑わしい。
商品の品質はどうなのか
では、メイソウ商品の品質はどうなのだろうか。日本語の間違いが結構あるので…どうなの?と思うのだが、まぁまぁ良い物も多い。
思いのほか品質が良く、低価格なのである。製品管理もなかなか良いとも思う。
扱っている商品は多岐に渡り、化粧品、生活用品から雑貨、電気製品など様々だ。
もちろん一流メーカーの物と比べることはできないが、まぁまぁ結構満足できる物が多い。
また、中国ではあまり売っていない生活用品や雑貨を売っているのも嬉しい。
価格は10元(170円)〜と、リーズナブルな値段なので、私は結構愛用させていただいている。
店内雰囲気もなかなか精錬されており、綺麗である。
このため、なかなか人気のある店となっているのである。
ダイソーをパクったメイソウをさらにパクった店も!?
メイソウの人気ぶりを受けて、このメイソウをさらにパクった店も増えてきている。これはその一例
韓国語のロゴになっているが、ロゴのデザイン、店内の雰囲気、売っているもの、どれもメイソウに酷似している。
さすがというかなんと言うか・・である。
^^;
中国のメイソウに行ってみよう
さて、色々書いたが、中国のメイソウの店舗がこれだけ増えているところを見ると、商品の良さが多くの人に認められ、支持されているということなのだろう。「日本品質」を謳ってはいるが、あくまで中国の製品なので、日本進出を果たしたメイソウが日本でどこまでやっていけるのかどうかはわからないが、少なくとも中国では大ウケしているのは間違いない。
私も時々利用する。
中国生活において、メイソウは、生活雑貨を揃えるのに便利な店だと思う。
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この記事へのコメント
まさ
特に携帯電話の充電ケーブルやモバイルバッテリーは
そこらの露店や店で売っているものよりパッケージもしっかりしているし
高品質だと感じています
ペッペケ
ですよね。
私も生活用品を時々ここで買っています。
安くて高品質だと感じます。